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25日から始まった京阪の減量ダイヤ、高度経済成長期を支えた旧スーパーカーの生き残り、2600系0番台と2200系の全編成が運用から外れるという波乱の展開になりました。改正初日は土曜日ということもあり、動向をこの週末追っていたファンも多いかと思われます。全容が判るのは平日のラッシュであることから情報を集めていましたが、昭和30年代の車両については今改正で終焉を迎えそうです。改正前の本線系統の車両運用数は、期間限定記事でも記していますが69運用ありました。新ダイヤでは、これが62編成にまで数が減少していることがファンサイトやTwitter、ブログなどで明らかになっています。しかも特急運用や一般車の8両、6両の運用については、改正前のものとほぼ変わらないので、7両編成の運用が39から32に減った形です。こうなるとリストラ対象になる編成は7編成が該当します。これは概ね予想通りでした。そこで、対象となる編成を競馬の予想方式で以下に記しておきます。対象は全て2600系0番台と2200系です。◎(休車が確定したので廃車前提となるもの):2601、2624、2210、2217、2225〇(車齢が高いため廃車が有力):2209、2211△(予備車としてしばらくは残るが、予断を許さないもの):2216、2226 初めに◎をつけた5編成ですが、2600系の0番台は製造から60年以上が経過しているため、老朽化が極めて激しいこと、2200系の3編成は抵抗制御車(うち2210は抵抗制御と添加励磁制御の混成)であることから、ランニングコストやメンテナンスコスト削減を目的に廃車されることがほぼ確定的とみてよいでしょう。上記の5編成は休車札をかけられた状態で淀に疎開中です。次に〇の2編成です。2209と2211は添加励磁制御の回生ブレーキ車ではありますが、製造年が1964年と1965年で車齢が古いため、廃車が有力視されています。ただ、これらの編成は車体改修を最後の方で受けているので、残ることも考えられます。そして△の2編成は、上述の〇の2編成と同じく回生ブレーキ車のため、予備車として寝屋川で待機となる時間が増えそうです。ダイヤ改正後は2600系0番台と2200系以外の車両における予備車の数は3編成と少ないことから、改正前の5編成を維持する意味でも2編成が必要となる計算です。2216と2226については、2400系と車齢が1~2年しか違わないのでもう少し残りそうな感じですが、予断を許さない状態であることには変わりありません。これを考えると、2200系は今改正においては全廃を辛うじて逃れるという形になりますが、今後の新造車両の状況によっては、予備車をいつ外されてもおかしくありません。その理由として、プレミアムカー増結によって余りとなった3000系の付随車6両があるからです。3000系の付随車は当初、改造により13000系の6連に組み込まれるという話があったそうです。ですが、半年以上経っても改造の気配がないので、現場が処遇に苦慮していることも想像がつくかもしれません。これを解決する方法として、3000系を8両新規に製造し、7両2編成として運用を賄うというオプションが出てきます。そうすれば、7両運用の予備車を5編成維持しつつ2200系2編成を置き換えることが可能になるので現実的な選択肢として、車両の製造費用だけでなく改造費用も抑えられるので導入はありかと思われます。実際、13000系を投入することで、2600系よりも電力消費量を35%カットできることから、長期的な運用を考えると13000系やそれ以降のVVVF車を入れる方がお得になります。加えて近年のVVVF車は半導体の素子にSiC(炭化ケイ素)を使っているため、熱損失や電力効率が飛躍的に改善されています。そのため、より少ない電気で車両を動かすことができるのです。思わぬ社会情勢によって、京阪の車両の動向は風雲急を告げています。今後の乗客の回復次第によりけりですが、ダイヤの再変更はあり得るところですし、昔からの車両については早めに記録に取っておいた方がよいでしょう。2600系の0番台は一部が教材車に転身していることから、来年度以降、さよなら運転の代わりに公開されるかは不明ですが、近年の傾向として何らかのイベントが行われています。特に廃形式が出るときにはさよなら運転が必ず行われており、1900系や初代3000系のときには多くのファンで賑わいました。今回は予想として廃車になった車両部品のオークションなどが行われるのではないかと見ています。半世紀以上に渡って日本経済を支えてきた車両でもありますから、区切りをつける機会は是非とも欲しいですね。
