じゃじゃ馬母さんと子馬ちゃん

ジャーマンカモミール


丸くて小さな花で、甘酸っぱいリンゴのような香りと味がする。

1年草のジャーマンカモミールと多年草のローマンカモミールがあるが、一般的なのはジャーマン種の方で、薬効も強い。
生花は風味がいいが、薬効はほとんどないので、必ず乾燥したのを使う。

神経系、消化器系、婦人科系、外用と幅広い薬効がある。

神経系では、気分を穏やかにするので軽い不眠、神経痛、リウマチなどの治療に効く。
子供の知恵熱、ひきつけなどの精神的な治療に最適なお茶。
就寝前のグッドナイト・ティーに向いている。

消化器系では、胃腸の痙攣や炎症、ストレス性による便秘や下痢によく効き、食欲増進、胃もたれに有効。

婦人科系では、月経痛、月経不順、更年期障害の緩和、または妊娠中のつわりを軽減したり、分娩中に飲むと(余裕があれば)子宮収縮の痛みをやわらげる。
ただし、子宮収縮作用もあるので、分娩時以外の妊娠中は多量に飲用しないこと。
月経前や月経時にお勧めのブレンド
(ジャーマンカモミール、セイジ、ローズレッド)

外用では、切り傷、打ち傷、皮膚病などに湿布として利用するとよい。
「カミツレ」とも呼ばれていて、ドイツではよく外用に使われる。
日本でも「カミツレエキス」としてよく耳にする。
ウチでも、冬や乾燥する時期には浴槽にハーブを入れたり、手作り石けんに入れて保湿アップしている。


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