血と涙



血と涙

渦を巻いて消え落ちた
穴へと続く赤い道筋
傷跡から零れ落ちる涙
目から流れる血

どうか温かく
あたしがここにいることを
認めさせて欲しい

天井から覗く悪魔に
あたしは愛想笑いを浮かべる
すると悪魔は微笑んで
あたしから心を奪っていく

青ざめた白い顔
生きていることの証

「帰らなきゃ」
あたしは呟くのに
どうしよう?
帰る道を忘れてしまった

「どこかへ向かわなきゃ」
あたしはどこに向かってるの?
どこかを目指してる

血と涙も通わない場所へ


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