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仕事の方が繁忙期に入ったので更新の頻度が少し間があることがありますこと、ご了承ください。先日アップした小倉の車両センターの一般公開ですが、結構楽しめる要素が満載でした。そこで、さらに充実感を上げるための方法を綴っておきます。【tips 1:早起きして行きましょう】JR九州のウォーキングイベントは、先着概ね300人を対象にお土産をくれるところが多いです。内容としてはカルビーのフルグラ1食分と明治のドリンクが2種類がほとんどですが、中にはうちのたまご製品などがお土産で出る場合があるので、これはお得です。あと、スーパースポーツゼビオの200円割引券が配布されるなど行って損はないので、こういった機会の一般公開は見逃せません。他にも車両センター絡みのウォーキングや新門司港のフェリーの内覧ができる企画はお客さんが増える傾向がありますので、早起きは三文の得。運動がてら楽しむには持ってこいです。【tips 2:座布団買うなら早起きを】車両センターは先行入場がウォーキング参加者限定で9時から行われるので、鉄道グッズを買うならウォーキング参加は必須です。中でも特急車や普通車の座席を再利用した座布団は特に売れ行きがよく、お昼前には売り切れてしまうほどです。管理人は昨年ハイパーサルーンの座布団を買ったので今年はパスして、代わりに巾着を500円で買ってきました。しかし、裏地の接着剤のネバネバがなかなか洗濯でも取れないので、服のドライクリーニングと一緒に出さないと落ちないことが多くこれは注意が要りますね。座布団は1枚1000円。JR東日本の4000円とかを見ると、相当お得です。あと、水戸岡さんの物販も10時からだと並ばないと買えないので、これも先行入場して行った方が時間の節約に繋がります。【tips 3:鉄道部品は入札制です】上記の座布団以外にも鉄道部品の販売も行われます。部品は廃車発生品で、吊革や特急車のシートテーブル、ポスター枠、非常ボタンなどなど、年度によっていろんな部品が売り出されます。特に人気の商品についてはオークション形式で、決められた時間までに入札を行い、一番高い値段をつけた方が落札となります。ただ、ほとんどの部品は大型のものであるため、家の容量を考えて買う必要がありますが、結構大口で買う強者もいますので侮れません。いつかは入手したい代物ですが、新幹線のグリーン車のシートとかなら入札するかも。【まとめ】10月の鉄道の日に関連したイベントや一般公開がようやく本来の形に近いものに戻ってきました。今年はちょこちょこ行っていた近鉄の五位堂は、私事があって残念ながら行けなかったのですが、グッズや物販、飲食が充実しているところはやはり人気が高いですね。年に1回のビッグイベント。来年も楽しみにしています。
2023.10.28
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10月14日の鉄道の日を記念したイベントが今月は目白押しとなりました。先週の遠征で行ってきたのは下関総合車両所と去年も行ってきた小倉総合車両センターの2か所で、内容的に充実していた小倉の方を取り上げます。下関は117系が見れるかなと踏んでいたのですが、例年よりも規模を縮小して行われていたので、残念ながら見ることはできず。ということで、昨年に続くイベント日記です。小倉工場の一般公開は昨年と同じくJR九州のウォーキングイベントの一環として行われました。入場は10時から誰でも入ることができますが、9時からの先行入場があるので、8時半までに西小倉駅に並んでから行くことになりました。早く並ぶとお土産がもらえるので、これについては次の回で説明します。1年ぶりの485系です。昨年はヘッドマークがにちりんでしたが、今年はきりしま・ひゅうがの共通幕が出されていました。きりしまとひゅうがは残念ながらイラストが描かれたヘッドマークではなく、水戸岡デザインのヨーロピアン調のロゴだけのものです。485系の隣はC12。整備状態が綺麗で写真映えします。車内放送体験イベントで使われたキハ40です。HIDライトに交換されているので、これはまだまだ使い潰す感じですね。撮影のファンのお目当ての一つ、ED76-1000番台。ブルートレイン牽引に対応した高速仕様で、みずほのヘッドマークが付けられていました。反対側にはさくらのヘッドマークが。この後、富士の新旧ヘッドマークが取り付けられています。指宿のたまて箱は今年も出張公開をしていました。常にお客さんが体験試乗するなど、D&S列車は相変わらずの人気ですね(^^;;)。去年はピンボケの写真を連発して消化不良だったのですが、今年は光量が十分に確保できたのでそこそこのものを撮れました。ようやくですがほっとしてます。