What am I doing in LA?

What am I doing in LA?

最初の困難



も新車を買ってもらって、彼も持っているコンドミニアムに住めて、日本と

は違っておしゃれで広くて、気分はルンルン。

生まれてからずっと波瀾万丈な人生を歩んできた私はこんな幸せには慣れて

いなかったので、なだか怖かった。なにかが起こるんじゃないかっていつも

怯えてたのを覚えています。

  結婚式をひかえたある日。彼は出張でニューヨークに行って帰ってき

て、とても疲れていたけど取引先の接待を社員にせがまれ、お寿司屋さんに

行っていました。私は友達もいない英語も話せない、車も学校と日本語のビ

デオ屋さんくらいしか運転できない状態で寂しくて寂しくてずっと彼の帰り

を待ちこがれていました。何度もかれの携帯に電話して『何時に帰ってくる

の?もうすぐ?もうすぐ?』そして携帯の電池もなくなったので連絡も取れ

なくなりました。むかついた私はつたない運転でマーケットに行きました。

でも別にすることもないので、すぐにうちに戻ったんだけど、彼の車はまだ

ない。行くとこもないけど、とりあえずもう一度道路に戻ったら、『ボ

ン!』と大きな音がして見たことのある車が、、、、。

それはベロベロに酔っぱらって運転した主人がちょうど家の側で交通事故を

起こしていたのです。エアーバックは飛び出て相手の車のひとは頭から血を

流していました。慌てて車を駐車場に止めに行き、彼のもとへ走って行きま

した。すると警察が来て彼にいくつかの質問と片足で立つなどののテスト。

私は彼がそこまで酔ってるとも気づかず、なにがなんだか分からない状態。

酔っぱらい運転での事故だと判明して、彼は私の目の前で手錠をかけられパ

トカーに乗せられて行ってしまいました。

日本から来たばかりの私にとってまるで映画のワンシーンのようでした。


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