わたやんの健康・快適シニアライフ

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◇心の病気対策

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最近3年間でみると、企業での「心の病」について約6割が増加傾向にあると回答。
年齢層別では30歳代が最も多く、仕事の精神的負担、処遇制度の不満、 定年後の不安などを理由にあげている。

財団法人社会経済生産性本部は、全上場企業の人事労務担当者を対象に、企業のメンタルヘルスに関する実態を分析・解明することを目的に調査を実施して268企業の回答を得た。

1.企業における「心の病」の実態 ~産業人を取り巻く状況は悪化
  1.最近3年間の企業における「心の病」は、約6割の企業が「増加傾向」と回答。

  2.「心の病」による「1ヶ月以上の休業者」は、66.8%の企業で存在。

  3.最も多い疾患は「うつ病」であると、85.8%の企業が回答。

  4.「心の病」が最も多い年齢層は、約半数の企業が「30代」と回答。

2.メンタルヘルスへの取り組み ~管理監督者の役割と機能を重視
  1.具体的なメンタルヘルス施策は「管理者向け教育」が、62.3%とトップ。

  2.「4つのケア」(旧労働省指針)の企業における優先度では、ラインケア」を重視。

  3.「管理監督者に相談しやすい雰囲気づくり」を期待している企業が、3割弱。

  4.「安全衛生委員会」で取り組みを推進している企業が、半数を超える。

3.施策と「心の病」との関係~不調者を増やさないアプローチが効果的
  「心の病」の増減傾向が「横ばい」の割合が高いか、「増加傾向」の割合が低い企業の特徴 

  1.「メンタルヘルスの取り組みの考え方・目的」では、「不調者・病人の早期発見・早期治療」より「労災・事故等の発生防止」「疾病予防・健康の保持増進」が効果的。

  2.「4つのケア」優先度では、「ラインケア」重視の企業が、対策の効果を挙げる。

  3.「管理監督者に最も期待している役割」では、「業務内容(仕事の質)の管理」「能力発揮のための育成・指導」を求める企業が、不調者の増加抑制効果を回答。

4.30代を取り巻く状況
  1.30代を中心に「仕事への負担感のなさ」「将来への希望」「評価への満足感」が落ち込み、10年前との比較では、負担が増大し、評価満足感も急激に下降。
  2.30代の精神的負担感、定年後不安、処遇制度への不満が顕著に。

▼10年前との比較で、否定的な回答への応答率増加が30代で顕著である項目
   「仕事がつらくてとても疲れる」「職場にいるときは、いつも気持ちにゆとりがない」「定年後の生活に不安を感じている」 「現在の待遇にとても不満である」


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