鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
000000
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
とりかへばや物語 その7
あかねの君がいなくなったのですか!?
なんということでしょう、まさか、世をはかなんで、ということは……。
女房達のうわさ話はここまで届いております。右大臣の四の姫が、橘少将の姫君をお産みなされたとか。
でも、それは、そういうこともあるでしょう。私の「妹」なのですから。
そもそも、私たちの有り様そのものに、無理があったのです。東宮様をいとしくお思いするようになって、私はつくづくそう思いました。つまり私は男で、やれば何とかなるものなので、恥ずかしくて何もできないというのは、自信のなさへの言い訳だったのです。
誰がさがしているのです? 頼久は? あかねの君と一緒にいなくなったのですか?
では、きっと、変わらず警固しているのでしょう。消息がないのは、何か、事情があるのでしょう。それでは、余人には見つけられないでしょうね。
……私が、探しに出ることにいたしましょう。え? もちろん、男姿に戻りますとも。大丈夫、私がいなくなっても、今まで限られた者にしか対面していないのですから、その者たちが黙っていれば、私がいなくなったことなどわかりませんよ。
東宮様には、病気になったと申し上げて、お暇を賜りましょう。実は、最近、食が細くなられて、ご気分が悪そうなのが、恐れながらつわりなのではないかとちょっと心配なのですが……。信頼できる女房に頼んでおきますから、こちらは何とかなりましょう。
宇治の八の宮とおっしゃる方に、あかねの君は師事していたのだそうですね。師匠の元に、ひょっとすると消息しているかもしれない。優れたお人柄のお方だそうですから、私にも何か、お教えいただけることがあるような気がします。さっそく、出かけてみることにしましょう。
あかねの御方の語れる
無事、生まれました。男の子でした。友雅さんそっくりの……。とてもかわいい。幸せだった。こんなに幸せでいいのかしら、女に戻ってよかったって、そのときは思えたの。
過去形なのはね……。
今、また、友雅さんはいないの。四の姫の出産が近いし、今までの心労で絶えいりそうだって、しきりに使いが来るから、私が産むのを待ちかねたように、京に帰ってしまった。
私、本当に愛されているのかしら。ただ、珍しかっただけじゃないかしら。
時々うなされることがある。友雅さんが私を捨てて、あたらしい恋人に、こんな女がいたよ、と、私のことを面白がってしゃべっているの。 私、喋りのネタにはなりたくない。思い出にされてしまうのもいやなの。 ずっと現実でいたいのに、でも、その現実は……。
ああ、庭から頼久が心配そうにみている。こちらに来てから私がずっと沈みがちなので、ずっと見ていてくれるの。
「また頼久にしかられてしまったよ」
て、友雅さんがしょっちゅうおっしゃるから、きっと、留守の間の私の様子を伝えてくれているんだわ。臣下だから、と、いつも控えているけれど、本当に、心から、私を守って支えてくれているの。気持ちに応えるには、私が、元気を出さなきゃね……つらいけど。
女房達が騒いでいるわ。
「お方様、今、失踪中の右大将様が、お庭の向こうで垣間見しておいででしたのよ!」
何を言っているの、そんなはずないわ、だって、「右大将様」は、私なんだもの。ああ、これは、女房達には内緒のことだったわね。
「頼久が、お方様に申し上げることがあるそうですわ。」
私は、簀の子に近い端まで出ていった。そのとき、庭の向こうの「右大将様」の横顔が目に入ったの。
永泉の君? まさかそんな、あんなに恥ずかしがりだった人が……。
「永泉様です。姫様を捜しにいらっしゃったのです。」
頼久が、ひそひそ声で私に言った。
私は目を上げて、もう一度しっかり見ようとした。でも、そこには、もう、誰もいなかった。
「ご前に御達が大勢おいでなので、姫様の迷惑になっては、と、私に言伝されました。八の宮のお屋敷に滞在なさるそうです。」
ああ、なんてこと、私のために、がんばってくれたのだわ。たった一人の私のお兄さま! あなたを頼って良いかしら、この迷いの淵から、お兄さまは救ってくださるのかしら?
永泉の君の語れる
やはり、あかねは八の宮に消息していましたね。
八の宮は占いもよくされるので、あかねの姫の現在を占ってくださって、
「あかね殿は身ごもっておられるようです。まもなく、身二つにおなりになる時期です。無事お産みなされたなら、きっと今一度便りをくださいましょうから、それまでこちらにご滞在なさい。」
と親切に言ってくださったので、八の宮を師として、今まで習わずにしまった学問などして、消息をまとうと思っていたのです。
ところが、つれづれに散歩に出たとき、ばったりと頼久に会いました。頼久がいるということは、近くに姫が住んでいるということです。案内を頼むと、頼久は快く引き受けてくれました。
道々、こちらでの姫の様子を聞きました。ややこしいことになっているのですね。あかねが苦しいのもわからないではありません。四の姫に同情すれば、自分があきらめなければならないかもしれない。が、自分の幸せをとれば、四の姫が不幸になります。どうすればいいのか、わからなくなってしまったでしょうね。
あかねは、京に帰ればいいのです。宇治なんて、離れたところで待っているから、苦しくなるのです。京へ戻って、四の姫と同じ条件になって、友雅殿を競えばいい。こちらも若君を産んだのでしょう? なら、一歩も退くことはありません。最後に選ぶのは、友雅殿なのですから。
さあ、あかね、どうしますか?
次へ
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
フォトライフ
源氏物語〔35帖 柏木39〕
(2026-08-11 10:30:06)
何か手作りしてますか?
長財布(青椿の生地で)
(2026-08-11 20:39:42)
がんばれ!地方競馬♪
8/11盛岡・金沢・笠松の1点勝負+浦…
(2026-08-10 22:10:17)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: