その13



ちょっとで良かったんだ

ほんの少し それだけでね 幸せだったの

普通と違う ちょっとした出来事

それが私にとっての特別なモノでした


「少しは・・・」

君は いつもひとりで決めてしまうね

気付けば どこかへ行ってしまうね

そのうち みえなくなっちゃうんでしょう?

ねぇ 少しは安心させてよね

もう 少しは私をみててよ


「囁き」

聞こえるか聞こえないかくらいの

ちいさな声で囁いた

あの瞬間(とき)のドキドキ

懐かしいね

今も 胸に秘めている 

気付かないフリ でもイイんだ

瞳閉じては 浮かんでくるよ

ほら こっちに来て つかまえてみてよ


「もう・・・」

もう なにもかも 終わってしまったみたい

好きだから いやなコトも伝わってしまうね

もう すべて 終わらせてもいいよ

お互い 身軽になるなら それでいい?

もう もう もう やめてしまおう

投げやりな態度 君には通じてない

もう いいや もう いいや


「枯れない」

おめでとう・・・って素直に言えたら

変わってた?

手遅れなのに 何を考えているの

もう 後戻りは出来ないのよ

もっと現実(いま)を みないとね

多分 気付いているんだろうけど

きっと涙は枯れないんだ

思い出すことがなくならない限り


「すき」

こんなにも すき

この きもち 大きすぎて抱えられない

このまま きっと 破裂しちゃう

そして 何事もなかったように

時間は流れてゆくだけ・・・

たまらない きみへの想い

どうしてなのかな

なにもかも どうでもよくなちゃった

こんなにも すきなのに


「君を想う」

初めて 交わした言葉

今でも胸に とどめているよ

愛しさ 切なさに変わってゆくけど

哀しくなんてないよ

君と僕 二人で選んだんだから

これまでよりも これからのこと

描いていけたら いいな

君との 運命感じてる

今この胸に 駆けめぐるよ

愛しさ 溢れだしてゆくけど

消せやしないさ

君と僕 二人で築いていくんだから

もう 単純明快 たまらなく 君を想う


「強さ」

君がいない時間 どう強く生きればいいの?

声が聞きたくなって 顔がみたくなって

切なさ すぐ溢れる

でも 君が 待ってくれてるなら 

耐えて耐えて耐え抜いて

君との時間 また過ごせるまで

強く 歩いていこうと思う

「眠れない夜」

眠れない夜 君を想う

気づけば 深みにハマっているよ

もう抜け出せない?

気をつけて 歩いていたんだけど

君の いつもの変わらない仕草に

僕の スベテを埋め尽くす

壊れないなら 飛び込みたいけど

保障は無いから もう少し留まっている

もう少し勇気が欲しい夜
  夢をみるまで もう少し想っているよ

「現実逃避」

どうか この願いが叶いますように・・・

そう言って 眠る

もう叶わないコト 知っている

今だけ ちょっと 
       現実逃避

もう忘れたい でも忘れない
         ココロ不安定

すぐに 壊れてしまいそう

もう何もかもから 解放されたい

そして 永遠の眠りの訪れを ただ待っている











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