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2010年04月14日
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  ・・モンゴルの国境・・



国境

  そこでは 馬に乗った サノ・店長・VB・どん の姿が・・


サノ 「VBさん!どうやら・・モンゴルとヤクーツクの国境のようです♪」


VB(☆☆☆☆☆) 「そのようなのね。」


店長(☆) 「VB君、どうするんだ? チョクチまで・・直進でヤクーツクを越えるのか?」

地図
↑ヤクーツク経由の最短ルート


VB 「それも問題なのよ・・・ウラジオストクを通って東の方面から向かった方がいいかもなのよ。」


店長 「え?でも・・それじゃ~距離は倍になっちゃうぞ。」






店長 「ゼレーニン?やけに偉そうな名前な盗賊団だな~?」 


どん 「「スターズ」にも「へのへのもへじ」にも属す気の無い奴らさ・・・自ら達で「スターズ」「へのへのもへじ」に次ぐ 第三戦力をうたっている武装盗賊集団だ・・」


店長 「ぶっ、武装盗賊集団!?(汗) 遠回りだけど!ウラジオストクから行こう!(キッパリ)」


サノ 「ワタシも危険より時間がかかる方がイイと思います!(キッパリ)」


どん 「ワタクシも太陽様と同意見!(キッパリ)」


VB 「どうやら満場一致でキマリなのね・・遠回りだけど・・東を目指すなのよ。 (ゼレーニン盗賊団は・・女子供には手を出さないからワタシとサノは全然、大丈夫だけど・・どんと店長は危ないから仕方ないのよね。)」



   サノ達は 東の海を目指し 馬を走らし始めました!






  翌日・・




   ・・・ヤクーツクの国道・・・

ヤクーツクの国道


   そこでは・・


   いかにも豪華そうなベンツと その後ろにジープ1台(傭兵乗車)が





父(☆☆☆) 「運転手よ・・今はどこだ?」


運転手(☆) 「はい・・もう30分で・・ヤクーツクの国境です・・・そろそろ安心です・・」


父 「ほっ・・(安堵) どうやら・・大丈夫だったようだな・・この国で傭兵を雇って正解だった・・ゼレーニンも銃を持った兵隊がいるなら・・容易に襲ってきたりはせんだろう・・」


母(☆☆) 「あなた・・良かったですね・・この国は・・もう安心して住めるようなところではありません・・・はやくウランバートルに行って新しい家を見たいわ・・」


父 「プール付きの3階建ての豪邸だ・・娘もきっと気にいる・・」





父 「いいんだ・・娘よ・・」



   その時・・


   ベンツは急に・・  速度を落し始めました・・



父 「どうした?」


運転手 「旦那様・・・どうやらこの道は・・・ゼレーニンに・・民間検問を張られていたようです・・」


父 「民間検問?・・・まさか?(汗)」


運転手 「あの「Z」の旗・・・ゼレーニンの旗です・・」



父 「なんとかならんか?逃げることは出来んのか?」


運転手 「逃げれば皆殺されます・・戦えども皆殺され・・・しかし・・従えば・・女だけは助かるかもしれません・・」


父 「抵抗せずに止まってくれ・・家内と娘の命は助かる・・」


運転手 「神よ・・・我々をお救いください・・」



   そして・・



   ベンツは止まり・・



   傭兵を乗せたジープも止まり・・



   車の周りには・・


   たくさんの武装した盗賊に囲まれました


   盗賊の一人が  止まったベンツの窓をコツコツと叩き・・


   運転手は窓を開くと・・


盗賊 「みんな・・出ろ。」


運転手 「分かりました。後ろの傭兵もワタシ達も抵抗しません。」


  母と娘は 父を心配そうに見ながら・・


母 「あなた・・」

娘 「おとうさん・・」



父 「家内に娘よ・・何があっても・・決して・・騒ぐんじゃないぞ・・」


  そして・・


  父・母・娘・運転手・傭兵数名は一箇所に集められると・・



  武装した たくさんのゼレーニン盗賊団の中から・・


ゼレーニン盗賊団


  青いベレー帽を被った 性格の悪そうな男が現れました・・



青いベレー帽の男 ポビッチ(☆☆☆☆) 「ワタシの名はポビッチ・・・。 キミ達は・・・この国(ヤクーツク)から・・・モンゴルへの脱出を試みていたのか?」


父 「・・・。」


ポビッチ(☆☆☆☆)「質問にはすぐに答えた方がよい・・ワタシの質問は・・ゼレーニン様の質問と一緒だ・・」


父 「ヤクーツクから・・・モンゴルへの脱出をしようとしてました・・・。 どうか・・・・妻と娘と・・運転手と傭兵達の命は助けてあげてください・・・ワタシの命はどうなってもよい・・」


