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観光列車の乗車記は今年はいっぱいありますので、まだまだこれからアップをしていく予定です。その前に久々、東京駅の駅弁を1つ。今年は東海道新幹線が開業して60周年のメモリアルイヤー。これと同時に発売されたチキン弁当です。海外からの客を意識した洋食仕立ての内容で、上皇陛下が半世紀以上にわたって愛するロングセラー駅弁。行幸の際のお友として定番だったそうです。パッケージは何回かリニューアルされていますが、昔懐かし鶏を全面に押し出した当時としてもモダンなデザインに仕上がっています。昭和の雰囲気が漂います。中身はチキンライスにフワフワのスクランブルエッグとドライトマト、グリンピースのトッピング。右側には鶏の唐揚げと付け合わせの紫キャベツのピクルスにスモークチーズが入ったシンプルな構成です。唐揚げは、添付のレモン汁をかけて頂きます。60年経った今でも根強い人気のある安定の味で、気軽に洋食を味わいたいときには重宝します。価格は900円とやや値上がったものの、1000円を切る駅弁が珍しくなってきた時代に低予算で食べられるので貴重な存在です。味は結構濃いめで、昔の洋食屋さんの素朴な味を体現したものになっています。唐揚げは鶏ももをしっかり揚げているので固めの歯応えですが、肉に火がちゃんと通っているので安心して食べられます。この駅弁、お酒との相性も◎で、ビールやハイボール、ウイスキー、焼酎のお湯割りやロックにめちゃくちゃ合うんですよね(^~^)。特に夕方の新幹線で仕事帰りに一杯兼ねてこの駅弁は、中毒性が高いのも頷けます。入れ替わりの激しい駅弁業界にあって、還暦を迎えることができる駅弁は本当に数えるほどで、それだけのヒット作であったことが伺えるものです。また、10月からは特別バージョンとしておかずが追加されたスペシャル版が発売される他、嘗ての日本食堂のロゴが復活したパッケージも復刻されるとのこと。世界の鉄道の潮流を変えた影の立役者として、その存在は大きいんですよね。ロイヤルファミリーが愛する町の洋食屋の味。皆さん、一度は味わってください。
2024.09.26
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お座トロの乗車記を続けます。ゴロ寝しそうになるほどのんびりできる列車は道中のアクセントになりました。座席には車内販売のメニューが置かれています。メニューは主にドリンク類とスナックですが、沿線のお店から駅弁を取り寄せることができます。3日前までの予約が必要ですが、ソースかつ丼やサンドイッチなどが車内で楽しめるのは貴重です。予約先の電話番号等は会津鉄道のHPから確認をどうぞ。会津鉄道駅弁予約HPhttps://aizutetsudo.jp/service/station-lunch/トロッコ車のデッキ部分には車内販売のブースが設けられていて、物販類はここに集約。このあたりは只見線の新たな観光列車へのヒントにもなる重要な役割があるのです。車内にはポストがあり、手紙や封書を投函することができます。オリジナルの消印を押して届けてくれますよ。ここからは沿線の様子を。西若松を出るとしばらくは盆地の長閑な区間を走ります。遠くに磐梯山と鶴ヶ城が同時に見えるスポットだそうで、1枚撮ってきました。途中、このような行き違いも。元々は国鉄の線路で、ホームに年期が入ってます。沿線でも乗降客が比較的多い芦ノ牧温泉です。鬼滅の刃の作中に登場した無限城のモデル、温泉旅館大川荘はここから送迎バスで5分ほどいった場所にあります。近年は海外からのお客さんもアニメのロケ地探訪で来られることが増えてきているようです。この駅にはもう一つ、ラーメンとソースカツの名店、牛乳屋食堂があり、素朴な醤油ラーメンなどが楽しめるお店です。芦ノ牧温泉を過ぎると、山間部の区間に入ります。途中、何カ所かで減速運転をしてくれるので、撮影が結構出来ました。大川ダムは沿線のハイライトの一つ。お座トロのウリは、このフォトシアターです。途中、長いトンネルがあり、このトンネル区間で楽しむことができます。