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○○のはなしの最終回は、長門市から東萩までの最終区間と車内イベントについて書いていきます。長門市での6分の停車中に跨線橋から撮った1枚です。キハ40は山陰線を中心に陰陽連絡線に絡む路線で多くが現役で今も走り続けていて、何と再延命工事が施行された車両も出てきています。車体が頑丈に作られているだけに、2030年代中盤まで全廃の可能性はなくなったと言えるでしょう。異例とも言えるご長寿気動車になりつつありますが、さすがのJR西日本も来年度は気動車をある程度製造することが業界紙で予想されているだけに、数はさすがに減っていくであろうと見られています。長門市を発車後、車内イベントがあり、この日は萩市の観光課の職員さんによるクイズとじゃんけん大会が決行されました。車内イベントは日替わりで行われていて、日によってはお菓子や食べ物の無料提供が行われる他、萩市主催のイベントは萩焼のプレゼントがあり、これが割と内容が太っ腹なんですよね(^-^)。じゃんけん大会の商品は、ロゴが入った特製の萩焼の花瓶でした。さすがに2名は難しい・・・代わりに参加賞として萩焼の小物入れがもらえました。おちょことして使うのはやや小ぶりですが、日本酒を少なめに飲みたいときに重宝しています。ウイスキーをストレートで嗜むときにもいいですね。長門市~東萩間も基本、日本海沿岸に沿って走ります。青海島の近くにはクルーズ船も停留していました。このアングル、鳥取~城崎温泉間で似たような雰囲気で見ることができます。定期の仕事は簡単ではありませんし、メンタル面で疲れたときには海に行きたくなるので、こういう風景をぼーっと見てほぐしたいときがしばしば(^^;;)。萩に着く前には、こんな情景が撮れます。東萩の1つ手前、萩に到着時の様子です。萩駅は洋風建築の駅舎を持っていて、嘗ての萩市の玄関駅の一つでもありました。ただ、市内中心部へは終点の東萩からの方が近く、特急も東萩に停まっていました。萩を発車し、橋本川を渡ると終点の東萩に到着です。東萩は城下町萩に相応しい立派な駅舎を持っていて、特急停車駅らしい雰囲気です。ここから津和野までは、SLやまぐち号に乗り継ぐため、防長交通の快速バスで移動。津和野まで1時間45分かかるため、トイレが非常に難儀でした。そのため、水分を摂るのを控えめにせざるを得ず、このあたりは地方のアクセスの難しさを感じたところです。終点の東萩に到着後、萩市からおもてなしとして割引券付きの観光パスポート、鉄道建設に重要な役割を果たした井上勝についての資料、ノートブック、そしてこの缶を頂きました。写真の缶は一見、ひれ酒かと思っていましたが、中身はプリングルスのサワークリームオニオン味でした。まさか、お菓子をもらえるとは思ってもいなかったですね。プリングルスは家で後日、ビールのアテとなりました。【まとめ】○○のはなしの往路は午前便ということもあり、益田に乗り継ぐ連絡列車としても使えます。特に18きっぷの発売時期には貴重な移動手段としても汎用性が広いので、活用しない手はないですね。管理人はこの乗車については、SLやまぐち号と合わせて欲張りました。現在のダイヤでは接続時間が4分とホンマにタイトなんですが、2つの観光列車を続けて乗れるので、やってみても面白いですよ。また、食の面でアップデートがちょこちょこと行われているので、費用を押さえつつ長く楽しみたい方にもこの列車は合います。イベントが手厚いので、ちょっとしたお土産が欲しい方、行程に盛り込みましょう。
2025.11.28