2021.09.27
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カテゴリーは駅弁の範疇に入れてますが、関西では駅弁と並ぶお土産品の代表格になっている身近なごちそうです。特に京阪神では「551」だけで豚まんと通用します。蓬莱は戦後間もない1945年に大阪で開業した中華料理の店で、創業者は台湾の方(羅邦強氏)なのです。代名詞の豚まんが登場したのは翌年の1946年。これ以降はお店の看板商品としてのみならず、関西の有名土産品の代名詞として知られるようになりました。「551」は難波にあるお店の電話番号を示したもので、社名の蓬莱よりもこっちの方が知名度的には上なんですよね。豚まんは関西以外では店頭販売されていないので、京王百貨店などの駅弁大会での出店時には行列が出来る程の人気を誇ります。それだけ関西で親しまれているソウルフードこその豚まんになります。豚まんのパッケージは赤を基調としたものです。それだけに遠くからでも目立ちます。中身はこちら。豚まんの具は粗みじん切りの玉葱と豚肉に調味料を加えたものだけなので、シンプルに具材の旨味をストレートに感じることができます。人気の秘訣は各店舗にいる職人さんが具材を手包みしてそれを蒸し上げる工程まで行っているからで、出来立ての味が堪能できるからなのです。買ってすぐに食べるのが美味さを体感できるポイントになります。551は豚まん以外にもお土産としての定番商品が充実していて、焼売、海老焼売、焼き餃子、甘酢団子、ちまき、持ち帰りラーメン、アイスキャンデーが購入できるので、何を買おうか迷っている人には最適です。また、京阪神の主要な百貨店だけでなく、新幹線の駅や伊丹空港、関西空港などにもお店があるので、「どこにお店があるの?」と悩む必要もありません。お値段も2個入りは380円(1個190円で複数買う場合は1個当たりの値段の倍数で計算)と手頃なので、小腹が空いたときや予算的に駅弁を買うのがきつい場合に助けになります。旅のお供として、ファンとしては是非とも関西に寄るときには活用する価値のある一品です。蓬莱公式HPhttps://www.551horai.co.jp/
2021.09.25
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仙台を代表する洋風の饅頭型のお菓子で、カスタードクリームをミルクベースのカステラ生地で包んだクリーミーな味が魅力です。東北の代表的なお菓子は、秋田の金萬や岩手のかもめの玉子、福島のゆべしなど甘味は全国的に有名なものが多く、かつ歴史も長いものが多かったりします。これらのお菓子は東北以外ではなかなかお目にかかれることが少なく、全国のお菓子を取り扱っている高島屋や阪急でも入手の難しいものもあるほどです。萩の月はずんだ餅と並ぶ宮城の銘菓ですが、その歴史は意外と浅く1979年に登場しました。開発したのは仙台市内のメーカーの菓匠三全さんで、元々は戦後間もない時期に飴屋として開業した歴史のある企業です。三全さんのお菓子は和菓子をベースにしていますが、エスプリ(esprit <French spirit>:フランス的精神)のきいた商品が特徴で、和洋折衷になっているものが多くあります。バームクーヘンに小倉餡やクリームを入れた伊達絵巻はその代表例です。今回買ってきた萩の月は珍しい2個入りで、いわばお試しセットといった要素が強いものですが、パッケージはしっかり1個ずつ箱入りと非常に贅沢な包装となっています。