■■■ | 2007.2の本棚 | ■■■ |
★★★ 夜半の綺羅星 安住洋子 ★★★ 継父との不和から家出し、目明かしの下っ引きとなった達造。仲間の下っ引きが殺され、闇に潜む悪を追う達造だが、魔の手は達造の実家にも及ぶ…。市井の人々の哀歓や情緒を描いた人情時代小説。表題作ほか「福良雀」を収録。< |
★★★ 明日なき身 岡田睦 ★★★ テレビなし、新聞なし、ガスなし。妻に逃げられ、生活保護に頼るよりない惨めな零落のきわみで、自分勝手なダンディズムを貫いて生きる。下流老人社会を予見する、21世紀の老人文学。 |
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