茅葺屋根が特徴の湯野上温泉駅にも停車。大内宿への最寄り駅で、バスで20分で行けます。沿線は阿賀川に沿って走ります。どこまでも続く森の奥道。塔のへつりは小駅ですが、乗降客が割と見られます。会津は大河ドラマ「八重の桜」の舞台になった場所で、同志社大学の創立者、新島襄の妻、八重の故郷でもあります。トンネルを抜け、平坦な盆地に再度入ると、会津田島まではあと少し。会津若松から約1時間20分。南会津の拠点、会津田島に到着です。会津田島からは浅草行きのリバティ会津が接続しているので、乗り継ぎは簡単。ここからは鬼怒川温泉まで向かいました。お座トロは、会津田島~会津若松間を主に週末に2往復しますので、のんびり湯治や急がない立ち寄り旅に使うときにはものすごく使えます。今年はそのまま抜けるルートで使いましたが、次に行くときには風呂に入りながら会津には向かいたいですね。浅草から日光・鬼怒川を経由して会津に向かう裏街道は、温泉だけでなく歴史的価値の高いスポットが点在していますので、少なくとも1泊はかけて行きたい場所です。今年はSLばんえつ物語が旅程の関係でまたも乗れなかったので、次こそは会津~新潟に抜けるルートでしっかり楽しめたらと思います。
2024.09.23
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SATONOの続編として乗ってきたのは、会津鉄道のお座トロ展望列車です。会津若松からは裏ルートで鬼怒川温泉を抜け、東武で東京まで戻ります。この列車、お座敷車とトロッコが一緒になった変わり種で、会津田島でリバティ会津に乗り継ぐルートです。お座敷車は嘗てのJRのジョイフルトレインで全国各地に見られたのですが、近年は車両が少なくなり、それとともにレアな設備になってしまいました。始発の会津若松での発車前の様子です。どことなくJR東日本のリゾートしらかみを彷彿とさせるフロントマスクです。それもそのはず。この車両は種車がキハ40で、譲受してもらった車両を改造して誕生しました。連結部分の顔はそのまま。単行でも走れるようになっています。展望車はハイデッカー構造で、展望デッキへは階段を下りていきます。子ども連れや部活帰りの生徒が撮影をするほどの人気スポットです。今も昔もかぶりつきはやはり人気。座席からはこのように見えます。往路の場合は特等席に。展望車はリクライニングシートになっているので、移動が楽です。椅子もそれなりに倒れます。お座トロは乗るときに400円の指定券が必要ですが、会津若松~西若松の只見線区間は乗車券のみで乗れるため、短距離での利用が結構あります。鶴ヶ城へのアクセスとしては好適な距離です。指定券は端末から出してもらうタイプ。硬券ではないのが・・・。この券は会津鉄道の主要駅で基本は売ってますが、遠方からの乗客のためにHPから予約することができます。予約をかけてから車内で料金を支払う流れです。お座敷席は展望車の反対側に設けられています。掘りごたつ式で靴を脱いでリラックス。その奥にはトイレがあり、急な場合の備えもバッチリ。掘りごたつの下はすのこが敷かれているので、通気性は抜群です。復路はトロッコ車が先頭に。芦ノ牧温泉までは平坦な線路を走ります。トロッコ車はオープンデッキ構造で、走行中に涼しい風を感じ取れるところがウリです。この日は私立中の遠征帰りの生徒で満席でした。ただ、気温が35℃を超えてずっと座れる環境ではなかったですね。車内販売と道中の様子はこの次に。
2024.09.19
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SATONOの番外編は只見線の観光列車についての考察です。短文になりますが、お付き合いください。SATONOは只見線にも不定期で入線したことがあり、この秋も会津若松~只見間で臨時列車として走ります。実は只見線にSATONOやトキ鉄の雪月花が入った理由の一つには、五能線と併せて観光路線にしたいという地元やJR東日本の戦略があるからなのです。2011年の水害では、橋梁流失など甚大な被害が出たことから、只見線は廃線が取り沙汰されていました。