デザインも和風のもので、これだけだと中身は完璧和菓子という印象を受ける完成度です。しかし箱を開けてみると中身は洋風のカスタード饅頭で、このギャップがまた面白いのです。飲み物は饅頭の甘みを引き立たせるために敢えて無糖の紅茶にしています。カトラリーやコースターはフルーティアで配布されたものが入手できたのでこれを使っています。東北の雰囲気は出ているでしょうか?ここまでがお菓子の概要になります。肝心のお味ですが、これは絵文字で(^~^)しかありません。カスタードクリームはカステラの生地の中にたっぷりと詰まっていて、まろやかな味は特に贈答用には最適です。東北新幹線のグランクラス登場時には車内で提供されるおやつでサーブされるなど、ファーストクラスで出しても名に恥じない逸品ですから、晴れの日に奮発したり節目のご褒美として是非活用下さい。家で手軽にグランクラス乗車気分を味わえるお菓子でもありますよ。
2021.09.21
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先日Twitterでもツイートをしましたが、秋田の鶏めしの代表格である大舘の花善さんが11月からパリのリヨン駅に常設店舗を出すことが決まりました。期間は半年間ですが、駅弁文化がフランスをはじめヨーロッパで浸透するか、一つの試金石になりそうなチャレンジが始まります。リヨン駅出店中は、3年前に開設した北駅近くの路面店が仕込みの拠点に変わり、ここから鶏めしをはじめ数種類の駅弁が提供されるとのことです。花善さんの鶏めしは戦後の食糧難の時代に配給で得た米、砂糖、醤油、牛蒡をまとめて炊いたことが今の駅弁の原型になっていて、これに鶏肉を入れて炊いたものを鶏めし弁当として1947年に売り出したのが始まりです。以来70年以上に渡って秋田を代表する駅弁として親しまれ、全国的な認知度もが高く、地元の大館市では学校給食にも出てくるほどのメジャーな弁当に発展しました。また、トワイライトエクスプレスが現役で走っていた頃には、大雪による不通などで大館に停車中の際に、乗客に非常食として振舞われたこともあるなど、旅行客を勇気づけたのは有名なエピソードして知られています。ここで取り上げる鶏めしは通常版の鶏めしの鶏に比内地鶏を使った上級タイプのもので、副菜も追加された一折となります。初めは掛け紙です。通常版は赤系の色が目立つものですが、このバージョンでは紙も上質紙を使っており、黒と茶系のシックな色彩が高級感を醸し出しています。中身はこちらです。ごはんは通常版をベースにしていますが、比内地鶏の塩焼きとそぼろが入っている点が異なります。副菜には茄子の田楽が入っている他、牛蒡の煮物やがんもどきなどおかずもグレードアップしています。地鶏は塩焼きにしていることから、醬油ベースの炊き込みご飯の味との絡みを考えると少し塩辛いという意見も駅弁サイトではちょくちょくと見かけますが、濃厚な地鶏の旨味についてはしっかりと堪能できる駅弁だと感じます。管理人が食べたときは地鶏を敢えて最後に残して食べましたが、固い歯ごたえとコクのある旨味は地鶏の特徴でありますので、辛口の日本酒や焼酎、ビールが特にピッタリです。ごはんは鶏のスープがしみ込んでて滋味深いものでした。折尾のかしわめしと双璧をなすという意味も理解できるだろうと思います。鶏めしはこの他にも色々なバリエーションがあり、現在は終売をしていますが鶏樽めしは復刻販売時には全国で大きな反響を呼びました。鶏樽めしは7年前の阪神百貨店の駅弁大会で購入して食べたことがありますが、ボリュームもさることながら大ぶりの鶏肉やいそあげ(練物)、帆立も入っていたので食べ応えのある弁当でしたから、今後も定期的に復刻してほしいなあと願わざるにはいられません。最後にパリの駅弁についてですが、ポップアップ店舗に関しての話題はパリリヨン弁当でも述べましたが、JR東日本が主導となってお試しで行った実績が今回の出店に繋がったということも触れておく必要があると思います。今度は駅弁業者が単独で乗り込む形ですから、是非とも成功してほしいですね。Bon courage!!