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8月に鬼怒川温泉から乗る予定でした東武のスペーシアX。ようやく乗ることができました。東武に乗るのは何と5年ぶりとご無沙汰です。その久方ぶりの東武特急。日光まで往復で行ってきた記録です。乗ってきたのは往路の浅草→東武日光間で、写真は日光で撮ったものです。浅草駅は急カーブがあるため、撮影は難しいんですよね(^^;;)。復路はRevatyを使いました。Revatyは前回乗っているんですが、下今市~鬼怒川温泉間と短距離だったので改めて乗りました。当時は会津方面へは下今市から特急料金が不要になるので気軽に乗ることができたのですが、現在のリバティ会津で特急料金が不要になるのは鬼怒川温泉から先の区間になります。正面からの1枚。前照灯は39個のLEDから構成されていて、ハイビームのときには東武の「T」の文字になるよう遊び心も加えた設計がなされています。東武の車両は長らく阪急と同じアルナ工機(現在のアルナ車両)が製造していましたが、アルナが在来線用の車両製造(路面電車は作られています)から撤退をしたため、最近では日立が製造を請け負っています。スペーシアXも日立製です。スペーシアXの外観上の最大の特徴は、先頭車側面の六角形の窓です。これは沿線の鹿沼市で作られている伝統工芸品「鹿沼組子」をモチーフにしたもので、ここから六角形を基本にしています。組子は何と200種類以上の模様があるそうです。先人の知恵の偉大さ、海外では真似のできない芸当ですね。側面のロゴです。シックな書体でまとめられています。車体のベースとなる色は、東照宮の「胡粉(ごふん)」の白で、色彩から日光・鬼怒川を意識したものです。胡粉は社殿や陽明門などに幅広く使われており、気品のある白を強調して表現しています。車内です。シートは6クラスあり、ここまで多彩なシートグレードを採用するのは日本初です。先ずは一番オーソドックスなスタンダードシートから。スタンダードとはいえ、シート間隔は1100mmとJRの普通車よりも広く、グリーン車並みのピッチが確保されています。この1100mmの間隔は、初代DRCや先代のスペーシアのものと同じなのです。今回、管理人が使ったのはこの5号車。5号車は車椅子スペースが設けられている理由から、1人掛けシートが2席あります。実はこの1人掛けシート、車椅子での移動をスムーズにするために、シートピッチが他の席よりも広いことがお分かり頂けるかと存じます。実際、日光まで座ってみた感覚としては、後述するプレミアムシートよりも足元が広く、乗り得だったりします。リクライニングをフルで倒したときの状態です。背もたれの倒れる角度は先代のスペーシアよりも小さいのですが、椅子を倒すと連動して座面が少し沈むようになっているので、深く倒れる感覚があります。座り心地は平成時代のリクライニングシートよりも格段に改善されています。座面が沈むシートは、新幹線のN700Sにも搭載されているシンクロコンフォートシートの機構によく似ています。背面テーブルは安定感を出すために、薄型の鋳物の成型品が使われています。その下にはドリンクホルダーやコンセントがあり、機能性と使用感を重視した設計です。次はプレミアムシートです。2号車に設定されていて、座席数は35。シート間隔はスタンダードよりも広い1200mmです。可動式の枕は動かすことが可能で、頭のホールディングの調整が簡単です。枕のデザインは、これも六角形をモチーフとした鹿沼組子を意匠としたものです。プレミアムシートは、新幹線のグランクラスや近鉄のひのとりと同じくバックシェル型の大型のものが搭載されています。そのため、背もたれをフルに倒しても後ろの乗客の顔を気にする必要がありません。これは有難いですね(^^)。ちなみに経済紙で東武の車両担当の方が言ってたのですが、スペーシアXの設計については、近鉄のしまかぜやひのとり、京阪のプレミアムカーなど、関西の特急列車をヒントにしているそうです。コントロールパネルはリクライニングの上下と読書灯だけのシンプルな構成で、グランクラスのボタンよりも分かりやすいです。その他については、ひのとりの機構とよく似ています。また、プレミアムカーと同じくパナソニックのナノイーも全車に搭載されています。5号車には2人用のボックスシートが2部屋あります。セミコンパートメントになっているのと、1人分の座席幅が広いので、余裕のあるシート構成です。2部屋しかないので座席はすぐに埋まることが多いです。目玉であるコックピットスイートや個室が注目をされていますが、撮影については利用者でなければなかなか難しい環境で・・・。その他の車内の様子やカフェについては次回に取り上げます。
