ペチュニアのピンチ(摘芯)
ピンチ(摘芯)のメカニズム
ピンチ(摘芯)の方法
写真は第一園芸のブリエッタです。
赤丸で囲った部分を摘芯してみましょう。
ちなみに、ブリエッタは摘芯しなくても腋芽がよく伸びます。
実際には、鉢からはみ出した枝を2週間に一回程度切るだけで 十分大きな株に育ちますし、その方が花付きも良くなる印象が ありますよ(^^)。
開いたばかりの芽だけでなく、その下に開いている葉をつけて切ります。
成長点を切るのが目的ですから、神経質になる必要はありません。 枝をよく見てみると、枝先だけ色が違っています。 この、色が違っている部分を切ればよいのではないでしょうか。
注意点はただ一つ。
切って残った部分に、葉が一枚以上ついていなければなりません。 なぜなら、腋芽は葉脇から出るからです。
腋芽が伸びたら、その枝先をピンチしても構いません。 たくさんの枝先をピンチした場合は、発芽促進を狙って 液肥を与えます。
花を開花させる時期をコントロールする場合は、 蕾も摘み取ります。(摘蕾:てきらい) 蕾も『成長点』ですd(^-^)!
ピンチ(摘芯)のタイミング
私はおおよそ、以下のようなタイミングでピンチを行います。
これが正解ではありませんので、自分流を探して下さいね(^_-)-☆
サフィニア(サントリー) ・植え付け時。
・鉢の半分程度に育ってきたとき。
・枝先が鉢からはみ出たとき。
・蕾が出来はじめたら、開花時期を決め、
それまでは摘蕾。ブリエッタ(第一園芸) ・植え付け時。
・開花時期を決め、それまでは蕾ができたら摘蕾。
・徒長枝が株姿を見出したら、その枝を摘芯。ミリオンベル(サントリー) ・植え付け時。
・開花時期を決め、それまでは蕾ができたら摘蕾。
・開花時期に合わせ、株姿を整える意味でピンチすることもあり。ペチュニア全般 ・基本的に植え付け時は必ず摘芯。
・ピンチを多く繰り返すと、葉が密になり力強い株になる。強健で
冬越し率が高くなる印象がある。ただし、風通しが悪くなり、
蒸れる可能性もある。
・ピンチを少なめにすると、花が多くなるような印象がある。
ただし、風にあおられて茎が折れてしまうなど、強健さに欠けるか?