2021.09.18
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先日、墓参りに行ったときに久々に東海道新幹線に乗ってきました。墓参からの帰りに車内販売をこれも久々に利用し、昼食が少な目だったのでアイスクリームを噂になっていたアルミスプーンと合わせて入手したものです。新幹線の車内販売を利用するのは本当にご無沙汰で、普段は駅やコンビニで弁当や飲み物などを買ってから乗り込んでいましたからおよそ7年ぶりの利用となりました。スジャータのすごく硬いアイスクリームは本当にカッチカチの状態でサーブされます。購入するともれなくプラスチックのスプーンがついてきますが、今回は話題になっていたN700Sのアイスクリームスプーンを購入し、このスプーンでアイスを食べてきました。スプーンはアルマイト製で、学校給食で使っているスプーンやフォークと同じ素材です。手からの体温でアイスを溶かしながら食べていくため、アイスが程よく溶けて食べやすくなるという仕組みですが、最初の10分ほどはアイスが全然溶けないため食べるのになかなか時間がかかりますが、ゆっくり食べることが出来るため逆に血糖値の上がり方については緩やかだと思います。管理人は定番のバニラ味を選びましたが、シンプルかつ無難なまろやかな味でした。このミルクの濃さがアイスクリームの楽しみなんですよねえ(^~^)。色は青、オレンジ、赤、緑、黒の5種類で、これにドクターイエローバージョンの黄色が加わるので全部で6種類があります。アイス用スプーンは発売と同時に大きな反響を呼び3日で売り切れるほどの盛況になりました。JR東海パッセンジャーズの話によれば、一般的な鉄道グッズの売り上げの10倍はあったそうで、減収に悩む親会社にとっては若干の補填にはなったかと考えられます。実はこのスプーン、企画当初は洗ってから食器を使う必要があったためボツになってしまっていたのですが、生産時に純水を使って前もって洗浄を行うことで使用時にすぐに使えるようになったことから商品化の目途が立ったという裏話があります。販売にあたっては、台紙の大きさも車内販売用のトロリーに入るようにコンパクトに工夫されていて、お土産にもかさばらない大きさであることから大ヒットにつながりました。アルミスプーンはドクターイエロー以外は車内販売限定の土産品になるので、乗らないと基本的には手に入りません。こういった高付加価値の商品が売り出されるのはユーザーとしてはWelcomeですし、乗った記念になるものを商品化するのは、今後の乗客UPにつなげるためのキーワードにもう入っていることでしょう。また、車内で売られているスジャータのアイスは東京や名古屋、京都など、のぞみの停車駅で買うことが可能になりました。味は基本的には同じなのですが、こちらはパッケージが白を基調としたもので、青パッケージや極硬のアイスについては車内でしか買えないのは変わらないですし、味を追求するか、硬さを体験するかによって車内か駅で選択することになります。いずれにせよ、極硬アイスは旅の醍醐味の一つでもありますので、是非子どもたちに貴重な体験を味わってもらうのも食育の一つかと思います。※使用後は柔らかいスポンジで洗剤をつけて洗ってください。クレンザーや磨き粉は摩耗や色剥げ、塗装の剥離の原因になりますので避けましょう。また、材質的に酸や塩分、湿気に弱いので錆や変色を防ぐためにも、洗った後は水気をしっかり拭き取って保管しましょう。
2021.09.17
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国鉄型車両の動向は6月に何らかの動きを見せた車両について書いていますが、3か月ぶりの今日は新たな動きをまた見せている車両について掲載をしていきます。※9月12日にアップデート、追記を行いました。※9月15日にJR北海道のダイヤ改正概要の発表を受けて、2度目のアップデートを行いました。1,201系10月2日から約半数の車両が221系に置き換わることが発表になりました。置き換え対象の運用はJR難波~加茂間の大和路線がメインになりますが、和歌山線の王寺~高田間、桜井線の一部運用も221系になりそうです。