通常の指宿のたまて箱は2両で運行されますが、多客期には3両で運転されるので、これは予備車になります。シートははやとの風と共通の予備運用の名残で、今のふたつ星のシートと全く同じなのです。真ん中の展望デッキは、初期のD&S列車の特徴になっています。前回の九大線新D&S列車の考察記事で出したいさぶろう・しんぺいの銘板です。既に取り外しされていたものが展示されていました。昨年も載せたななつ星関連の展示です。今年はリニューアル改造時に交換された照明や部品などが新たに追加されていました。台車置き場には787系の台車が。ばねなどの機構は、ななつ星の台車にも応用されています。そして今年はJR九州の一般向けの売却土地の販売も行われていました。さすがに土地の購入は資金面で断念。ゆるキャラも来場。白くまのゆるキャラ、ていたんです。小柄なキャラなので中の人はおそらく女性かと思われます。今年はつばめ食堂は利用しませんでした。カレーやうどんの価格が昨年の倍になっていたからです。例年は1つ250円と良心的な価格で食べられていたのですが、500円に値上げされていました。うどんはゴボ天うどんに内容が変わっていましたが、カレーはそんなに変わらず。というわけでお昼は小倉に戻ってから摂ることになりました。次の回ではウォーキングイベントについてのtipsなどを書いていきます。
2023.10.22
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5月の記事で載せた久大線向けのJR九州新D&S列車。詳報とまではいかないのですが、謎めいていた内容についてちょっとずつではありますが、ベールを表してきました。現段階まで分かっていることを載せていきます。今回の記事は、先週行われた小倉工場の一般公開で明らかになったものです。※10月26日にアップデートを行いました(名称決定による)。新D&S列車の改造種車であるいさぶろう・しんぺいは既に営業運転を9月に終えていて、小倉工場に入場済みです。一般公開時には内装や機器類が既に外されていて、ボディのみが鎮座している状況でした。設計図は工場内に詳しいものがあるはずですが、おそらく内装や具体的なサービスについては、12月のダイヤ改正発表時になるかと思われます。(※写真については、工場の外側から撮ったものです。)編成は全部で3両になることが明らかになっています。改造の種車については、これが実はヒントなのです。奥側の2両分の台車は、一見103系の台車に見えますが、よく見ると台車の真ん中にエンジンにつなげるクランクシャフトが見えることから、気動車用のDT22であることが容易に判別できます。となると、改造中の車両のものが置かれることから、いさぶろう・しんぺい用のキハ47の台車と合致します。そして気になる中間車。管理人はふたつ星と同じくキハ47を改造して賄われると予想していましたが、中間車のラウンジに使われるのは何とキハ125なのです。車輪径が小さく、新潟鐵工所(現在の新潟トランシス)のNDCシリーズの初期型空気バネ台車を履いていることから、今度のD&S列車は珍編成になることが確実となりました。キハ47よりも小型のキハ125をどのようにリノベーションしてラウンジにするのか、IFOOの匠の技を図る上で面白い判断材料になりそうです。ですが、IFOOのリノベーションも水戸岡さんと同じように木材を多用するデザインが特徴で、今度はより木材の自然なままの姿を活かした素朴な内装になるのではと見ています。使われる車両については、具体的になってきました。今度は内装や車内サービス、食事についてちょこまかと情報が出てくるはずです。12月まで待ちきれないのですが、何かJR九州は仕掛けを出してくるのではないでしょうか。その後、10月26日に名称が決まりました。その名も「かんぱち・いちろく」。名称のパターンはいさぶろう・しんぺいと同じく路線の敷設に大きな影響を与えた人物の名前が使われました。かんぱちは造り酒屋舟来屋(現在の八鹿酒造)の主人、麻生観八、いちろくは旧大分県農工銀行(現在のみずほ銀行の前身)頭取だった衛藤一六の名前から採られています。いさぶろう・しんぺいの山縣伊三郎と後藤新平はいずれも政治家であったのに対し、こちらは商・財の有力者が関わっています。久大本線は民間の陳情や運動によって完成した路線であるだけに、肥薩線とは異を為す歴史を持っているようです。そうなると車内で出されるお弁当は、ななつ星でも提供をしている大分の方寸もしくは36ぷらす3で実績のあるぎんなん、日本酒だと八鹿酒造の純米や吟醸酒が提供される可能性は出てくるかもしれませんね。
2023.10.18
