さるのちえ

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2005年06月17日
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カテゴリ: 伝統文化芸能
十一代目市川海老蔵襲名披露興行は、五大劇場興行のしめくくりとして、福岡・博多座で華やかに開いている。十二代目團十郎の口上で始まる「助六由縁江戸櫻」の評判がいい。

主な配役は、助六は言うまでもなく、新之助改め、海老蔵が勤める。
三浦屋揚巻を菊之助。三浦屋白玉を亀治郎。福山かつぎを男寅改め男女蔵。髭の意休を左團次。くわんぺら門兵衛を段四郎。朝顔仙平を正之助改め権十郎。曽我満江を田之助。通人を亀蔵。国侍を十蔵改め市蔵。
と、綺羅星の如しである。

助六については、この日記に何回か記載してあるので、ここでは、助六の意休に対する台詞を取り上げてみたい。テレビの中継などでは、その台詞のなかに出てくる、いわゆる「差別語」は削除されている。それは、意休という人物が、果たして何者なのかということから解明されなければならないと思う。

とりあえず、その「問題の台詞」を挙げてみる。それは、助六が髭の意休の頭のうえに下駄を載せて喧嘩を吹っかけるシーン。
『どうだなどうだな、なぜ物を言わねえ、唖か、聾か、(刀を)抜きゃれな抜きゃれな、ハテ張り合いのないやつだ。猫に追われた鼠のように、チュウの音も出ねえな。可愛や、こいつ死んだそうな。よしよし、俺が引導渡してやろう。如是畜生発菩提心、往生安楽どんくゎんちん、ハハハハハ、イョ乞食の閻魔さまめ』

と、まあ差別用語が連発される。NHKがカットするはずである。先に述べたように、意休の正体を解明しなければならないが、いわゆる「士農工商エタ非人」と言われた差別社会に関わっているのではないかというのが私の考えである。さらに深く勉強していきたいと考えている。







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最終更新日  2005年06月17日 19時20分40秒
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