しかしながら、福島県の観光資源として活用したいという後押しもあり、上下分離方式で復旧までこぎつけたのは相当な意味を持ちます。その活性化の一つとして具体化したのが観光列車の新製です。これは7月に福島民友新聞や朝日新聞の記事から明らかになったのですが、詳細な車両の仕様や運行区間についてはこれからという感じになりそうです。そこで、おそらくは2~3年先になるだろうと思われますが、どのような感じの列車になるのか考えていきたいと思います。1、車両順当ならJR東日本の観光用標準ハイブリッド車、HB-E300になるかと思われます。これなら訓練運転も最小限で済みますし、導入もスムーズです。また、リゾートしらかみのくまげら編成の更新と併せて製造が可能になりますから、やるとなったら現実的な選択肢になってきます。しかし、車両は会津鉄道乗り入れも視野に入れていて、お座トロ展望の更新に合わせて会津鉄道が保有するといった記事も出ています。実際、新車を入れるとなると、HB-E300は普通の通勤車よりも費用が高額になるので、沿線自治体からは費用対効果を見極めたいという声もあるほどです。それでもトキ鉄の雪月花は新規に製造していますから、インバウンドを含め沿線の活性化に効果があると判断されれば、導入の可能性はあるでしょう。この他、只見線には風っこも臨時快速として入ってくるので、このあたりの客層も入れる車両の参考にはなりそうですね。2、サービス案として会津ならではの雰囲気を出した内装になる他、日本酒が楽しめる売店の設置などが挙げられているようです。そのため、不定期運行のただみSATONOでは食事やおもてなしを含め、どのようなサービスが最適か色々な策が練られると思われます。SATONOは旅行商品としてグリーン車をダイニングカーとして活用できる設備のため、車内での食事が取れるプランについては、今後出てくるかもしれませんね。おもてなし等は、これから不定期運用で複数回企画を重ねてから固めていくのではないでしょうか。3、食事これは色々な選択肢が出てきそうです。先ず、ベースとしてうけとりっぷを使った車内限定商品や弁当が挙げられます。うけとりっぷを使うと、注文分だけ提供する側も作ったらよいですし効率的です。また、グリーン車を旅行商品として設定をすれば、豪華な食事を充てることが可能になりますので、雪月花の特別運行で提供された田事さんの三段重と輪箱飯のようなスペシャリテが食べられるかもしれません。また、クルーズトレイン四季島の会津でのおもてなしとして、朝食に田季野さんの輪箱飯と地元でしか食べられない珍しい一品が出されていますから、食については本腰を入れて取り組んでくるでしょう。管理人も喜多方ラーメンとソースカツにこだわり過ぎたことで、輪箱飯や郷土料理についてのアプローチができなかったのは迂闊でした。4、車内販売これもSATONOの定期運行で売れ筋を見極めると考えられます。あくまでも地元のものを販売していく形になりますが、付加価値の高いものをプロデュースして集客の一助にするのは勿論、戦略の一つです。主な商品としては日本酒やおはぎなどの和菓子が考えられます。また、お座トロ列車で扱っている商品もヒントにはなってくるでしょう。【まとめ】只見線は田舎の原風景や自然がいっぱいの車窓を楽しめる隠れた観光路線で、インバウンドでの認知度も上がってきています。路線単体で黒字を確保することは難しいですが、県全体、地域全体の活性化を考えると、トータルでは利益に還元できるようにはなれるポテンシャルを持っています。観光列車が走るという、鉄道ファンや旅行ファンの関心が先ずは集中すること。これだけでも第一関門はクリアです。あとは今後の集客がどのぐらいの割合になるのか、会津の浮沈を握るプロジェクトが始まります。
2024.09.16
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車内販売と事前予約商品のことで後回しになりましたが、会津若松までの様子を一気にいきます。会津若松までの所要時間は1時間20~35分、終点の喜多方まで1時間40~2時間弱の行程です。急がないダイヤですので、乗車時間もほどよい長さです。磐梯熱海までは40分ほど。往路はのんびりと走ります。磐梯熱海から先は急曲線が増えてきて、列車のスピードが落ちます。古い時刻表を見ると、特急あいづが走っていた時代でも、郡山~会津若松間は1時間かかっていましたので、磐越西線はあんまりスピードが出せない路線なんですよね。ちなみに全線の最高速度は95km/hです。猪苗代湖と裏磐梯の玄関口、猪苗代停車中の様子です。ここから裏磐梯まではバスで30~40分。有名なリゾート地だけに、のんびり今度は行ってみたいですね。当日は山と田んぼの緑が映える絶好の外出日和でした。HB-E300の標準仕様になっている前面展望つきのテレビ。後方車両に乗っていても楽しめます。撮影用のボードは、ロゴの形に似せたものです。シンプルですぐに山と分かります。JR東日本の観光列車は、新潟支社は乗車証を省略する傾向がありますが、仙台支社はこのようにポストカードにも使えるものがもらえます。また、この日は車内でのサービスに関するアンケートも実施されていて、スマホで回答すると車両のデザインが入った水性ボールペンがもらえました。荷物を軽くするために筆記用具を省いていたので、これは助かりました。そして、あいづSATONOの一番のハイライトは磐梯山。快晴とまではいかなかったですが、全貌を撮ることができました。ご存じ、民謡「会津磐梯山」でも歌われている福島を代表する山です。磐梯町を通過すると、会津盆地を少しづつ会津若松に向けて下っていきます。途中、東長原~広田のあたりからは、会津盆地の広大な景色を見ることができます。会津の中心都市、会津若松に到着前の様子です。磐越西線の列車はここで向きを変えて喜多方に向かいます。会津若松では5分停車。約半数の乗客が降りていきました。ここからは会津鉄道のお座トロ列車に乗り換えるため下車します。出発前には郡山と同じく、会津若松駅の駅員さんが見送りをしていました。会津若松駅。歴史と伝統の重みを感じる瓦葺きの駅舎です。白虎隊で勇名を馳せた鶴ヶ城は2つ先の西若松の方が近いですが、この駅からも路線バスで10分ほどとアクセスは良好です。駅前には赤べこが。赤べこは、子どもたちの魔除けとして作られたものです。【まとめ】SATONOは往路・復路共にSLばんえつ物語に乗り継げるダイヤが組まれているので、1日かけて新潟~郡山間をゆっくりと往来するのに適しています。途中、喜多方ラーメンやソースかつ丼を楽しむ時間が十分ありますので、地元のグルメを堪能するにも適した列車です。乗車時間もほどよく、しっかり楽しめた時間になりました。この後、管理人は会津若松市内に出向き、ソースかつ丼を食べにいきましたが、後悔しているのは田季野さんの輪箱飯をスルーしてしまったことです・・・。輪箱飯、クルーズトレインの四季島で朝食としてお店で提供していた実績があったのを家に帰ってから知りました(汗)。地元でも高名の名店であるだけに、SLばんえつ物語の乗車と絡めてどこかで食べないとダメだなと。また、昨年特別運行された只見線の雪月花で料理を提供した田事さんも行っておきたいお店であることを確認した次第です。会津磐梯山で"会津磐梯山は宝の山よ~ 笹に黄金が エーマタ なりさがる~"とまで謳われている地域であるだけに、やっぱ宿泊を絡めて行くのがいいですね。
2024.09.13
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SATONOの2回目は車内販売と事前予約商品について記していきます。その後、グリーン車についてです。車内販売は青と緑の車体の色に装飾されたカートでやってきます。色的に非対称になっているので、デザイン的に凝った仕様になっています。そして乗ったときのお楽しみの一つが、事前予約制の商品や食事。これらの商品や食事を楽しむ場合、早めの座席確保が必要です。事前予約商品は「乗車何日前までの予約が必要」とあるように、乗車間際では購入ができないので、旅程をある程度練っておくことが必須になります。また、購入するときには「うけとりっぷ」という事前予約決済アプリの登録が欠かせません。登録はメールアドレスを入力すれば簡単にできますので、旅行の前にしておきましょう。登録後、商品はクレジットカード払いになるので、クレジットカードも用意しておいて下さい。現地払いやPayPay等キャッシュレス決済は出来ないのでご注意を。うけとりっぷは一度登録をしておくと、海里やひなびに乗るときにも使えますので便利です。こういった事前予約制の商品や食事の設定は、食品ロスの削減にもつながりますので導入する側にもメリットは大きいのです。せっかくのシステムですから、グランクラスの食事についてもこれを導入したらよいですね。さて、SATONOの事前予約商品ですが、郡山発は唎酒セットと車内限定の宝の山弁当です。唎酒セットは結構な値段がしますが、家の事情で購入しました。宝の山弁当は、海苔のり弁で有名な福豆屋さんの謹製です。喜多方発はこちら。会津若松の老舗割烹、田季野さんの名物輪箱飯(わっぱめし)と3色おはぎです。特におはぎを予約する場合、締め切りが乗車日の11日前と早いので留意が必要です。輪箱飯は名前の通り、わっぱの中に米と具材を入れて蒸し上げた会津の郷土料理で、このお店は単独でもまた寄りたいなあと感じました。地元でも評価の高いお店ですので、喜多方ラーメン、ソースカツ丼に加えて食事のオプションに入れてもらいたいと思います。事前予約商品は運行区間によって内容が異なる他、期間限定商品が出ることがありますので、乗るときに確認しておきましょう。往路は郡山を出ると、磐梯熱海手前の安子ヶ島で後発の列車を先に行かせるため、20分ほど運転停車します。その間に予約しておいた唎酒セットをここで受け取り。結構重量がありました(^^;;)。セットの中身は純米大吟醸2種類と、おつまみのミックス豆に川俣軍鶏のおつまみチキン、これにSATONOのロゴが入ったオリジナルのおちょこが2個つきます。カップルや夫婦向けの商品ですね。おちょこの底にはにこちゃんマークが。お酒は縁を結ぶんですよ~(^~^)。受け取り後、何とSATONOのオリジナル手ぬぐいがもらえました。これ、1000円以上購入の人対象に期間限定で先着順だと思います。手ぬぐいをもらったのは、おいこっとに乗ったとき以来です。ここからは少しだけグリーン車の様子です。SATONOとひなびには新たにグリーン車が設けられました。グリーン車の書体は国鉄のものとは違い、欧州調になりました。グリーン車は2人掛けと4人掛けのボックスシートが基本のレイアウトで、前日に乗った海里のものがベースになっています。旅行商品として食事が提供される前提でのシートなので、リクライニングはしません。その奥には指定席が見えますが、これは快速あいづの指定席でSATONOの普通車と同じリクライニングシートが搭載されています。(※グリーン車は事前予約商品の受け取り確認時に許可を得て撮っています。)グリーン車も含めたボックスシートの最近の傾向ですが、プライバシーに配慮した半個室タイプの設計が増えてきています。かんぱち・いちろくや273系やくも、ウエストエクスプレス銀河など、パーティー向けの車両で見ることができます。10月から走り出すはなあかりにも豪華な半個室タイプのシートがあり、長時間の乗車でも飽きない工夫が凝らされています。居住性もアップしていますね。単独での旅行でこれはありがたい1人掛けシートが3席分あります。これがあれば旅行商品で使う場合でも1人で申し込みができますから重宝します。しかし、乗ったときにうけとりっぷで買える限定商品はまだ品数が少なく種類が限られているので、今後サービスアップを兼ねて増やしていくことが求められます。特に磐越西線では、フルーティアの後継という位置づけもあり、オプションでフルーツピークスさんのスイーツを食べられるようにはしてほしいですね。次の回では、磐越西線の沿線の様子を乗車してきた会津若松まで辿っていきます。
2024.09.10
