【白い月の風】のアレルギーOL時代編


地元では、最大手企業である○○銀行に入行。
ちなみに、進学校だった為、180人程の同級生の中で、
就職したのは私一人だった。

お金ばかりかかっていた学生から、ようやくOLになった私に、
両親はとても喜んでくれた。

銀行員は堅い仕事だから、5年もしたら同僚の誰かと恋愛して、
同じ銀行の人と結婚でもすれば、その後も安泰だと、
両親も私も思っていた。

入行式では、新入行員代表を務めたし、
銀行の本店勤務だったし、
何もかもが順調な滑り出しのはずだった。

新しい環境、女子高に通っていた私は、
知らず知らず、男性恐怖症(?)にもなっていたのかもしれない。

また、銀行の中は、皆さんご存知の通り、
一年中冷暖房がきつすぎるほど効いているもの。

夏は寒く、冬は暖かい。しかも、湿度が非常に低い。
仕事をするには最適な環境かも知れないが、
人間の体には最悪だ。

1年ほどの間に、また、アトピーでステロイドを塗らねばならない生活に
戻っていた。
この頃はまだ、ステロイドも弱のタイプで何とか効いていた。

ただ、ひじの内側や膝の裏側が、色素沈着して黒ずんでいたのが
乙女心に恥ずかしく、半袖やノースリーブの服を着られなかった。

1年後に転機が訪れた。

本店勤務から、東京本部の秘書課勤務を命じられた。

それと同時に、別ページに書いてある、椎間板ヘルニアを
起こしてしまったのだ!

ヘルニアに関しては別ページを参照していただくとして、
この治療で出会った「整体」の先生が、
腰痛とアトピーを一時、完治状態にしてくれた。

先生、感謝してます。

そうして結婚するまでの約5年間は、
アトピーはもう、治った、と思えるほど良い状態をキープする事ができたのです。

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: