I want to・・・

I want to・・・

香水


どうしてもあの香水というものは苦手で
匂いを少し嗅ぐたびに咳き込んだ

周りを見ないで
自分を激しく主張してるみたいで
苦手だった


愛するあの人は
いつも香水をつけていた
甘い香り
苦手な匂いだった


けど
あの人がつけているから
あの人が好きな匂いだから
好きになれた



相変わらず香水は苦手で
いつも嗅ぐたびに咳き込む

ただ昔と違うことは

あの人が好んだ香水だけは
普通に呼吸ができる

でも
どこか息苦しく感じるのは
なんでだろう?




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: