悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

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長崎地裁と長崎県警が「嫌がらせ行為」ないし「迷惑行為」を完全解決してくれません。

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裁判員経験者が退任後、受け続ける受難を地裁と県警が助けません。

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長崎地裁と長崎県警が約束を守ってくれません。

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2020.07.18
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 この緊急連絡先の僕の担当者が言うには、例えば、次のような場合、裁判員を務めたことによるトラブルに該当するそうです。

 殺人事件の懲役の判決に関わった裁判員経験者に「なぜ死刑にしなかったんだよ」と詰め寄ってなじり、判決は間違っていると批判した。その後、自分は何もしないが、人を使って、裁判員経験者に継続して嫌がらせを仕掛けるような場合。

 「納得できる判決ではなかった」と裁判員経験者を批判して、その後、裁判員経験者宅に毎月3回程度ゴミを投げ込むことを半年以上継続するような場合。


 僕は、担当した裁判員裁判の終了後、今日までの2年5か月の間に、何度か、裁判員を務めたことによるトラブルであるとしか解することができない執拗な嫌がらせを受けました。

 これもまた既述したことですが、全ての人間に裁判員を務めたことを一生涯秘密にする事は不可能です。例えば、裁判員を務める際、仕事を休むために事情を話した関係者などから漏れ出ることを完全に防ぐことは出来ません。

 仮に仕事関係者が全員、秘密を守ったとしても、裁判員は、裁判所への出入りを目撃されることもあれば、公判廷ではメディア関係者や一般の傍聴人に素顔を晒しているのです。

 厳密に言うと、素顔だけではありません。公判廷が始まる際は、裁判員全員の法廷への入場を、先に法廷に入っていたメディア関係者や一般の傍聴人などは、起立して出迎えます。その際、裁判員一人一人の姿恰好が明瞭に認識されることになるのです。


 対馬放火殺人事件は、もともと被害者宅にはなかった金槌またはスパナのような凶器を持ちこんで2人を惨殺し、その上、これもまた、もともと被害者宅にはなかったガソリン携行缶を持ちこんで放火して全焼火災を実現させた事件であったので、有罪なら、余裕で死刑になると識者は全員確信していました。

 反面、自白や凶器の発見、目撃者などの直接証拠がない事件であったので、弁護側やそれにくみする人達は、疑わしきは罰せずという刑事裁判の原則通り、無罪が相当であると確信していました。

 ところが、裁判員裁判の結果は、判決理由で、「怒気に任せた突発的で無計画な犯行」、「放火行為もそれほど悪質ではない」などと強調されて、無期懲役が相当であると結論付けられました。

 そのために、判決後、裁判官と裁判員は全員、有罪論、無罪論、両方の立場の人達から猛烈なバッシングを受けたのでした。


 以上のような経緯から、対馬放火殺人事件の裁判員経験者への嫌がらせには、それ相応の対応をしていただきたいと考える次第です。






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Last updated  2020.07.18 11:26:47
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