Wyhappyの部屋

Wyhappyの部屋

海外見聞録その2



 バスに乗ってレンタカーを借りに行く。アメリカ国内の移動には車は欠かせないらしい。電車やバスやタクシーを使えないのかと聞いたら、ほとんどないらしい。帰国日が違うので、2台を借りる。
 山ちゃんと事務所に行った。若い受付のおねえちゃんが愛想良く話してくる。山ちゃんはスラスラと答える。埼玉といった時、隣の若い男が声をかけてきた。大宮にすんでいたという。そして白木屋を知っているという。「なんて、狭いんだ世界は」と思う。あとの会話はほとんど分からず。
 塩ちゃんは何度もきているので、NO1カードとかいうVIP扱いになっていて事務所がそれなりの所にあり、しかも料金が安いらしい。塩ちゃんはTOYOTAのカムリを250ドルで、山チャンはフォードを400ドルで、1週間借りた。

 車でホテルに向かう。途中、山ちゃんが色々と教えてくれる。アメリカの道路は東西南北に道路があり、州間道路と州内道路で標示が異なること、ほとんどの高速道路が無料であること、Exit Noさえ覚えていて自分がどこに向かっているかが分かれば、どこでもいけるようになっている。
 彼の説によれば、アメリカは異民族の集まりだから、言葉が分からなくても良い仕組みにしてあるらしい。I5に乗ってExit288で降りてR255に乗り、Exit292で降り、とにかくその仕組みのおかげで、我々はホテルに到着できた。(Tomがホテルの名前を間違えて教えたため、少し時間がかかったが、それでも空港から30分位であった。)

 ホテルのフロントには愛敬の良いチョッと太目の受付嬢がいた。塩ちゃんが始めにチェックインの見本を見せてくれた。引き続いて、自分の番になりコーポレッドカードを渡し、スモーキングルームを頼む。
 彼女は何かを早口で話しているが、何を言ってるのかわからない。塩ちゃんが、「部屋代が高くなるが、それでも良いか?」と尋ねていると教えてくれた。結局全員がスモーキングルームを頼んだ。15ドル安くしてくれた。1泊139ドルのエグゼプテイブは安いと思った。
 エグゼプテイブは6階にあり、カードがないと部屋は勿論エレベーターにも乗れないという。しかも、朝食が食えて、バーで1杯の飲み物をサービスするという。飛行機のファーストクラスよりはるかに待遇がいいじゃないか!

 シャワーを浴びた後、4人で夕食に行くことにした。フロントでフレンチレストランを紹介してもらう。10分ほどで目指すレストランが見つかった。店内は込んでおり、少し待つらしい。気の短い塩ちゃんは『俺は空いてる店が良い』といって、近所を探しはじめた。周りにはオープンしているレストランがいくつかあった。が、人の気配がなくやはり「旨い店には客が来る」という法則に納得して、外で順番を待つことにした。すでに7時を回っていたが、まだまだ外は明るい。
 デッキでは若いカップルがなにやら楽しげに、旨そうな料理に舌鼓を打っていた。レストランの駐車場には20台ぐらいの車が停まっていたが、7台は日本車であった。オープンカーが2台あるのが印象的であった。

 10分ぐらいでウエイトレスが呼びに来た。初めにスモーキング可能かを確認したが、やはりというか、NGという。メニューを見ると全部英語であった。知っている単語を手がかりにとにかく、料理を注文した。そして、とりあえず明日からのビジネスの成功を祈ってローカルビアーで乾杯した。

 アメリカ人はパンが主食であると思っていたが、パンは始めから食卓に出ている。そして多分いくら食べても無料なのだろう。つまり、つまみみたいなものなのだと理解した。ワインを注文し、パンをつまみにしながら30分ほど話していたら、メインデッシュが出てきた。予想したものとはまるで違う料理がでてきた。
 料理を食べながら、ふと周りを見渡すとあれだけ込んでいた店内はいつのまにか我々だけになっていた。そとは黄昏時になっており、我々のテーブルの上には何故かローソクがあった。ウエイトレスに頼み、火をつけてもらった。どこかの映画でも見ているような良いムードが店内にでてきた。食事が終わって急にアイスが食べたくなって注文する。
 多分閉店を過ぎていたのだろうが、レストランの人たちは暖かかった。清算してチップを多く払ったら山のように大きなパンを4個みやげにくれた。料金は1人20$を超えていたが、塩ちゃんが大目に払ってくれた。

 ホテルに戻り、フロントのお姉ちゃんに2個をあげるととても喜んでいた。その後残りのパンがどうなったかは知らない。
 今度はホテルのバーで酒を飲む。バーでは塩ちゃんのおごりで終了まで飲んだ。その後、自分の部屋で3人で話をした。何でも「**はアメリカが初めてだから、あのつらい時差ボケだけはさせたくない」との配慮から、朝の4時半まで寝せてもらえなかった。

 この2週間は資料作成やら、なんやらで日本では寝不足だったので、アメリカではしっかり寝てやろうと思っていたのに…。結局35時間以上起きていたことになり、長いようで短い1日がやっと終わった。


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