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海里に乗ってきた翌日、郡山に降り立ちました。一昨年の年始にフルーティアに乗って以来のご無沙汰です。JR東日本の週末パスを利用して使ったのはSATONO。リゾートあすなろを改装して登場した新たな観光列車です。この日は会津若松から鬼怒川温泉を抜けて東京に戻るルートを完乗する目的があり、効果的に乗っておきたかった列車でした。記録は3回に分けて載せる他、只見線の新たな観光列車についてのことも考察していきたいと思います。SATONOの始発は郡山から。ロゴやネーミングは故郷の里山の風景を想起させるものです。フルーティアに乗ったときは郡山から東北本線を北上して仙台に向かう冬バージョンでのルートでしたが、今年はメイン運行となる磐越西線を通るルートです。SATONOは東北南部の3県を走る列車として以下の列車が主に設定されています。あいづSATONO:郡山~会津若松~喜多方さくらんぼSATONO:山形~左沢(あてらざわ)(※6月のさくらんぼ収穫シーズンに運転)いろどりSATONO:仙台~山形(※秋季の観光シーズンに運転)この他にも只見線に不定期で入るなど、運行区間は広がっていく感じになりそうです。乗る前に駅近くを散策。前回のフルーティアで撮り忘れていたのが、郡山駅前にある緑の扉。これは郡山ゆかりの人気J-POPグループGreeeeNが郡山青年会議所とコラボして制作されたモニュメントで、夢に向かって挑戦するメンバーの思いを表しています。メンバー4人の本業は歯科医師で、本業に差支えがないよう顔を隠して現在も活動を続けられているとのこと。最近、グループ名もGreeeeNからGRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)に変わりました。勿論、乗る前にくぐってきました。GreeeeNの曲は管理人もよく聞いていて、「Green boys」や「every」など、何度励まされたことか(涙)。モニュメントの前後にはメンバーの手形と足形があり、ファンにとってはたまらないスポットに。モニュメントの側には「扉」と「歩み」の歌詞の一部とメンバーのメッセージが。「キセキ」と「扉」は郡山駅の発車メロディにもなっています。GreeeeNのモニュメントを探索した後にホームに入ります。SATONOの入線は発車約10分前と結構間近になってから来ます。SATONOは普通車を使いました。普通車は種車のリゾートあすなろのシートをそのまま活用していて、シートの表地が変わっただけです。しかしながらシートピッチ1200mmのリクライニングシートは健在。グリーン車よりも足元が広く、指定券で乗れるのでお得です。(※SATONOは快速列車のため、18きっぷでも指定券を使えば乗れます。)展望スペースは種車とは大きくレイアウトは変わらず楽しめます。普通車側のスペースはテーブルが撤去されていて、グリーン車サイドと差別化が図られています。必需品のコンセントは、海里の1カ所から3カ所に増強。道中での充電に重宝します。かごの中にはSATONOのロゴが入った焼き板が。車内はオリジナルのアロマが焚かれていて、里山、故郷の雰囲気を香りで演出する凝った工夫がされています。乗車中、いつもよりも違った感覚だったのはそれがあったのかも。そして小物の目玉は会津伝統の赤べこと起き上がり小法師。赤べこは元々の赤ではなく、SATONOの車体に合わせて青べこと緑べこに衣替え。起き上がり小法師も青と緑のお洒落な出で立ちです。発車5分前の様子を撮ったものです。よく見ると形式はHB-E300。観光用のハイブリッド車で、普通車のシートの項目で書いたように、元々は青森、盛岡地区で走っていたリゾートあすなろを改造したもので、4両あるうちの2両がSATONOに変わりました。もう2両はひなび(陽旅)に改装し、釜石線や大湊線を軸に運行されます。いよいよ郡山を出発です。前方にはお見送りの駅員さんの姿が。GreeeeNの「扉」で磐越西線の乗車が始まります。グリーン車と車内販売は次回へ。次回は、事前予約が必要な商品と、うけとりっぷの使い方についても触れていきます。
2024.09.07