2023.09.23
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南海の中期経営計画にも盛り込まれている高野線用の特急こうやについて、いよいよ置き換えの目途になってくる年度が近づいてきました。現在のこうやは1983年に製造された30000系と、1999年に特急増発用として追加製造された31000系の合わせて3編成によって賄われています。他にも、りんかん(難波~橋本間の短距離特急)用の11000系もありますが、置き換えのターゲットになるのは30000系かと考えられます。そこで、新たに導入されるこうやがどんな車両になるのか考えていくのがこの考察です。【基本諸元について】押さえておかなくてはいけないポイントは、橋本以遠の山岳区間を走ることです。橋本から先は急曲線があることから、4扉大型車の乗り入れは不可能です。そのため、車体は17m級の中型のものであること、台車は急曲線対策としてボルスタ付きになること、全電動車編成であること、ホームの有効長が短いことから4両固定編成になることなど、かつてのズームカーで使われた諸元を踏襲する必要があります。このため、新型特急車についても4両で出てくることはほぼ確実です。【新型車両の仕様】ここからは予想です。来年度の導入に際し、日経新聞の記事によれば、新たに名称や料金などを新規に設定する計画があるそうです。また、車内からの景色を楽しめるよう広幅の窓が採用される他、飲食サービスの提供が予定されているとのことで、現行のこうやとは違った色の車両が入る可能性が強くなっています。高野線は特にフランス語圏(フランス、スイス、ベルギーなど)に住むインバウンド客の利用が多く、ケーブルカーの自動放送にフランス語が導入されているほどです。そうなると、新型車を考える上でヒントとなるのが、姉妹鉄道関係を結んでいるスイスのMOB(モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道:Montreux–Oberland Bernois railway)です。ここで使われている車両のデザインが一つ、ヒントとなる雰囲気が漂います。MOBは南海と同じく山岳路線を有していて、一昨年の12月からは新たな観光特急として、ゴールデンパスエクスプレスがモントルー~ツヴァイジンメン~インターラーケン間を走り出しています。The expected Nankai new limited express train can be influenced by Swiss private railway company, MOB (Montreux-Oberland Bernois railway). The state-of-the-art train could be possible to provide onboard catering, as well as two class seats (standard class and first class). It may replace the existing class 30000 (used for two limited expresses, "Koya" (Osaka Namba~Mt.Koya) and "Rinkan" (Osaka Namba~Hashimoto) ). MOBのゴールデンパスエクスプレスはこのようなデザインです。眺望性を重視した設計になっていて、側面の窓が西武のLaview以上に大きく寸法が採られています。(※This picture is provided for public use from the MOB official website.)車内では食事が提供されていて、ワイン等のアルコール類が飲めるだけでなく、キャビアが注文できる(但し、ファーストクラスとプレステージクラスのみ)など、かなり豪華な列車です。食事については事前予約を取っているので、これについてはJR四国のものがたり列車やJR九州の一部のD&S列車のケータリング方式と似た面があります。