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つづき
不適切な表現や言葉が出てくる事があります。
自分が感じた通りに書きます。
手術室から、集中治療室に運ばれる通路で、
赤ちゃんを見ました。
かける言葉がありませんでした。
これが、赤ちゃんなのか? 嘘だろ?
しばらくして、なかママが戻って来ました。
お父さんだけにお話がありますから来て下さいと言われ
面談室に行きました。 夜中の2、3時頃でした。
まず体重は、600gと500gだったことを聞かされました。
そして・・・
24週で、体重が少ない子どものリスクをたくさん聞かされました
正直、ほとんど覚えていません。
唯一、覚えているのは、輸血の話。 輸血をする場合、
副作用として将来、 エイズ、B型肝炎、C型肝炎になる
可能性があるかもしれない。
「 だったら、俺の血を入れてくれ! 」 「 それは、出来ません」
と言われた。 それだけ、覚えています。
そして、今後の治療に関する同意書にサインしました。
次の日
子どもに会いに行くと、さらに辛くなりました。
2人共、体重が約400gまでに下がり、骨と皮だけでした。
おめでとう 、 かわいいですね。
この言葉をかけられることが、嫌でした。
ベッドの上で、泣き崩れている、なかママに何もしてあげられない
なかパパ自身も、自分のことで いっぱい いっぱいでした。
なんで? どうして?
誰も答えてくれない。 答えの見つからない日々。
仕事も手に付かず、軽いうつ病みたくなりました。
運命 と言われればそうかも知れないけど
運命って なんだよ?
誰が 決めてんだよ?
逃げたくなった。でも、逃げれない。
なかパパの父親は、小学3年生の時
心臓発作で、なかパパの目の前で死んでいる。
この時も辛かった。
でも、今は、それ以上に辛い。
こんなに、辛いこと経験したことが無いから、どう対処して
いいのか、わからない。
生まれて、3日が最初のヤマ。
次が、1週間。 その次が、1ヶ月。 そう聞かされた。
2日目位に、三女のお腹の色が黒くなっていた。
先生からは、最悪なケ-スもあると聞かされた。
この時の自分は、ず-っと泣いていた。
とにかく、涙が止まらなかった。
次の日、三女のお腹は 黒くなかった。
先生に聞いたら、何か特別な事はしていない。
自分で治したんですよ。と言われた。
3日間、大きな問題はなかった。
なかパパ、なかママも、毎日が不安で、子どもの事をお互い
話をしようとすることから、避けていました。
いま、実際に起きていめことが 受け入れられない。
でも、何があろうとも 受け入れしなければいけない。
それが、きつかった。
なかママと、夜中に話し合いをした。
お互いが、どう思っているのか、どうしたいのか。
不適切な表現ありますが、お許しください。
こんなに早く生まれてきたのも 「 運命 」ならば、
この先、何か問題が起きたら、それもまた 「 運命 」
夫婦の考えは、一緒だった。そして、先生にその事を伝えた。
一時的な感情ではなく、R子の事、双子の将来の事、
自分たちのこと、自分たちが歳をとった時のこと
冷静に考えたことを、先生に全部伝えた。
なかパパ、なかママの考えは、今後の治療において
全て、夫婦2人の同意を確認してもらうこと。
つまり、以前にサインした同意書を全て返してもらうことでした。
先生や看護師の皆さんからしたら、なにバカなことを言ってんだと
思うことだったと思います。
このブログを見ている人も、そう思われるかもしれませんが
当事者しか、この気持ちは わからないと思います。
何があっても、全て受け入れろということから、
自分たちとしての考えも取り入れたことで、
少し、気持ちが 和らぎました。
今、思えば あの時に 1番の心の支えは R子でした。
R子がいることで、なかパパとなかママは救われました。
つづく
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