♪知ってる人は知っている♪

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◆4話♪



鏡に映る自分に問いかける

「お父様のしようとしていること・・・。それが平和のためだと・・・そう言っていた」

3年前と同じ・・・いや、それ以上のことをすることを頭が受け入れようとしなかった

「私は何を考えている・・・。お父様の目指す世界こそ、平和なのだ・・・ この力だって・・・・」

3年前のあの日・・・・ユナは人を殺した・・・・たくさんの命を奪った・・・ 平和のために

「私は、また命を奪うのか・・・・? あの時のように?」


―3年前―

燃え上がる城の中で、ユナは一人の男と出会っていた

「貴様、何者だ! 暁姫はどこにいる!」

「さぁね・・・ 言うと思うかい?」

「そうか・・・・ならば力ずくでも、聞かせてもらう」

「君は― 何のために、戦っているんだい?」

「な・・・何を言っている?」

突然の男の質問にわずかに戸惑う・・・・

「そんな力を使ってまで、何をしたいんだ・・・」

「私は・・・・私はお父様のため・・・お父様が望むもののために、戦っている」

「その、お父様が間違ったことしている・・・としてもか?」

「貴様!! お父様を侮辱するか。 許す訳にはいかない・・・この場で死んでもらう!」

「本当に正しいと、思っているのか?」

「うるさい!」

「自分の娘に、人殺しをさせる父親を?」

「・・・・・・・ッ」

「ホントはわかってるんだろ? こんなこと間違ってるってことを」

父親のしていること、彼の言っていること、そして・・・・・自分やっていること・・・

その全てが、ユナを悩ませ、苦しめ、理性を奪った・・・・

「黙れ・・・・ 黙れ黙れ黙れ―!! 私は、私は・・・・私を迷わせるな・・・ クサナギ―!!



「はぁ・・・はぁ・・・・・」

気を取り戻したとき、城は殆ど燃え落ちていた・・・・ 服や体には、血をこれでもかというほど浴びていた

「ユナよ・・・・よくやってくれたね」

「・・・・・・はい、おとう・・・さま」

ユナは泣いていた・・・ 何も分らない自分が嫌で、怖くて・・・・それでも、父親を信じたくて・・・・



その気持は今も変わらない・・・・ 例え、それがどんなことであろうと、側にいて役に立ちたいという気持は

「もうすぐはじまる・・・・ お父様の望む世界。それは、私の望み・・・・ 今度こそ必ず、暁姫を・・・」

けなげで、それでいて強い彼女の願いを連れるかのように、日は沈んでいった・・・


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