しかし、スイスは物価が高い国で、朝食のセットが何と日本円で2000円も・・・(^^;;)。この朝食セット、内容はクロワッサンにジャム、バター、コーヒーなどの温かい飲み物、オレンジジュースの5品でです。これならば、伊予灘ものがたりの大洲編の朝食が相当良心的なことが伺えます。南海はそこまでえげつないことはしないでしょう。シートについては3クラス制を採用していて、スタンダード、ファースト、プレステージの3クラスでシートの幅やサイズが異なります。南海もラピートで2クラス制を取っている他、サザンで一般車と指定席を導入するなど、新型車でも2クラス制を取る可能性はありそうです。初代のこうやは内装をあの百貨店の高島屋が手掛けた実績があるので、これに倣うとかなり豪華な仕様で出てくることがあり得ます。さて気になる車両ですが、来年万博を控えていることから、そろそろ概要が発表されるのではないかと見ています。現在は阪急のPRiVACEが関西私鉄の話題を独占しているので、これのデビュー後かなと。インバウンド客を高野山に呼び込むためにも、周到な計画は水面下で練っていそうですね。MOBについてはホームページがありますので、こちらも是非参照してみて下さい。ちなみにMOBのスタッフは英語を含めフランス語、ドイツ語、イタリア語が堪能なマルチリンガルなスタッフが揃っており、研修も手厚く施されているようです。MOB official website (English is available.)https://journey.mob.ch/en/
2024.04.21
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駅弁の範疇に入れていますが、デリの弁当としては異色の存在なのが象印の弁当。あの炊飯器メーカーがプロデュースするお店なのです。お店の名前は「象印銀白(ぎんぱく)弁当」で、新大阪駅の改札外に設けられています。カウンターの右側には見慣れた象のロゴが。象印が飲食業に進出したのは、プレミアム炊飯器の「炎舞(えんぶ)炊き」の大ヒットがきっかけだったそうで、駅弁以前に食堂をなんばや東京の八重洲に出していたんですね。ここの弁当の「ウリ」は何といっても炊き立てのご飯が食べられること。これが既存の駅弁屋さんとは違います。しかも、自社製品の炎舞炊きを使って炊いているので、企業のアンテナショップ的要素が色濃く残ります。ただ、それを差し引いても温かいご飯を食べられるというのは、旅行者にとっては強烈なストロングポイントなのです。メニューはご飯に合うおかずを厳選して組み合わせているので、満足度の高い内容にまとまっていました。ご飯は銀シャリ、月替わり、玄米の3種類からチョイス。大盛も可能です。管理人はまんぷく弁当を選びました。というか、ほとんどのメニューが売り切れでこれしかなかったんですよねえ(^^;;)。おかずの内容はブロッコリーの和え物、牛蒡サラダ、卵焼き、鯖の竜田揚げ、ハンバーグのトマトソースとタンパク質が多め。ご飯は標準量で200グラム、大盛は250グラムとお茶碗1杯分を基準にした量で出してくれます。とにかくご飯が美味い!(^~^)。社運を賭けたヒット作で勝負してますから熱が半端ありません。一口入れるとガツンと米本来の甘みが広がります。それもそのはず。炎舞炊きはかまどの火加減を再現した炊飯器で、他のメーカーとヒーターの構造が違うそうです。そのため、生産時の組み立てに時間がかかるため、必然的に高価格となってしまいました。それでも味にうるさい購買層から支持されてヒットした商品ですので、西の玄関口である新大阪で勝負できるのも頷けます。おかずはご飯に合わせてやや濃いめの味付けになっていますが、これも実はキーポイント。ご飯が進むようにわざとおかずの内容や味付けまでこだわって出しているわけで、日本人の琴線に触れる戦略はさすがとしか言いようがありません。象印の駅弁は出してから3年になるのですが、時間帯によっては行列ができる程までになります。街の定食屋さんと遜色ない価格で楽しめますので、食の選択肢を広げる存在にまでになりました。