また、おおさか東線についても来年度での置き換えが確実視されていることから、予想していたよりも早期に終焉を迎えそうな勢いですので、10月以降の各停運用での撮影も各地で増えていくことが見込まれます。2,485系盛岡に残っていた「ジパング」が今月で定期運用を終了し、10月10日のさよなら運転をもって引退となることが正式に決まりました。これで残りは高崎にいる「華」と「リゾートやまどり」の2編成12両のみとなります。これらの編成は車体はJRに移行してから新たに新調されたものですが、走行機器類や台車が製造当初のものを使っているので老朽化が激しく、来年のダイヤ改正で突然の発表となることもおかしくはない状況です(あんまり考えたくはないですが・・・)。JR東日本は車両の引退発表を突発的に行う傾向がありますので、機会があれば是非乗って頂きたいと思います。3,185系現在も臨時運用で関東各地で特急や快速など不定期に走る列車がありますが、余りの編成から廃車が発生していて、残る車両数は94両まで減っています。共同通信社の報道によれば、来年度中の全廃ということが報じられていますが、不定期運用の状況にもよるものと予測しています。特に我孫子乗り入れの臨時踊り子や長距離のレジャー快速、川崎市内や横浜市内の小学校の修学旅行臨では特急車が重用される傾向がありますので、これらの臨時運用は見ておいた方がよさそうです。いずれにせよ、485系と同様に急な告知になることが想定されますので、覚悟をしておいた方がよいでしょう。4,211系315系の第1編成が間もなく日本車輛から竣工される予定とのことで、早ければ年度内にもJR東海の車両については315系と入れ換えで廃車が出ることが見込まれます。いよいよJR東海管内から国鉄車が一掃されるカウントダウンが始まります。置き換えは211系だけでなく、213系と311系も対象になっていますので、JR東海の民営化第一世代の車両も行く行くは引退となっていくでしょう。5,キハ406月と同様に項目が多いので会社別にまとめています。JR北海道:H100の増備に伴い、旧型エンジン車から廃車が加速していて管内に残る車両数も100両を切りました。来年のダイヤ改正で30両追加投入が公式に発表され、広域運用で知られる釧路所属車の置き換えが決まりましたので、その数はさらに減っていくことが確実です。エンジン更新車についても今後は廃車が始まっていく予定で、残るは旭川と苗穂、苫小牧のごく一部と函館になりますが、再来年以降も政府の公的支援を活用してH100の製造が続くので、入れ換えがどんどん進んでいくことになります。現在の残存数ですが、苗穂にいる約半数は入れ換え用もしくは軌道検査用(マヤ検)の事業用として活用しているので、実質動いている車両はこれらを差し引くと約80両ほどになります。今後の置き換え予想ですが、旭川に更なる増備車が入る場合、富良野線と遠軽以東の北見・網走方面が替わることになります。そうなると、富良野線で運用されているキハ150が函館と苫小牧に押し出される形となり、北海道での残存数は一気に減っていくことが容易に想像できるかと思われます。また、函館に投入される場合、北海道新幹線の札幌延伸後は函館~長万部間が道南いさりび鉄道に転換されることから、公的支援の絡みなどを考えると、2023年度以降の増備は旭川と苗穂、苫小牧になる感じがします。JR東日本:12月をもってリゾートしらかみのくまげら編成が運用を外れるという情報があちこちで錯綜している状態で、これを考えると波動用として残っているクルージングトレインについても何らかの動きが出てくるかもしれません。これらの動きが本当であれば、来年にも新たにハイブリッド車が出てきて置き換えるという流れも水面下で進んでいそうな感じです。動向を追っていく必要がある情報になります。JR西日本:DEC700の試験走行がいよいよ新山口を拠点に始まりました。今後は寒冷地での試験が米子や京都でも行われる予定で、必要なデータを蓄積した後に新車の製造にフィードバックすることになっています。ですので、置き換えるとなっても早くて再来年以降になりそうです。JR四国:2025年に徳島に残っている20両を置き換えるというニュースが専門誌のRail Magazineで取り上げられました。記事では新型車両導入だけが書かれていますが、キハ40の置き換えを暗に意味しているものと捉えてよいでしょう。