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のっち611 @ お久しぶりです! rydiaさんどうしてるかな~っ思ってました…
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rydia crystal

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2006年06月08日
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カテゴリ: 私のカラダ

衝撃的なあの日から、もうすぐ1週間になろうとしている。

6月3日AM。

ある初体験な出来事を、笑い話として、ブログにレポートするつもりでいた。

笑い話どころの話じゃなかった。

約1万円の診察費と薬代を払い、痛い思いをして得たもの・・・

それは、

子宮内膜症、そして、ソレに伴う子宮腺筋症、卵巣嚢腫。

・・・一部の嚢腫はチョコレート嚢腫になっていた。 

クスコを入れる痛み、内診の痛み、経膣エコーの痛み、

その先にあったのは、生殖器の反乱だった。

子宮内膜だけでなく、子宮筋層や卵巣内でも、生理が起きている、

つまり、内出血が起こり続けていた。

右の卵巣は腫れているが、生理前だからかもしれないので、経過観察。

左の卵巣には明らかにいくつもの大きな嚢胞があり、

一部は古い血液の溜まり場となり、エコーに白く映っていた。

耳を疑った。。

私がNsだと知っているので、

「学校で習ったと思うけど・・・」と、

先生は淡々と話していく。

でも、先生の話が耳をスルーする。

聞いているけど、頭に残らない。

どんどん頭が真っ白になって、泣くのをこらえるのが精一杯だった。

帰り道、徒歩10分もかからない距離なのに、

泣き叫びそうで、しゃがみこんで泣いてしまいそうで、

職場の人たちに会わないように、必死で早足で帰った。

引越しの手伝いに行かなきゃ!もう2時間も経ってる!

今から行くって電話しよう!!

そう思い立ち、Kに電話して、Kの家に向かった。

Kには、レディースクリニックへ行くことだけは言っていた。

その日しか予約が取れず、引越しの手伝いを

急遽遅れていくことになってしまったからだった。

K「(診察は)どうだった?」

R「うん、だいじょうぶやったよ。」

K「そうなんやね、よかった。」

話はそれだけで終わり、別の話題にそれた。

入籍前に新居へ引っ越すKは彼の親族に戸惑い、

結婚と新しい生活のことで、頭がいっぱいで、

多分、追求する余裕はなかった。

助かった。Kも看護師だから、つっこんで、きかれたら泣いてしまっていた。

平然と振舞うことで精一杯だった。

昔から毎月訪れるソレの痛みは強く、量も多かった。

昔からだったから、私の場合はこうなんだと思っていた。

コアグラが混じる、薬をのまないといられない、

生理1週間前から、下腹部や腰の痛み、頭痛、吐き気、

そして、気分の落ち込み。。。ずっと前からあった。

なにやってたんだろう。

Nsなのに、自分の異常に気付いてあげれなかった。

昔から痛みはあっていても、

おそらく疾患として症状が出始めたのは、20代くらいからだろうとのこと。

5月25日、そして、26日。

生理でもないのに、冷や汗がでるような下腹部の痛みに襲われ、

私は・・・私は、初めて危機感を感じた。

しかも、留学した後じゃあ、保険がきかないし、

今のうちに心配のタネは解消しとこう!ぐらいの気持ちだった。

「来てよかったね」サバサバと話す、その女の先生は言った。

来てよかったなんて思えない。

子宮腺筋症は閉経するまで子宮が硬く大きくなり続け、

妊娠しても、子供の育ちが悪い。

私の子宮はすでに、正常範囲を越えて大きくなっていた。

月経過多、月経前症候群・・・俗に言うPMS。

それも、子宮内膜症から来るものだった。

卵巣は嚢腫の場合、水や血液が溜まっていることが多いが、

腫瘍になる場合もあり、もし、検査でみつかれば、

MRIをとって、良性か悪性か判断しなければいけない。

私は、子供が産めるんだろうか・・・

やっと、自分を好きになってきたのに。

やっと、自分の家族を作りたいと思えてきたのに・・・。

やっと・・・。

また、自分を嫌いになってしまうよ。

私はどうしたら、いいと?

私がナニをしたって言うと?

1人になると、目線は下を向き、涙があふれてくる。

考えないようにしよう!

誰にも言うまい。

Kにも、お母さんにも。

お母さんは多分、精神的に耐えれなくなると思う。

動揺し、取り乱し、

なんであんたばっかり・・・と、嫌そうに言われたくはない。

仕事も普通にしてればいい。

落ち着いて、普通に。。。

仲の良いトモダチに、聞かれても「だいじょうぶやった」とだけ話した。

直視できなかった。

だって、泣いてしまうから。

そして、どんな優しい言葉も、今の私には、

ひね曲がって聞こえてくる。

ココロがシャットアウトしてしまう。 

「当事者じゃない、アンタには、わかんない!!」と、 

多分、ひどいこと言うかもしれない。

大切なトモダチに八つ当たりしたくないし、

そんなことをする私もみたくない。

だから、言わない。誰にも言わない。

でも、ちょっとだけ、吐き出す場所が必要だった。

二つの表情を使い分けていくには、必要だった。

そうじゃないと、どこかでバランスがくずれてしまいそうだから。

書くのには抵抗があった。戸惑いも葛藤もあった。

いつも読んでくれている人たちも戸惑わせてしまう。

でも、自分の日記にしか吐けないから。

吐きました。

6月4日。

現実逃避をする間もなく、翌日、今月のソレはやってきた。

「アナタにとっては一石6鳥くらいの効果だから絶対飲むべきよ!!」

と、処方された低容量ピル。

有無を言わせず、考える余地なく、ソレがやってきたことで、

 指示通り、黙って内服を開始した。

明日、6日目。。。そして、再来の日。

せめて、右の卵巣だけでも元気であってほしい。

全てダメになるかは、まだ、わからない。

でも、希望がないと、未来が見出せない。

もうすぐ準夜勤に行かなきゃ。。。

涙を拭いて、顔を洗って、

何もなかった顔して仕事してくる。

そのときは、唯一、病人じゃなくって、Nsだから。。。

NICU&小児科で働いて5年目。

自分が産めないかもしれないとわかって、

子供を見るのがつらい。

 でも、さらに愛おしくも感じる。






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Last updated  2006年06月08日 16時16分09秒
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