ただ、これは既存の駅弁屋さんに対する宣戦布告でもあるわけで、多くの弁当屋さんが相当な危機感を持ったのではないかと思います。家電業界の巨人ならぬ巨象襲来。象印の鉄道業界への殴り込みは、国内だけでなくインバウンドへのインパクトも強烈なものになりそうですね。次行くときは生節弁当、ホンマそそられました(^~^)。こうなると黙っていないと思うのが同じ大阪に本社を持つタイガー魔法瓶。タイガーは1964年の新幹線開業時にビュッフェに炊飯ジャーを納入した実績を持つだけに、本気を出せば令和の象虎戦争が見られるかもしれませんね。象印マホービン公式HPhttps://www.zojirushi.co.jp/index.html
2024.01.22
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金の路の佐世保ルートも締めくくりの第4回目です。最終回は車内販売の続きと佐世保までの残りの道中を振り返ります。車内販売の内容については、予めホームページや車内に備えつけのメニューで確認することができます。運行からもうすぐ4年。商品の入れ替えがそこそこあるので、乗って飽きないよう裏では結構、物販などの会議とかが頻繁に行われているのでしょうねえ。黒の路に乗ってから8か月が経ちますが、初見のグッズを色々見ることができました。代表例は各ルートの色が装飾された風呂敷です。これは座席でのランチプランにもれなくついてくるもので、今年から購入が可能になりました。これと入れ換えに今まであった茶色の風呂敷は、販売を終了しています。グッズは4号車のラウンジに見本がちゃんとありますので、これを確かめてから買うとよいでしょう。そしてお馴染みのカートも健在です。手書きの沿線案内はルート変更に伴い、内容が刷新されています。長崎はオランダとの繋がりが深いだけに、ハウステンボスや南蛮船などのイラストがありますね。佐世保のご当地グルメの案内も。D&S列車の名物、あめちゃんです。上有田の1つ手前、三間坂で20分ほど運転停車があり、ここで配られました。中身は黒飴で、これは2年連続です。もれなくもらえる記念乗車証。リーフレットは肥前浜以遠の区間が改訂されました。外出用のシール付きです。佐世保ルートに変わってからは、上有田に15分おもてなし停車をします。長崎までの運行のときは、特別停車は肥前浜のみでしたが、距離が短くなった分、特別停車の時間を長く取ってカバーしています。駅の近くには丸兄という有田焼のお店があり、陶器市以外の時期に行っても焼き物を楽しめる有名店です。15分で買うことも可能ですが、出来れば前もって何を買うか決めておきましょう。有田焼のデパート 丸兄商社HPhttps://www.maru-kei.com/上有田駅。駅舎は古き良き昭和の木造建築がそのまま残っています。今回は有田陶器市が行われていた週に乗ったため、佐世保線は臨時列車が数多く運転されていました。陶器市のシーズンに限定販売されるのが陶器きっぷ。陶製のきっぷを見たのは、信楽に行ったとき以来です。車内に戻り、しばらくラウンジで過ごします。金の路の車内イベントは陶片体験で、これは佐世保ルートに変更になったときに追加されました。それまでは車内イベントは唯一、金の路だけなかったので、3年前に乗ったときに武雄市役所の職員の方が企画を練っていたところを丁度見かけたのは、ここに繋がっていたんですね。陶片体験は有田焼などの陶片をくっつけてオリジナルコースターを作成するもので、2500円と有料です。予約はビュッフェにあるタブレットから申し込みますが、スマホからでも予約ができます。上有田を出発し、15分ほどで早岐に到着。ここで3回目のスイッチバックを行います。降りる人が一定数いますが、やはりハウステンボスに泊りがけで行く人が多いです。大村線の各駅停車が接続しているので、のんびり旅を続けることも可能に。早岐からは佐世保市内をゆっくりと上っていきます。終点の佐世保まではおよそ10分。4時過ぎに着きます。佐世保は現在も軍港として国防を担う要所で、五島に向かうフェリーの発着地になっているなど、九州の主要都市の一つに数えられています。