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京阪のプレミアムカーの記事で、阪急の座席指定車の話題をちょこまか取り上げていましたが、いよいよ来年の夏に2代目2300系の新造で世に出ることが決まりました。その考察を深堀していきたいと思います。(※画像はいずれも阪急電鉄のニュースリリースより一般に向けて公開しているものを引用。)2代目2300系の外観は、1000系や1300系よりも曲面を使った前面デザインになっていますが、マルーンの車体色や3扉の外観、おでこのヘッドライトなど基本的な車両スタイルについては、現代風にアレンジはしているものの、初代2000系からのデザインコンセプトを踏襲したものになっています。60年以上前に確立したデザインがそれだけ完成度の高かったものであることを裏付けます。一般車は3扉セミクロスシートになっていて、これは9300系の後継車であることを明確にしたものです。座席の座り心地は改良されて出ることになりますが、940mmのシートピッチや座席数、座席配置については9300系とほぼ同じ内容です。製造は9300系や1300系と同じく日立が担当します。本題はここから。座席指定車については、4号車に40席設けられることが明らかになっていますが、それ以上の情報については現段階では不明となっています。これを基にどういった座席レイアウトが組み立てられるか、いくつか予想をしてみました。【予想1:京阪のプレミアムカーのものに準拠】阪急の座席指定車は、京阪のプレミアムカーの成功に触発されて設定されることは明らかです。予想の1つとしては、京阪のレイアウトを基にしたものです。こうなると1×2座席が12列、2列座席2列の計40席となり、扉数も1つとなりますので、プレミアムカーと全く同じになります。シートピッチは1040~1050mm程度、リクライニングシートも設けるとそれなりのグレードになってきます。【予想2:3扉で扉間に大型シートを装備】これは十三に設置されているホームドアに対応するように3扉で作られる場合を想定したものです。この場合、2d3d3d2の座席配置で10列分、40席を設けることが可能になりますが、車椅子スペースは敢えて考慮していません(車椅子スペースは一般車の7両の方で補完)。この場合ですと、メリットとして京阪のプレミアムカーや新快速のAシートよりも広いシートピッチが採れ、大型の座席を入れることが可能になります。そうなると、近鉄のひのとりや東武のスペーシアX以上のシェル型シートの導入も不可能ではなくなります。ただ問題は3扉にすると、アテンダントさんの目を盗んで不正乗車されるリスクが伴うことです。そうなると、扉数は1扉限定になる可能性はありそうですね。【予想3:1扉でプレミアムカーと異なるシート配置】これは予想2のレイアウトを基に扉の端の部分を2列4人にして残りを9列36人の配置にすると、プレミアムカーよりもシートピッチを広く取れます。こうすることで、JRのグリーン車よりも豪華な座席にすることが簡単にできるようになります。おそらくはグレードは京阪よりも豪華にする必要があるので、シートピッチやシートサイズについて、航空機に倣った豪華なものが入ることもこれならば出来そうです。【予想4:3扉で一般車と同じシートを使用】これはないでしょう。シートピッチが広くても一般車と同じ座席を使ってお金を取るのは関西ではタブーです。ぼったくりのレッテルを張られるのが明らかですし、絶対にお客さんは乗りません。【トイレ】京阪と同じように設けられない公算が強いです。京阪と同様、梅田から河原町までは40分強で行けるのと、正雀にし尿処理の設備を新規に作る必要があることから、設備面のコストを考えると、これはなさそうです。【値段】座席指定料金は京阪のものを基に考えると、400円から500円になるかと思われます。京阪間を通しで乗る場合は500円、茨木市、高槻市、長岡天神までなら400円が妥当な価格帯と思われます。【運用】対象は梅田~河原町間の特急、通勤特急、準特急と「特急」と名のつく列車になります。ただ、早朝と深夜帯はアテンダントの勤務シフトから外れるので、一部の準特急については、閉鎖の措置が採られるようです。【座席指定車の名称】その後、11月21日に座席指定車の名称が正式に決定しました。名称は「PRiVACE」(プライベース)で、PrivateとPlaceの造語から来ています。個人の時間をより確保する意味合いの強い名称となりました。PRiVACEは新造の2300系の他、9300系にも一部が連結される見込みです。【正式に発表されたレイアウト】PRiVACEは予想の通り京阪のプレミアムカーと同じく1扉のレイアウトになりました。ただ、扉は中間に1つ設けられる形で、客室はJR九州のハイパーサルーンこと783系と類似した2室構造になる模様です。行先表示器は扉すぐ近くに設けられるようですが、AGCの「infovarre」が有力でしょう。