PR

Profile

無加自

無加自

Calendar

Comments

円堂@ Re:レッスン感想(7/12)(07/16) 気持ち、本当に大事だと思います。 返…
寿。@ Re[1]:気持のよいコミュニケーション(07/19) 先生、コメントありがとうございます。 …
無加自 @ Re:レッスン感想(7/12)(07/16) 真剣におおきく動こうとする。 いつも…
無加自 @ Re:気持のよいコミュニケーション(07/19) 今回あなたに関してはかなり具体的な リ…
円堂@ Re:「もっと盗めよ!」(07/07) 先生、コメントありがとうございます。 …

Archives

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

格好つけなくていい… New! よびりん♪   さん

18時~イクサガミ … MACKY2008さん

OrangeBox まちゃろくさん
なないろ・まみー☆彡… なないろ・まみー☆彡さん
操体法で体の歪みを… 操体師 りょうさん
2009年01月03日
XML
カテゴリ: 無加自
昨年末、テレビガイドを買って

「うわー、なんだこれ?
 年末年始に見たい番組、ひとっつもねーや」

と、とても残念な感じ。

大晦日は娘の学校のマーチングバンドが紅白に出るというので
友達の顔を必死に探しながら結局まったくわからない(苦笑)
という感じで

大晦日の夜を過ごしてたわけですが


紅白もだんだん飽きて来た。



一人残ったリビングでチャンネルをコロコロ変えるも


つっまんねー。

(ちなみに桜庭の試合もなんだかって感じでした)


で9時半頃かな、

「そういやハッスルってわけのわからん、
 プロレスなのか演劇なのか、ただ話題はよく聞くし

 金髪ぶた野郎のあの人も出るって言うし
 見てみるか」


とチャンネルを合わせたのですが

いっやー、なにあのやな感じ。


別にプロレスファンではないので思い切り安っぽく


ドクター中松とか出て来て昭和の仮面ライダー風な
ド素人な演技とかも、別にいいんです。

ただ、奏葉の芝居は見ててなんかものすご不快。

あの人のことはスキでもきらいでもないってか
どうでもいいくらいにしか思ってないのですが



わざとらしいのに自分ではカッコつけてる風な感じが

とても気分悪かった。


下手なら下手でもいいのに、なんていうか

あの変に真面目に一生懸命ちゃんとやろうとしてるのが
妙に鼻につく。


で、ふと今のうちの会員も、ああなりかねないってか
みな真面目に取り組んでる分、なるよなーって思えて

それもあって9月にやることを延期した。


なので9月にやらなくなったのは、奏葉のせいです。
だから私を恨まないように・・・


下手でもいい。我々はプロじゃないんだし。


ただ同じ下手でも映画「どついたるねん」の元ボクサー、
赤井英和の演技は許せるし共鳴も出来るのに

奏葉の芝居はまったく、許せない。
メールしたろか(笑)


この違いは何だとつらつら考えるに

素人でも、演技力が不足でも、歌の場合、歌唱力が不足でも

自分が残ってるのと残ってないのの違いで

演じよう、って気があるほど、むかつくような。


下手がなんか一生懸命やってんじゃねーよ、みたいな。


黒澤明監督は素人をかなり使う傾向が強かったそうですが

それでも結構いい味を出させる。

それはプロが演出しているかじゃないのかな。


プロが「こうしてください、ああしてください」を
ただ言われた通りやれれば


素人だろうが、プロのいいなりなので
いい演技になるかも知れない。

それを、素人が素人の判断でやると
気持ち悪いのかな。


素人根性が強い人間と経験のない素人でも
プロっぽくなれる人間 には違いがあって

いってみれば、いじられるのがきらいと

いじられるのがスキ。


先日私が制作を受注したHPの業者に提出した
サンプル画像。

向こうのデザイナー曰く、

このサンプルのままでも十分行けると思いますが
試しにちょっと手を入れてみました、

といわれたその作品の方が全然レベルが高い。

文字の位置を少し修正しただけなんだけど

「文字がばらけているとユーザーの目の動きを
 負担させてしまうので

 グルーピングしました」

となったその作品は、私が出した状態より格段に見やすくなっていた。

ほんの少しのことでもやはりプロは違う。

プロなりの知識、経験のあるほんのわずかなアドバイスでも
やはりそこには裏打ちされた実績、という根拠があるので

いい。単純によくなる。


歌を教えていて私が

「そこの歌い方、変。せめてこう歌ったら?」
とアドバイスして

以前から書いているプロ並みの子などは

「あ、なっるほど~」と単純に受け入れるが

「いや僕はこうやりたいんです」

「でもそれ聞いてておかしいよ、次の進行にあってないし
 ベースとぶつかってるから汚く聞こえる」とか言っても

これが僕のやり方、私の個性、と主張する方もいる。

別に本人がそれでよければいい、しかしやはり他の人に聞かせても
評価は得られない。


ライブなどで歌ってそこのスタッフから同じこと言われました、なんて
よくあることですが

そりゃ、音楽知ってる人間なら同じように思うでしょう、ふつー、って
つまり、経験のある人間の誰もが思う普通、を

僕が私が、と自分の薄っぺらい経験やただの思いつき、
つまりは安っぽいプライドに捕らわれていると

下手は下手、変は変 でしかない。



自分はこれでいいと思う、その時

何故そう思うか?

これがとても重要。

ただなんとなく、これが素人。

こういうものでしょう、という時なぜ、そういうものなのか、
これを明快に出来ないなら

疑わなければならない、のにそこで思考を止めるから

これでいいよね、と安易に解決してしまう。


奏葉の芝居がイタ過ぎるのは
だれも演出しなかったからだろう。

もしくはこうやってください、に自分勝手に

思いを込めたとかなんとか、つまりは

余計なことしたんじゃないだろうか。


それを本人は 一生懸命、がんばる と思うかも知れないが
はたから見てたら

りきんでいる、無駄な力入れて悪い意味で頑張っている、
と見えることもあるかも知れない。


頭だけで創り上げた自分なりの演技は
やるほどに薄っぺらく、気持ちの悪いものになる。

言われた通りする、とは言われたこと以外はしない、
ということでもある。

もちろん自分なりに創意工夫は大事だろう、だがその時
演出者と十分な打ち合わせと擦り合わせがあって

はじめて成立する。


こうだからこうする、その時

その決断の根拠と論理はなにか?

そう問われても多くの場合、ない。

なぜならそこまで考えるのは面倒だから。


なんとなく考えて、いい感じだと自分で勝手に決めつけて
思考を停止して

それで実際やってみたら、結果ぐちゃぐちゃ。


思っていたのと全然違う、ってことになる。

その時、全然足りていなかった、と気づくのが本番では
もう遅い、っていうかそれだと

やらなきゃよかったじゃん、のレベルにしかならない。


本番終わって後悔するくらいならやらない方がいい。

無意味だし。


奏葉の芝居はイタ過ぎた。

そこに多くの重要なことが含まれていたという意味で

感謝を表しよう。


ま、視聴率相当低かったそうだけど

そりゃね、そうでしょう。
私もすぐチャンネル変えた口なので。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年01月03日 20時01分10秒
[無加自] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: