その21



照れくさくて 笑顔を交わすのが
精一杯だった あの頃

ちょっとした仕草で
ドキドキして

どうすることも できなかったよ

溢れた想いも
今は 胸の奥で眠っています


「近づかないで」

君の その笑顔に

いつも 心 奪われそうになる

油断なんて出来ないわ

きっと 私なんて見向きもされないこと

理解(わか)ってるから

どうか これ以上私に近づかないで


「いつも」

いつも 心ん中には 君がいて

凍りついたもの 溶かしてくれる

深い深い 哀しみに突き落とされても

きっと大丈夫

繋がりを いつも 感じているから


「求めすぎて」

求めすぎて

戻れないところまで 来てしまったの

立ち止まって 振り返っても

何もない 君もいない 冷たい風が吹いた

ねぇ このまま ひとり 歩いていって良いのでしょうか




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