客室に仕切り扉は設けられず、デッキ部分は京阪と同じくセミオープン構造になっています。モダンな昭和初期の建物の内装や教会の内装によく似たデザインです。座席レイアウトは、2人掛けが7列、1人掛けが6列の20人で、これが2室合わせて40席になる計算です。1人掛けが2列少ない部分は、車椅子スペースになります。【その他のサービス】1、専属のアテンダントさんが乗務することが予定されています。既に阪急トラベルサポートから求人が募集されているので、これは確定とみてよいでしょう。2、空気清浄機は京阪はパナソニック製のものを使っていますが、阪急は沿線近くにダイキン工業の摂津工場(最寄は相川)があるので、ダイキンのストリーマを入れるという選択肢はあるかもしれません。3、無料のwifi、コンセント、大型テーブルなど、JRのグリーン車に匹敵する設備が入ると思われます。勿論、リクライニングシートもです。リクライニング角度は、シートピッチにもよりますが、京阪のものよりも深く倒れるものを敢えて入れる可能性はありそうです。ピッチは阪急の車両限界を考えると、1050mm前後かなと。上記3の予想については、車内のイラストがおおよそではありますが出てきましたので、こちらを見ながら当てはめていきます。先ず、座席ですが、2人掛けと1人掛けの2種類になります。ゴールデンオリーブのアンゴラ山羊のシートは、これまで使われてきた阪急の伝統のシートですので、指定車についても勿論変えることはないでしょう。応接間のようなフカフカの座面は指定車でも味わえます。また、全体のシートデザインですが、京とれいん雅洛で使われているシートとよく似た感じもしますが、こちらはJR九州で使われている水戸岡さんデザインの木材シートに近い形になりそうです。シートの背面が高そうなので、これは京阪のプレミアムカーを明らかに意識しています。Wifiやコンセント、リクライニングシートについては搭載がほぼ確実とみてよいでしょう。テーブルは背面タイプの大型のものが装備されるかは不明ですが、細部をよく見てみると、肘掛収納タイプがどうやら導入されるようです。この他、読書灯やドリンクホルダーについても、京阪のプレミアムカーをヒントにカスタマイズされるような感じです。4、車内販売については現段階では分からないですね。京阪と同じように、車内限定グッズが売り出されるならば、インバウンドへのインパクトはそれなりにありそうです。ただ、宝塚のグッズに関しては、いじめ問題がクローズアップされていることから、好ましくはなさそうですね。阪急はそもそもが低廉な料金で高品質の座席に座れるため、座席指定車が出てくるというのはファンにとっても衝撃の出来事なんですよね。今後、追加の情報が出てきますので、この記事については更新をその都度やっていく予定にしています。京都線のPRiVACE、徐々に全貌が明らかになってきました。これですと、京阪のプレミアムカーや新快速のAシートとの乗り比べという形で来年の夏は楽しめそうです。※11月22日にアップデートを行いました(3回目)。
2023.10.12
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前回のスペーシアX日光埋蔵金弁当の土台となる寿司駅弁です。日光は鱒の養殖が盛んで、国際観光地ならではの駅弁を!ということで世に出たのがこの鱒寿司になります。鱒寿司は言うまでもなく発祥は富山ですが、日光の鱒寿司も美味と評判なのです。ちなみに富山のものは丸型の押し寿司ベースになっていますが、日光のものはバッテラなどの棒寿司に近い形態です。竹皮に包まれているので保存性がよく、持ち帰った翌日まで日持ちしますので、お土産にも好適。逆にある程度常温で置いた方が美味しいとされています。掛け紙はシンプルに特産の鱒を描いたものです。ご覧ください!この寿司。通常版の富山のものよりも肉厚です(^~^)。富山の鱒寿司はサクラマスを使っているのに対し、日光版の鱒寿司はヒメマスを使っています。さらに寿司飯の間には同じく特産品の湯葉を挟んで味と歯ごたえのアクセントが。鱒の身が分厚いだけに思った以上の食べ応えがあります。メディアで美味と紹介をされていたように、これは掛け値なしで美味いです(^~^)。醤油をつけるとより食べやすくなりますので、家で楽しみましょう。この鱒寿司はヤマトのクール便で全国発送ができるので、首都圏以外の地域でも楽しむことが可能です。詳しくは日光鱒鮨本舗のHPにありますのでこちらからどうぞ。↓↓↓日光鱒鮨本舗HPhttps://masuzushi.com/?page_id=27この鱒寿司は駅弁大会だと1月の京王でしか買うことができないので、非常にレアな駅弁です。日本酒や焼酎との相性も抜群ですので、週末の楽しみとしても嗜まれるのはいかがでしょうか?
