椋の木

椋の木

心の筋肉


僕は、筋トレにたまにいくんです。
1時間くらいマシンに座って、フンッフンッってがんばります。

心もこれと同じなんじゃないかなぁって最近ずーーっと思ってます。


体には、足の筋肉とか、腕の筋肉とか、おなかとか。。いろいろある。
それと同じで心にもいろんな筋肉があるんじゃないかなぁ。

例えば、喜ぶ、笑う、人を好きになる。他にも人に感謝するとかね。

でも、きっとそれだけじゃない。

怒る、寂しがる。不安になる、妬む。


そんないろんないろんな感情の一つ一つが心の筋肉だと思っている。

そしてまた、精神力があるとかって言うのは、耐えるとか、見方をすぐ変えるとかそういう筋力かなぁって思う。

ある人は、良く笑うとすれば、その人は「笑い筋」が鍛えられてるんだろう。
でも、別の人は、「怒り筋」ばっかり鍛えてて、怒ってばっかりかもしれない。


バランスが大切なんじゃないかな。

体で腹筋ばっかり鍛えて、おなかを一生懸命割っても、それだけですぐにパフォーマンスがあがるわけじゃない。

それと同じじゃないかな?

笑ってばっかりでも、泣いてばっかりでも僕はダメだと思う。



こんなこと言うと、じゃーどうやって鍛えるんだよ?って怒られそうだ(笑)

僕はこう思っている。

筋トレと同じで、オーバーロード(過負荷)と継続の二つ。
それに加えて、どこを鍛えているかの意識と、負荷を少しずつ増やせれば完璧だろうなぁ。


どういうことか?


まず、継続だが、これは言葉のまま。続けていれば強くなるということ。
すなわち、良く怒る人は些細なことにも、怒りっぽくなるし、良く笑う人は笑いジワが出来ちゃうほどすぐ笑うようになる。

実感ないですか?自分のメインになってる感情ってないですか?

そういうことですね。

で、もって、オーバーロード。
これは、ある一定以上の負荷をかけなければいけないっていうこと。

すなわち、良く笑う人になりたいんだったら、たまには羽目を外して笑ってみる。
思いっきり大声で、もーおなか痛いって言うまで笑ってみる。
(腹筋も筋肉痛になるかも、ダイエットにもなってちょうどいい?w)

漸進性とは、少しずつその負荷を増やして行くってこと。
人に感謝する回数や、レベルを少しずつ変えていけば、ほんとに些細なことにもすごく感謝の気持ちが持てるようになる。


そして、最後。「意識」

これが一番大切。

自分が今、どこを鍛えているのかを意識するかしないかで結果が全然違ってくる。
筋トレでは当たり前のように言われていること。

これって、心の筋トレにもあてはまる。

良く感謝して、よく笑う人になりたいんだったら、普段から意識すればいいんだ。


自分がどんな心の筋肉を強くしたいかを考えて、そこを継続して使っていけばいい。
怒りたくないんだったら、怒りたくなったときに、感謝してみる。

そんなこと出来ない?

まーそういわずに試してみてくださいな。



また、一方で僕はこう思うこともある。

いま、精神的に辛い状況に置かれている人たちがたくさんいる。

そんな人たちは、自分の願望に関わらず、望まない筋肉を鍛えさせられているのかもしれないと。

きっとそれは無駄にはならないんだろう。

しっかりと筋トレをすればそれだけパワーを出せるのだから。

今、毎日が辛い人はきっと、その分強くなれるんじゃないかなと思います。
このことについては、またの機会に。。。


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