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転んだら何度だって起きあがろう・・・
自分が信じる道をまっすぐ見つめ、一歩一歩進んでいけばいい。
そう、もう一度がんばろうと思っていた。
でも、現実は簡単じゃない。
先日の日記の後、気持ちを半ば奮い立たせ、
中州界隈へ出かけてきた。
行ってみるとなかなか楽しかった。
しかし、問題は後半のカラオケでのオール。
そこのクーラーが各部屋管理ではなく、
効き過ぎで、風邪気味の私はダウン。
何度か切ってもらってたけど、
元気な同期の子たちは、ずっとその中にいるのは難しく・・・。
でも、結局その翌日の夜38.5℃まで熱が上がり、
おまけに、喘息発作もでてしまい、 仕事も休んでしまいました
マジ、なにやってるんだろう・・・
喘息発作も最近は出ていなかったのに、
今回は不安も相まってか、なかなかおさまらず、
とうとう自分用に吸入器も買いました。
仕事も本当にギリギリ滑り込む毎日で・・・。
先日のMRIでも、わざわざ、早めにと考え、
深夜勤務明けに予約を入れたのに、
風邪をこじらせ、喘息発作がおこってしまった後だったため、
造影まではできずに終わりました。
そして、今日、各検査の 結果を聞きに病院へ。
MRI:両方の卵巣に嚢腫が数個あるのは、間違いなく、
子宮内膜症も確定。ただし、今のところ悪性の腫瘍などはみとめない。
腫瘍マーカー:CA19-9が93.5(正常値37程度)
名前は忘れたがもうひとつの方は正常範囲内だったけど、
このCA19-9が異常に高かった。
このマーカーの場合、卵巣だけでなく消化器系が悪くても上がり易く、
高くっても何も異常が見つからない場合もある。
ただし、大丈夫とは保障できない。。。
と、いうことで、 消化器内科にかかることになりました。
とりあえず、3ヶ月に1回生理を起こしていく
シーズンピルという飲み方に切り替えていくことになりました。
今日で1シートの プラセボ(偽薬)2日目だったため、
即座に、新しいシートを開始しました。
これからの課題はやはり子供が将来できるかという事。
妊娠する過程で腹腔鏡で卵巣と卵管の癒着の有無や程度をみて、
必要ならば、癒着を腹腔鏡下でとらないといけません。
また、ピルを飲み、生理を止めていくことで、
卵巣の嚢腫や子宮のサイズが少し小さくなる可能性はあるが、
絶対ではない。子宮内膜症からの合併なので、
子宮筋腫のように簡単に切除することも難しい。
切除することで、癒着を促してしまうこともあるそうだ。
先日の昼休み、唐突にあるNsが自分の体について話し始めた。
彼女は40代で独身。結婚歴もなく、エキスパートナースといった感じ。
彼女は30代の時に卵巣の嚢腫や腫瘍がみつかり、
気付いて病院にかかった時には、すでに出血し、癒着もひどかったそう。
手術をし、癒着をとり、大量の出血のため輸血寸前だったそう。
そのあとも、内分泌療法とかを行って、徹底的に腫瘍をたたいたそうでした。
同年代のスタッフだけが淡々と質問したりしていて、
若手の子はみんな、ただ、黙って話をきいていました。
ナニも言えませんでした。
何を言ったらいいのかもわかりませんでした。
だからといって、「実は、私も・・・」と打ち明ける気にもなりませんでした。
私は、私は泣き出しそうでした。ギリギリでした。
なぜ、今、そんなことを彼女は話すんだろうと
半ば、嫌悪感さえ抱いていました。
午後の仕事を始める前に、泣きだしてしまいそうで、
リネン庫に駆け込んで涙ぐむ顔を上に向け、
深呼吸を何度もし、「ダイジョウブ、ダイジョウブ。」と、
呪文のように唱えて気持ちを落ち着かせて、
また、仕事を始めました。
毎日、やっぱり家に帰ると職場で押さえ込んでた思いや不安があふれ、
気持ちが鬱々として、泣いてしまいます。何もする気も起こりません。
今日は、 いつまで泣いていたでしょうか・・・
泣きつかれて夜まで眠ってしまっていました。
どっかに消えたい。
何もしたくない。
なんで、うまくいかないんだろう・・・
留学はするなってことなんかな・・・
留学したら、なかなか来れなくなるからと、
鹿児島の祖母の墓参りに行った時は玉突き事故にあい、
留学先を決めようかという矢先にこんなんことになって・・・
なんか、留学するなといわれているみたい・・・。
カナダでNICUのNs・・・今は、夢じゃない。
子供が好きで、赤ちゃんが好きで小児科にいて、
自分は産めないかもなんて、バカみたい。
簡単に性行為をして、できちゃった、産んじゃった、
育てる気がないから捨てちゃったって赤ちゃん見てきた。
生まれてくることを望まれず、トイレの便器に産み落とされた赤ちゃん・・・
乳児院に行った赤ちゃん、たくさん知ってる。
不公平だよ。
なんで、私なの???
ねぇ、なんで?
私がナニしたの?
何かの罰なの?カルマなの?
私の夢は、カナダでNsになることなんかじゃない。
私は、ただ、自分の家族が欲しかった。
自分だけのあたたかい家族が欲しかった。
ただ、自分を好きになりたかった。
留学も、それが1番の目的だった。
結婚間近のK。
いつも、準備でバタバタしたり、相手の家族の事で 悩んだり、
周りをみる余裕は全くなさそう。
親とも話はするが、Kの結婚のことや親の仕事のグチがメイン。
そして、時々、カナダに自分が会いに行こうかなどと、
留学についても話し、少しずつ受け入れてくれていた。
幸せがやっと訪れた家族に、不快な思いはさせたくない。
トモダチや同期の子も
結婚間近の子や結婚前提の彼氏がいる子ばかり。
誰にも、話せない。幸せを壊す気はない。
幸せになって欲しい。不快な気分にはさせる気はない。
そこまで空気読めない子じゃない。
誰にも話したくない。誰になんていわれても、
ココロがゆがんでる今の私には、多分、同情や哀れみにしか聞こえない。
誰に言ったところで、全力でなじり、当り散らし、傷つけてしまうから。
ひとりで、泣いているのは怖いし、きつい。
でも、このまま、同じ毎日をあと3ヶ月。
何事もなかったかのような顔でKの結婚を祝い、
そして、姿を消そう。
希望の光がないわけじゃない。
でも、異国で、不安を抱えて、全貯金かけて人生を賭ける自信も気力もない。
いつか、子供を産んだ時に笑い話のように 家族に話そうと思ってたんだけどな。。。
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