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海里の番外編、ご用意しました。復路に乗る前に途中、立ち寄って食べてきた極旨炭火蒲焼丼です(^~^)。本編では酒田から乗ってきた復路ですが、アクセスは新潟からシンプルにいなほではなく、山形回りで出ました。ねらいはE8系つばさの乗車というシンプルなものです。しかし、陸羽西線が平行する道路のトンネル工事によってバス代行になっていること、7月の大雨で山形新幹線の大石田~新庄間が不通(現在は復旧済み)になってしまったことから、山形~鶴岡間は高速バスしか選択肢がありませんでした。そこで、左沢線の乗り潰しを兼ねて寒河江から高速バスに乗ることに。寒河江から乗ったバスは鶴岡駅を通らない便のため、途中、ランチを兼ねて庄内観光物産館で下車し小休止を取りました。物産館でバスを降りた後、何やら炭火の香ばしい匂いが漂ってきます。匂いにつられて歩くと、ありました。平田牧場の直営レストランです(^~^)。空きっ腹に炭火の匂いは飯テロのサイン。このお店の看板メニューは金華豚を使った炭火蒲焼丼。この豚を炭火で焼く様子が間近で見られます。ランチどきにこれを見せられたら、食べるしかないですよね~(^^;;)。金華豚は中国では金華ハムの原料として使われる豚で、旨味が濃厚なのです。蒲焼丼は味噌汁や小鉢、漬物などが付いたセットで店内で食べると1580円しますが、持ち帰りだと580円で食べられます。海里に乗る前だったので、やや量を抑えておきたかった分、重宝しました。丼には汁物として作りたての豚汁(350円)をプラス。これで930円です。炭火で焼き立ての極旨丼、最高でした(^~^)。肉の旨味を直球で感じ取ることができ、タレと炭火の濃厚な味わいは◎。しかも無添加です。豚汁もバラ肉を使って野菜がたっぷり。充実したお昼にすることができます。お店を運営する平田牧場の製品は、ソーセージやハム、さらにはサラミやジャーキーなども無塩せき(亜硝酸塩など発色剤を使っていない加工)で作られているので安心です。庄内観光物産館は、鶴岡駅から路線バスで約15分なので、高速バスの時間に間が開く場合は寄る価値があります。ここから山形駅までは1時間40分、仙台へも2時間半~40分で行けるので、高速バスでのショートカットをするときに経由地にしても面白いですよ。海里を使う場合、往路であれば鶴岡で下車して高速バスの時間に合わせて利用ができるので簡単ですが、復路に乗る際は、物産館に12~13時ぐらいまでに着く便に乗っておきましょう。物産館から鶴岡駅までの路線バスは1時間に1~2本なので、余裕をもった行動がおススメです。ただし、高速バスを使う場合は前もって時間を調べてから立ち寄ることが必要です。特に仙台便は予約制ですので、旅程が固まったら座席を確保しておきましょう。庄内交通HPhttps://www.shonaikotsu.jp/現地までのアクセスについては、近年災害が多発しているので、鉄道以外のルートも複数考えておいた方が確実です。管理人はバスについては乗り物酔いしやすく苦手なのですが、1時間前後のルートであれば許容範囲ですので、何とか使えました。物産館は他にもレストランやお土産屋さんが結構あり、時間をかけても割と飽きずに滞在が可能です。しかし、この炭火焼の丼はインパクトは強烈でしたね~。
2024.09.04
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海里の乗車記、本編の最終回は車内販売と新潟までの様子をまとめました。3号車は売店とフリースペースのある車両で、物販や予約制の弁当を扱っています。旅行商品が取れなかった場合は、加島屋御膳というキングサーモンの味噌漬といくらの醤油漬をメインとしたお弁当という選択肢があります。これは「うけとりっぷ」という専用のスマホアプリから注文し受け取る方式で、受け取り時に現金でのやり取りを省くことができる便利なシステムです。ただし、支払いにクレジットカードが必要ですので、乗る前に前もって用意しておいて下さい。うけとりっぷの使い方については、SATONOの乗車記で詳しく説明します。3号車には洗面台がデッキ部分にあります。ビュッフェとして使うことを想定しているので、これは重宝します。物販はオリジナルグッズが満載。