エンジンが非力な中での運用、特に高徳線の長距離運用は酷であるかもしれませんが、新車に置き換えることでランニングコスト削減やダイヤを組む上での制約が外れるとすれば、将来的にはメリットに十分になってきます。伊予灘ものがたりについてはラストランまでのカウントダウンが終盤に入ってきています。12月27日の最終運行が近づくと切符が本当に取りにくくなりますので予約はお早めに。JR九州:長崎でのYC1置き換えに伴うキハ200、220の玉突き転属に伴い、大分での運用が3月に終了しました。残る5両は牧にある大分車両センターに留置されていますが、車齢が高いのでおそらくはこのまま廃車の公算が高くなりそうです。YC1は今後、他の地区への投入も考えられるので、急ピッチとはいかないものの、徐々にJR車への置き換えが進んでいる模様です。僅か3か月の期間の中で、廃車を伴う動向が結構多くなってきています。車両の数については、年間で約200~300両が置き換わる計算になるので、113系や115系、211系などの大量保有車についても、安泰とはいかなくなってきているようです。
2021.09.09
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2021年9月4日、日本の多扉車の歴史に終止符が打たれました。最後まで残っていた京阪5000系。当初は6月の引退を予定していたのですが、新型コロナの蔓延による間引きダイヤの実施などにより、引退の時期が約3か月先延ばしにされたことで、何とか乗り納めをすることが出来ました。5000系の記事は3月に記していますので、そちらも参照ください。京阪5000系https://plaza.rakuten.co.jp/nametabi/diary/202103140000/さよなら運転などのイベントですが、すでに車庫乗り入れツアーや撮影会が実施されたので、公式には追加は行われない見通しです。最終日はファンもそんなに多くはなく、中之島17時3分発の萱島行きが本当の最後になりましたが、大きなトラブルもなく無事運行を終えたとのことです。その最終日に撮ってきた記録を永久保存版としてここに残していきたいと思います。運行最終日はTwitterの画像から判ったことで、運転士に手渡される運転通告票に「最終運用」の文字が入っていたことから明らかになりました。ラストランのヘッドマーク。概ね半年間にわたって掲げられてきたこの看板も見納めです。運転台の様子。2ハンドル式で、この形式からブレーキがHRD系統のものが採用されました。京阪でデジタルブレーキ導入のはしりとなった車両です。車内の様子。製造当初はグリーン系の車内でしたが、製造から25年以上経過した1990年代後半からリニューアル工事が施行され、クリーム系の明るい内装に改装されました。同時に車椅子スペース設置や視覚支援のための鳴動鈴の追加などもこのときに行われています。京阪の一つの特徴である冷房用の回転グリルは5000系が最初です。冷房車は2400系が最初なのですが、ラインデリア式の冷房であったため、冷却効果を高めるために導入されました。このグリルを搭載している車両に乗る機会は、年々少なくなってきている傾向があります。中間車の車椅子スペース。実は第1編成と第2編成はリニューアル工事の際に中間運転台が撤去され、新たに客室に改造をされています。その名残を妻面に見ることができます。製造当初の2編成は4両と3両に分割することが可能で、4連は宇治線で使われていた時期もありました。運転台後方の車掌室部分。案内表示器の制御盤が追加されています。臨時扱いでの運用なので、表示器には臨時と表示されていました。往路の最終列車は区間急行に充当されました。区間急行は守口市~京橋間が無停車なので、110km/hの高速走行で最後の花道を飾りました。最後の色付き種別幕です。車番は旧塗装時代はアルマイトの切り抜き文字だったのですが、塗装変更後は車番も切り抜き文字から離れてロゴに変わっています。日本での半世紀に渡る多扉車の歴史は、通勤ラッシュとの戦いを物語るいわば生き証人であったりします。その車両が去った今、鉄道の輸送はより快適に、よりゆったりとしたサービスが求められる時代に入りました。