また、平戸や松浦といった松浦鉄道沿線への起点でもあり、観光の要所でもあるんですよね。復路の博多行きはカジュアルコースに設定されていて、乗車券と特急券、グリーン券のみで乗車ができます。いわばお試しコースとして設定をされているもので、できればディナーボックスなどの提供をやってほしいなあと感じますね。【まとめ】金の路は佐世保ルートに変わっても内容は盛りだくさんですので、肥前浜のおもてなしを合わせて楽しめるルートではないかなと感じます。日本酒や陶磁器といったコアなファン層を持つルートを辿る他、近年はインバウンド客の乗車率が上がってきているので、この列車も英語でのアナウンスや案内が増えてきました。乗ってのんびり過ごせる列車ですので、是非、本ブログの過去の乗車記と合わせて、旅の参考にしてもらえたらと思います。今年はかんぱち・いちろくの乗車前に私事を絡めて乗りました。西村さんのフュージョン料理、これが一番の思い出かな(^~^)。その西村さんの福岡市内のお店については、次回、番外編として紹介します。36ぷらす3は昨年に続いて残りがあと赤の路のみなんですが、木曜日の運行で仕事柄、日程が合わない(お盆の期間中は運休)だけに当分乗るのは難しいなあと思います。玉名のたがみさんの和食、品数が多くヘルシーなお品が並ぶだけにさあ、軍資金をどうやってひねり出そう・・・。
2024.06.06
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九州随一の人気駅弁の紹介です。娘てまりと書いて「こてまり」と呼びます。娘てまりは博多駅で売られているおにぎり駅弁の一種なのですが、これが午前中に売り切れる日も珍しくなく、隠れた人気駅弁の一つとなっている一品です。名前は結構前から存じてはいたのですが、実食は初めてでした。 容器は竹皮編みの箱で、調製元が鳥栖の中央軒さんであることから、鳥栖SL弁当と共通の容器が使われています。お値段は870円で鳥栖SL弁当の800円と比較して高めの値段に設定されていますが、献立の内容はあっさりヘルシー志向のものが多用されています。発売当初は別の業者さんが製造を行っていたのですが、製造元の破産や駅弁事業からの撤退など紆余曲折を経て中央軒さんの受け持ちに落ち着きました。事業者が替わりながらも味を守り続けているということは、一定の固定客がいるという証左なんですよね。弁当の中身はこれも鳥栖SL弁当と共通点があり、食事後の処理が簡単に出来るようにろ紙で包まれている点です。再利用しやすいように配慮されているので、食べてから勿論持ち帰りました。さて、内容ですが、ご飯は5種類の小ぶりの手鞠おにぎりになっていて、左から高菜めし、紫蘇めし、明太子めし、野沢菜めし、かしわめしと1つの量は少なめですが、バリエーション豊かな構成です。おかずは青菜のお浸しや卵焼き、鯖の塩焼き、蓮根の煮つけ、昆布巻き、花人参、がんもどき、里芋の煮っころがし、椎茸煮、帆立風味のフライ、ウインナーなどが並びます。味付けはおむすびは概ね薄味だったのですが、おかずが濃い目だったので、もう少しこっちの方も薄味でよい感じがしました。カロリーが500kcal以下なので、女性向けのお弁当に仕立てられているところが人気の一つであるとも感じます。もっと人気を出すのであれば、ダシの風味をより効かせた方が塩分を減らせるので、余計な添加物もぐっと減らすことにつながります。完成度が高いので、次は鰹や昆布などのダシを活かした煮物にグレードアップしてほしいですね。添加物って逆に減らすとコスト削減に意外になったりするもんなんですよ。
2021.12.07
