ジューダス奮闘記







完全に寝不足だ・・・」
ジューダスはベッドからしんどそうに起き上がると頭を抱えた。
外から聞こえる子供らの声が頭にひびく。
「うぅ・・・もう朝か・・・?」
ロニのうめき声にも似た声が聞こえた。
「すまない、起こしてしまったか」
「大丈夫だ・・・」
「そうか、ならいい」
「おっ、なんだジューダス。妙にやさしいじゃないか」
ロニが皮肉そうに苦笑しながら言った。
「う、うるさい!」
頭痛を吹き飛ばすぐらい珍しく怒鳴った。
「はいはい、喧嘩はそこまで。朝ごはんできてるけど食べないの?」
いつの間にかナナリーが部屋へ入ってきていた。
「なんだナナリー・・・いたなら言ってくれよ・・・」
「あんたが気付かなかったんじゃないの」
「一言ぐらいかけてくれよ・・・常識だろ?」
「・・・あんたそうとう元気だね。朝ごはんぬきにしてもいいんだよ!」
「それは困る!!」
それだけ言い残すと疾風の如く食卓へ走っていった。
「本当に元気だねあいつは・・・さぁジューダスも食べなよ。温かいうちにさ」
「すまない」
まだ少しだるそうだったが体を引きずるように歩いていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁ~食った食った!」
「あんたは食いすぎなんだよ・・・」
ナナリーが半ばあきれた目でロニを見た。
「それよりナナリー、昨日にも話したが事態は分かったか?」
真面目な話なのでナナリーの顔も自然と真面目になった。
「ようするにエルレインってやつに過去へとばされて、仲間とはぐれたって訳だろ?それであんたたちはたまたまホープタウンにとばされた。それで合ってるだろ?」
「そんなところだ」
「へぇ~ナナリーって意外と物分りいいんだなぁ」
「ロニの昼ごはんなし!」
「冗談だよ冗談」
「あんたの冗談は冗談に聞こえないよ・・・」
どうも真面目な雰囲気が苦手らしくロニはもうヤル気をなくしている。
「どうせあんたたち仲間がどこにいるかわからないからヒマでしょ?ついでにあいつたちと一緒に遊んどいてくれない?」
と、目線をかえるとそこには窓からのぞく数人の子供がいた。
「村の子供だよ。なんせ小さな村だからね。異変があったらすぐにわかるよ」
「それはいいけどよぉ、俺等は異変扱いかよ・・・。じゃぁカイルとリアラはどうすんだ?」
「それは私にまかしときな。今からナントカって街に買出し行ってくるから。ついでに探しといてやるよ」
そういい残すとナナリーは奥の部屋へと荷物をとりにいった。もう用意していたらしく1分をしないうちにもどってきた。
「じゃぁ行ってくるよ!あいつらと仲良く遊んでいてくれよ。特にロニ!泣かしちゃだめだよ!」
のしをつけて注意をしたナナリーだった。

あとがき
 一応これで前半は終りです!奮闘記ってなわりには全然何もしてないやないか!って言わないで次のを読んでください!そうすればきっと・・・




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