鉄道車両は時代の趨勢や実態が反映されることが多く、車両を調べるとどんな社会背景だったかが明らかになることも実はあったりします。5000系は技術面だけでなく、海外の車両にはないユニークな特徴を多く持つ車両でもありますので、技術の伝播という目的で、出来れば国内での保存や譲渡が望ましいのですが、こういった車両こそ英国ヨークの鉄道博物館や他の海外の博物館に残してもらいたいものです。現在は既に除籍済みの第5編成が寝屋川車庫に残っているので、何らかの再活用をしてもらえると有難いのですが・・・。京阪は今月の下旬から減量ダイヤが始まります。これが始まると余りの編成の廃車が見込まれ、その対象は2600系0番台と2200系が挙がっていると目されています。日中はほとんどが6000系以降の昇圧後に製造された車両で賄われているので、高度経済成長期を支えた車両も段々と引退のときがきているようです。記録はお早めに。
2021.09.04
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2015年限りで山口県内からは駅弁業者が姿を消し、以降は広島や福岡の駅弁屋がふくめしなどの名物駅弁を販売していたのですが、ここ最近は駅弁が徳山や新山口などで復活をしつつあります。また、下関でも厳密な駅弁ではないのですが、駅弁として楽しめるハイクオリティな弁当が売り出されているので、9月の初回はふくとうにの弁当を取り上げます。弁当は下関駅を降りた正面にあるゆめマートで購入が出来ます。入荷は10時半以降で早いときだと3時から4時ごろには売り切れる日もあるそうです。中身はふくとうにがメインで献立は以下の通りです(お品書きは記載の通りに掲載)。・ふくめし・ふくの唐揚げ・ふくの幽庵焼長門ゆずきち風味・古串屋自慢の出汁巻玉子・花形人参・雲丹めし・いかの雲丹和え・海老の雲丹バター焼き・椎茸旨煮・ししとうここで献立を見ると古串屋(こぐしや)という名前が出てきますが、この名前でピンときた方は相当の観光列車通です。古串屋さんは下関市内(旧城下町の長府)にある老舗料亭で、〇〇のはなしの車内で食べられる予約制のお弁当を作っているお店なのです。ですので、本格的な料亭の味や〇〇のはなしの車内で楽しめる味を手軽に味わうことが出来ます。ふくめしや雲丹めしはふくと雲丹の素材を活かしたダシでしっかりと炊き込まれているので、本来の味が堪能できる他、ふくめしはとらふぐの皮を入れて炊き込んでいるので贅沢仕様になっています。献立の中で特におススメなのはふくの唐揚げといかの雲丹和えです。唐揚げはふく料理の王道となる一品で、身が締まって美味でした。いかの雲丹和えは新鮮ないかと濃厚な雲丹をシンプルに絡めたものですが、文句なしの酒テロおかずですので、日本酒またはビールは用意しておきましょう(^~^)。お値段は1300円と料亭や〇〇のはなしの弁当よりかは廉価ですので、18きっぷで長時間乗車する前のお供としても最適です。特に4時以降に売れ残っている場合は、弁当が半額になりますのでこれを狙わない手はありません。また、現在はコロナ感染症で運休中ですが、旅客扱いが再開されたら釜山へ行く関釜フェリーに持ち込んで食べるのも有効な選択肢になります。釜山は個人的には地下鉄や軽量電車の乗り潰し、海雲台も目当てですが、食となるとチャガルチ市場は狙い目なんですがねえ(政治問題がどうにもならないと行く気がやはり・・・)。下関が国際港ということでやや脱線してしまいましたが、ともあれ山口は海鮮が美味い場所であるということを改めて認識させてくれる弁当であることには間違いありません。機会があればもう一つの「下関三海の極味三昧」も味わってみたいものです。※本文ではふぐのことをふくと記していますが、山口県内ではふぐが福を呼ぶ魚として認識をされていることから、表記をふくに合わせています。下関三海の極味紹介ページ(下関市のサイトより)http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1596584566373/index.html古串屋公式HPhttp://www.kogushiya.jp/kogushiya/
2021.09.01
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