  ポビッチは 二ヤっとしながら・・

  父の肩をポンと叩き・・



ポビッチ 「どうですか?二人でお話しでも・・・」


父 「ああ・・かまいませんが・・ (助かるのか? 金で済むかもしれない・・意外と優しい奴らなのかもしれないな・・)」




   そして・・




   少し 離れた場所で 二人だけに・・



ポビッチ(☆☆☆☆) 「我々は・・決して野蛮な盗賊集団ではありません・・」


父(☆☆☆) 「・・・。」


ポビッチ 「メンバーそれぞれが・・ゼレーニン様の思想を胸に抱き動く・・いわば・・第二の「へのへのもへじ」の様なもの・・」


父 「詳しく聞かせてください・・」


  ポビッチは 少し二ヤっとして・・


ポビッチ 「今の時代は・・「スターズ」と「星無し(へのへのもへじ)」の戦争は止められない流れ・・それは、あなたもご存知でしょう?」


父 「確かに・・」


ポビッチ 「このヤクーツクの国を出ようとも・・☆人間のあなたはいずれ・・戦争が起きれば・・星無しから弾圧され・・死ぬ運命には変わりありません・・」


父 「・・・。」


ポビッチ 「あなたの大事な娘さんや奥様も・・悲しい運命になることでしょう・・」


父 「そうならないように・・最善のコトはしようと思ってるが・・」


ポビッチ 「最善のコト? それがあるとすれば・・ゼレーニン様のために働くことだと思います・・・」


父 「ゼレーニン様のために?」


ポビッチ 「彼女の思想は・・・☆人間と星無しの共存社会・・・」


父 「確かにそれが理想ではあるが・・しかし、それは無理だ・・。他の「スターズ」と「へのへのもへじ」と規模(戦力)が違いすぎる・・。」


ポビッチ 「それは違う・・・戦力など・・一人のウエポン(存在)で大きく左右する・・」


父 「一人のウエポン?」


ポビッチ 「太陽と呼ばれる女を・・ゼレーニン様は探している・・。」


父 「太陽?」


ポビッチ 「これは中国で得た情報だ・・。

       よく覚えておけ・・太陽の特徴はヒザまで伸びた黒髪

       そして・・

       エロそうな テンチョウとか言うオヤジと・・

       VBと言う 目のイッテル20代後半の女を連れて

       ボロイ軽トラでチョクチへ向かい移動してるそうだ・・




       お前と妻だけは モンゴルに行かしてやるから・・

       その女を見つけたら・・


       連絡してこい・・


       もし 見つからなければ・・


       娘と他の輩(運転手・傭兵)の命は無いと思え・・


       死ぬ気で探せ・・  」



父 「その女を・・・見つけて連絡すれば・・娘の命は助けてくれるのか? そしてワタシの命も?傭兵や運転手も?」


ポビッチ 「娘の命も皆の命も約束する・・。 ワタシは ゼレーニン様の命令で・・このヤクーツクの国境近くで10日以上・・兵を率いて太陽を待ってるが・・いっこうに現れん・・。お前が探して来い・・おそらく・・奴らはモンゴル国境沿いを東の方へ行ったと思われる・・・」



  (続く)





★へのへのもへじ 人物名鑑 その2 ★


  ゼレーニン(☆☆☆☆☆☆☆(自称)) 29歳女性


  白髪で 冷たい顔


  アルゼンチンで死んだ ジェイソンの一人娘


  父譲りの ズバ抜けた戦闘力を持つ



  2年前・・  時代の混沌に乗じて


  小国(ヤクーツク)で 仲間の傭兵と蜂起して

  「ゼレーニン盗賊団」を立ち上げた 


  現在 ゼレーニン盗賊団の数は 数千人に及び・・

  「スターズ」「へのへのもへじ」に次ぐ「第三戦力」と化す



  好きなもの  結束 約束 束縛 


  嫌いなもの  へのへのもへじ  スターズ







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最終更新日  2010年04月14日 22時32分13秒
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