その10



ずっと ずっと 待っていたのに

何で 迎えに来てくれなかったの?

涙も渇いてしまったわ

何処へ行ってしまったの? 私達の未来は・・・


「強くなれたのか」

跪く君に 僕は何ができるのだろう

サヨナラも できないまま

瞳は遠くを見つめたまま

傍にいれば 強くなれたのか


「迷い」

迷いから逃げて ずっと先送り

そんなんじゃダメでしょ 

いつも崖っぷちになるまで決めれない

また 後悔するよ それでも構わない?

失ってからじゃ遅い 

今すぐ 迷いから解き放たれようよ


「信じてる」

信じてる キミを・・・キミとの未来を

もう見失わない 手と手絡めて離さない

見えないモノでツナガっているから大丈夫

サヨナラなんて存在しない 後悔なんて存在しない

全てが二人 進むべき場所だから


「比較」

比較しても意味無いね

キミはキミ ボクはボク

矛盾している? きっとそうだね

他人(ひと)と比べたら すぐに自己嫌悪

嫌になっちゃう

ねぇ 自分の出来ることから始めてみようよ


「なんで」

あの時 君が云ったコトバ

今になって理解(わ)かった気がした

もう 戻れない そんな季節

傍にいるだけで 同じ時間を過ごしてるだけなのに

大切だったモノ 手に入れた感じだった

何があっても平気だったんだけどね

なんで変わってしまったんでしょう


「ちょっとしたことで」

知らずにいれば 良かったこと

      思えば沢山あったり

泣いたり笑ったり くだらないことでも

一緒にいれば シアワセだったのに

ちょっとしたことで 頑張れたのに

ちょっとしたことで 全て消え去ってしまう

もう目覚めることのない眠りに落ちたい


「ふたりの想い」

やっと 迎えられた この日を

まだスタート地点だけど

君と一緒に歩いていこうと そう決めた

未来(あす)のことは分からない

止まったり流されたりすることもあるでしょう

迷ったり暗闇に閉ざされることもあるでしょう

でも大丈夫 ふたりの想い重なれば

どんな涙も吹き飛ばせるから


「祈り」

泣きながら 祈ってたコト

淡い過去の記憶 何処へいってしまったの

羽ばたいては 打ちのめされて 

彷徨っては 強くなり

心は不安定だけど 進化していく

ほら 祈りながら キミに近づいてくよ


「離れていく 二つの心」

気付いたら 見えないくらい遠く

消えてしまいそうなくらい弱い想い

どうして? 出逢った頃には戻れないの

いつからか ゆらゆらと哀しみの中へ 旅立って

お互い 見失ってしまっていたんだ










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