2023.10.09
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【お詫び】初めに、夏休み当初はスペーシアXプレミアム弁当を掲載する予定でしたが、乗車当日は弁当の販売最終日でしかも浅草駅6時半の開店と同時に売り切れとなってしまい、食べられずに終わってしまいました。その代わりとして同じくプレミアム駅弁の類であるスペーシアX日光埋蔵金弁当を取り上げます。早起きは三文の得を身をもって体感した次第です。皆様すみませんでした m(_ _)m。新作の埋蔵金弁当はスペーシアXの大型プラスチックモデルで登場となりました。特徴的な胡粉の白や流線形の先頭車、鹿沼組子を意匠とした六角形の窓もしっかりと表現されています。食べ終わった後に人形や100均のディスプレイモデルなどを入れると、1号車のコックピットラウンジが再現できるクオリティです。掛け紙は金ベースにスペーシアXのロゴが入ったオリジナルのもので、豪華仕様です。中身は鱒のそぼろを使ったばら寿司に肉厚の鱒が乗った日光鱒寿司のハーフ版が並びます。いずれも素材を厳選したプレミアム仕様で、味もきちんと鱒の旨味が詰まった美味なるものでした(^~^)。特に鱒寿司の方はヒメマスの身を贅沢に使ったもので、食べ応えがあります。ただ、醤油があればよかったですね。この弁当のもう一つの特徴は、車体を模した入れ物を持ち帰ることが出来る他にも、シャベルと日本刀型のナイフがつきます。刀で鱒寿司を切り分け、シャベルで召し上がる形で、この2つもお土産として持ち帰れます。しかもスペーシアXのロゴ入りです。食の内容はシンプルに鱒を使った寿司なのですが、記念に持ち帰れるところがうれしいですね。こういったお土産になるものが付属している駅弁は全国的にも珍しいので、記念乗車証代わりに購入するのもありなのです。ただ、問題は価格面。1個3000円します(汗)。当初取り上げる予定だったスペーシアXプレミアム弁当も3300円でしたから、これに匹敵する高価格帯の駅弁なんですよねえ。ですが、味については納得のいくものですから、たまのご褒美に如何でしょうか。シャベルとナイフはアイスクリームやスイーツを切り分けたり掘って食べたりするのに便利ですので、実用品としてお家で使うのもOK!この駅弁は通年販売されていますので、味わって頂きたい逸品でした。
2023.10.04
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この乗車記の3回目は旅のtipsです。ただ、日光・鬼怒川方面の単なる観光案内になると、市販のガイドブックに見どころ等が多数掲載されていますので、東照宮や華厳の滝、湯元温泉、鬼怒川温泉などのメジャーな観光地をメインにする場合は、一般の旅行記をご覧ください。このtipsは鉄道関連、食べ鉄関連のtipsに敢えて特化して載せていきます。一味違う遠征を予定されている場合は参考にして頂けたらと思います。【tips 1:わたらせ渓谷鉄道への乗り継ぎ】日光からはわたらせ渓谷鉄道の間藤へ行く市営バスが1日6本運行されているので、これを使うと、間藤、足尾もしくは通洞から桐生方面へわ鉄を使って抜けることが可能です。バスのダイヤが合えば復路のトロッコにも足尾から接続しますので、上毛地区の乗り潰しを効率的にこなすことができます。ただ、問題は日光市内の渋滞。東武日光から東照宮までひどい時だとバスで1時間以上かかる場合もありますので、バスを使うときはハイシーズンを避けるのが賢明です。間藤までは東武日光から日足トンネル経由で35分で着きます。その逆も勿論可能で、わ鉄から日光に抜け、東武もしくはJRで東京に戻れます。【tips 2:宇都宮ライトレール、宿泊を伴う遠征の場合】日光からはJR日光線で宇都宮に行くと、今年8月に開業したライトレールが楽しめます。第1期開業区間は宇都宮駅東口から芳賀の工業団地までですが、行く行くは東武宇都宮付近まで延伸される予定ですので、新規開業の路面電車を楽しまれるのもいかがでしょうか?宇都宮までは約40分ですので、移動は比較的短時間で済みます。また、宿泊を伴う場合、日光・鬼怒川地区の温泉旅館やホテルは、とにかく値段が高騰していますので、手頃な部屋を確保する場合は、宇都宮に移動するのも選択肢として考慮しておきましょう。【tips 3:会津への裏ルート】会津若松や喜多方などへ向かう場合は、郡山から磐越西線を利用するか、新潟から行く場合は高速バスまたは磐越西線を使って行くのが一般的です。