おつまみや飲み物が充実しています。スイーツ類も和菓子を中心にバリエーションがあって、これはなかなかいいですよ。車内販売で買ってきたお土産は村上茶です。村上茶は緑茶の生産地としては最北限のもので、寒暖の差が大きい下越地方の気候を利用して栽培されています。香りのよいあっさり味のお茶でした(^~^)。これは実は健康対策にも。継続しているチョコザップと併せて体脂肪率を14%台後半まで落としていますが、シックスパックを作るのは難しいですねえ・・・(^^;;)。記念スタンプ台も3号車に。スタンプはもう1つ、別のものが期間限定であり、海里、SLばんえつ物語、越乃Shu*Kuraに乗って全部押すとノベルティがもらえますが、10月に全部乗るのは厳しいなあ~。撮影用の乗車記念ボード。これは観光列車ではお馴染みのツールですね。乗車時にはロゴ入りのシールがもらえます。裏面はアンケートになっていて、このアンケートを基にサービスのアップデートを行っている模様です。村上を過ぎると越後平野を車両の最高速度いっぱいの100km/hで疾走。性能的には110km/h出せる感じもしますが、高速性能については過渡期の技術のためあまり出せないのが難点・・・。ちなみにいなほは120km/hで走ります。途中、村上に着く前にデッドセクションを通過しますが、電車ではないので照明はそのまま点灯したままです。かつてのきらきらうえつの場合は、デッドセクションで直流⇔交流の切り替えがあり、照明が一旦消えていました。新発田からは白新線に入ります。新潟の近郊区間の路線で、電車の本数も多くなります。乗車時間もあと30分ほどに。新潟市内に入りましたが、郊外はコシヒカリの田んぼがどこまでも続く田園風景です。複線区間に入り、阿賀野川を渡ると新潟の中心部が見えてきます。終点まであと少し。到着前には新幹線の車庫や新潟車両センター(旧上沼垂運転所)を一望できます。酒田からおよそ3時間35分。終点の新潟に到着です。先代のきらきらうえつの時代と比べると、速達性よりもむしろ観光にシフトしたダイヤとなり、のんびりできる列車となりました。【まとめ】海里は乗ってみたら結構、食が充実しています。アル・ケッチアーノのイタリアン、十分に楽しめましたのでカップルや夫婦での乗車はおススメです。往路の料理は当初、百年料亭の行形亭(いきなりや)、鍋茶屋、古町の老舗、一〆(いちじめ)が担当していたのですが、現在は鍋茶屋と一〆、これに行形亭と入れ替わって同じ老舗料亭の大橋屋、イタリアンのTsubamesanjo Bit、年末年始のスイーツを手掛けるスズベルの5つのお店で受け持つ形になりました。従って、受け持つお店と時期によって値段の変動がありますので、乗る前に一度、料理とその内容を含めホームページで確認をしておきましょう。復路は年末年始以外はアル・ケッチアーノの提供です。年末年始は往路と同じスズベルのスイーツセットになります。また、冬期に乗る場合は、大雪や悪天候で運休になることがたまにありますので、天候ともにらめっこしながら計画を立てていきましょう。その他、8月に行われる長岡の花火大会と絡めるときには、特に入念な下ごしらえが必要です。観覧券の倍率は相当に高い他、花火の終了後は首都圏のラッシュ並みに混雑が激しくなりますので、列車の予約の前に花火の目途を立てておく方が賢明です。その他、座席車と個室は、指定券を取れば18きっぷでも乗れますので、秋田へのアクセスにも低予算で使えます。酒田~秋田間は各駅停車で2時間弱(ダイヤによっては2時間を超える列車もあり)ですので、夏季に乗れば酒田で乗り継いで秋田の竿灯まつりや大曲の花火にそのまま行くことが可能です。いなほを補完する列車であり、地元の方も一定数乗られるので、乗車率については比較的高い列車であることが伺えます。時期によっては指定券が早い段階で売り切れることがありますので、早めの計画を立てて乗りましょう。番外編も勿論あります。水曜日にアップの番外編は、鶴岡の立ち寄りスポットです。
2024.09.01
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