わたやんの健康・快適シニアライフ

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◇重要な救命手当て

「わたやんの健康・快適シニアライフ」にお立ち寄り頂き有難うございます。

◎救命手当て

出血 意識 呼吸 まず確認

お年寄りのいる家庭では、急病などで突然倒れた場合に、あわてないで救命手当てをする方法を知っておくとよいでしょう。症状によっては一刻を争う事態となり、救急車をただちに呼ばなければなりません。その際の措置の仕方が、本人の生命を大きく左右します。

「事故や急病などの緊急時には、『救急車が来るまでは何もしない方がいい』と思われがちですが、それは誤解です。

お年寄りの生命を助けるために、家族や周囲の人間が最善を尽くす必要があります」と話すのは、財団法人「東京救急協会」の応急手当教育指導員、斎藤昇さんです。

心臓停止を3分間、呼吸停止を10分間放置すると死亡率は50%になるそうです。一方で、救急車が到着するまでの平均時間は東京都内で6~7分だといいます。「この空白の時間に適切な救命手当てができるかどうかが生死の分かれ目となります」と斎藤さん。

そこで、いざという時のための手当ての手順の基本を教えてもらいました。

お年寄りが倒れているのを発見したら、まずは大量の出血がないか確認します。

出血個所にはガーゼや布をあて、手で強く圧迫し、包帯などを強めに巻いて止血します。

次に意識の有無を確認します。肩をたたきながら呼びかけ、手足の動きなども含めた反応が全くなければ、すぐに119番通報します。

うつぶせに倒れている場合は、首や頭を動かさないよう注意しながら背後から呼びかけます。

意識がある場合は、本人に容体も聞いて医師への連絡などの措置を取ります。もちろん、緊急性があると判断したら救急車を呼びましょう。

意識がない場合、救急車を呼んだら、気道を確保します。舌やあごの筋肉の緩みで、のどがふさがれ窒息の恐れがあるためです。

うつぶせの場合は、首や頭をなるべく動かさないままあおむけにし、気道を確保します。

ただし、けいつい損傷など首を痛めた恐れがある時は、頭と首を動かすことはしないで、下あごだけ持ち上げます。

気道を確保した上で、呼吸の有無を確認します。

呼吸がない場合は、イラストのように「人工呼吸」を2回、それでも反応がない時は「心臓マッサージ」へとステップを踏みます。心臓マッサージは、柔らかい布団の上などは適しておらず、硬い床の上に移して行います。

一方、呼吸がある場合は「回復体位」という姿勢に変え救急車の到着を待ちます。嘔吐(おうと)物などによる窒息の危険を避けるのが目的ですが、けいつい損傷などの恐れがある時はそのままにします。

この中で心臓マッサージは、思ったより力が必要で、内臓や骨を痛める危険性もありますが、緊急時には人命救助が最優先です。

このため「家庭では絶対に練習しないでください」と斎藤さんは強調します。心臓マッサージを含めた救命手当ての方法については、各地の消防署などで人形などを使った講習会が開かれているそうです。日程などを問い合わせ受講してみるのがお薦めです。


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