会津若松までは鬼怒川温泉経由だと最速で4時間半ほどかかりますが、乗り継ぎや立ち寄りをしながら楽しめるメリットがありますので、のんびりと行く場合に最適です。他にも尾瀬や沿線の温泉など見どころのあるルートですので、活用してみてください。また、リバティ会津の終点、会津田島では只見に行くバスが1日2本ありますので、只見線に乗る選択肢もチョイスできます。【tips 4:くちびる西高校】これは完全に管理人の趣味です(笑)。ガキの使いやあらへんでの人気企画、笑ってはいけないシリーズの第3作、ハイスクール編で使われたのは旧塩原町立上塩原小学校で、これは野岩鉄道を使うと簡単に行ける所にあります。最寄は野岩鉄道の上三依塩原温泉口で、ここから接続するゆーばすの塩原温泉行のバスに乗れば約10分強で行けます。最寄りのバス停は上塩原です。ただ、野岩鉄道の本数が少なくなっているので、バスの時間にはくれぐれも注意が必要です。ロケ地探訪としてはマイナーなものになりますが、行ったら松ちゃんの苦悶の姿が想像できますよ。ジミーちゃんのとんでも英語レッスンやHGの体育などは強烈でしたね(^^)。「今夜が山田~~~~~♪ デデーン♪ 松本、OUT♪」【tips5:沼田方面への乗り継ぎ】これは夏季のみの期間限定ですが、日光からいろは坂を上り、湯元温泉を経由してバスに乗り継ぐことで、沼田駅や上毛高原駅へ抜けることが実はできます。所要時間は乗り継ぎ時間を含めて最低でも3時間以上かかりますが、途中、老神温泉などの温泉郷に途中寄って行くルートや、尾瀬の表玄関、尾瀬戸倉から鳩待峠へ向かうこともできます。鉄道を絡めるルートとしては裏街道の要素が強いですが、普段と違う旅程で行ってみたい場合は、チャレンジをしても面白い抜け道です。実はこのルート、日本ロマンチック街道の異名を持つ山道で、ドライブルートとしては意外なことに結構メジャーな存在であったりします。【tips 6:株主乗車券を使いましょう】浅草から東武日光までの運賃は1400円、鬼怒川温泉までは1590円と、東武の普通運賃はJRのものよりもかなりお得ですが、株主乗車券を使うとさらに予算を抑えることができます。株主乗車券は都内では800円ほどで売られている店もあるので、是非使っていきましょう。参考として、株主乗車券とりょうもうを使った場合、赤城までは僅か2000円ほどで行くことができます。特急を使ってもJRより安く行けるんですよね(^^)。【tips 7:ジルエット】1号車のカフェでおつまみや前菜を提供しているフレンチレストランです。東武日光駅から東照宮へ向かう道を約10分上がると、左手にお店があります。ランチは2000円前後から楽しめますので、気軽に寄ってみて下さい。ディナーなどは予約して行った方が賢明です。日程が決まったらお店に電話を入れておきましょう。ジルエット(Girouette)〒321-1403栃木県日光市下鉢石町956Tel:0288-25-5001定休日:月・火・不定休(※定休日の多いお店ですので注意が必要です。また、貸し切り営業もあります。)HPhttps://www.tochinavi.net/spot/home/?id=20128【まとめ】日光・鬼怒川への新しいデラックスロマンスカーとして登場したスペーシアX。現在は1日最大4往復運行されていますが、来年度中に2編成増備されるので、最終的には4編成24両が揃うことになっています。来年度以降にはなりますが、今のスペーシアの一部を入れ替えることで乗車チャンスが増えるので、観光シーズン以外であれば、当日でも席を取ることは容易になっていくでしょう。車内でしか味わえないクラフトビールとおつまみの数々。付加価値の高いサービスを東武もついに出してきました。座席の種類が6種類あるので、スタンダード以外の座席もいずれは乗ってみたいものです。各地の観光列車などと同じように、乗ることが目当てとなる列車としては十分合格点を与えられると感じました。食についても駅弁やいろんなお店のグレードが高いので、行って損はありません。本来は鬼怒川温泉と絡めて復路で乗る予定だったのですが、これについてはどこかで宇都宮のLRTと絡めながら乗りたいと思います。また来ますよ!!
2023.10.02
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