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駅弁としてはサンドイッチの範疇となりますが、食べ応えのある食事としてのサンドイッチがこのアジフライサンドです。アジフライは、長崎の松浦が聖地として知名度が上がっており、この鯵をまるごと使って仕上げた贅沢な一品となっています。先ずはパッケージから。普通のサンドイッチはコンビニタイプだとビニール、駅弁タイプなら小さい箱に入っているのが一般的ですが、駅弁サイズの紙箱にドーンと入っています。これは見た目からボリューミーな仕上がりです。実際に中身も大振りのアジフライがそのまま挟まっていて、これにキャベツとトマト、タルタルソースが贅沢にたっぷりとかかった食べ応えのあるものとなっています。一部、骨が残っている部分がありますが、概ね大きいものは取り除かれているので、サクッと手軽に食べられます。鯵はDHAやEPAが豊富に入っているので、脳の栄養を摂るのには最適です。特に入試や資格試験前の食事には合うかと思います。味も臭みがなく、タルタルソースの酸味と相まって魚本来の味が楽しめる逸品でした(^~^)。このサンドイッチは、駅の改札を出てすぐのところにあるトランドールというJR九州直営のパン屋さんで売っています。食べやすいMサイズが500円、まるごと鯵を1匹使ったLサイズは700円と、マクドやケンタのハンバーガーと比較して値段が張るのですが、品質面や栄養面を考えると納得はできるかもしれません。これに野菜ジュースやヨーグルトを組み合わせていけば、1食分のしっかりとした朝食や昼食に仕立てられます。管理人は新幹線かもめの初乗車の際に、長崎からの帰路で夕方過ぎに買って食べました。閉店間際に残っていれば、100円~200円引きで食べられる日もありますので、小腹が空いたときや駅弁の代替手段としても十分に使えます。腹持ちが結構いいので、長崎市内で歩くときにもいいですよ~(^^)。
2023.03.14
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381系の最終乗車、間に合いました。乗車記については現在写真等編集中です。国鉄型最後の特急型電車も来週から273系への置き換えが始まり、6月には定期列車から引退をする見込みです。その折の遠征で食べてきた弁当をプロローグとして先ずは出しておきます。米子の駅弁といえば、圧倒的に吾左衛門鮓が幅を利かせていますが、それ以外の弁当についても製造元が仕出しをやっている業者さんなので、レベルは高いです。その中でチョイスしたのは大山おこわのお弁当。竹皮で編んだ昔ながらの弁当の容器で、こういった古き良きスタイルはそそられます。大山おこわは鳥取の郷土料理の一つで、元々は僧兵の戦飯として食べられていたものだそうです。ミリ飯は外で食べると雰囲気がやはり違います。中身はメインの五目おこわに特大の出し巻きがデーンと鎮座。他には人参や蕗、南瓜の煮付けに海老、鶏つくね、豆腐ちくわ、芋と蟹の磯部揚げと、タンパク質が豊富なおかずが並びます。五目おこわは栗、人参、椎茸、鶏肉、銀杏などが入った具沢山の内容で、醤油味の味付けがしっかりしているのと相まってなかなかの味です。あっさりした味ですが、出汁がしっかりとしゅんだおこわなので、量が多少少なめでも満足度の高い弁当でした。お酒が進むこと受け合いですね。あと栗は甘露煮になっているので、デザート感覚で最後に食べてもよいかもしれません。醤油の塩味が効いている分、栗の甘みをより感じることができます。食べた後の容器は持ち帰りが可能で、再利用するのにはうってつけです。鳥栖のSL弁当同様、家に持ち帰って小物入れに活用しています。また、ごみとして捨てても自然に還る素材(中身を仕切る紙を除く)なので、環境にも優しい弁当なのです。プラスチック容器よりも環境への負荷が少なく、SDGsの趣旨に合致している弁当とも言えます。食べ応えがありますので腹持ちがよく、趣味以外で持っていっても使えると感じました。戦飯だっだことを考えると、大学共通テストや入試のときに持っていくのも一つの戦略かもしれませんね。管理人の友人の中には島根大出身の人もいるので、来年の入試のときに受験生の皆さんにもおススメできる駅弁でした。
2024.03.28
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万博、始まって1か月近くが経ちますが、徐々にお客さんが増えてきてますね。開催間もない頃やGWはミーハーな関西人気質もあってかいつもよりも盛況でしたが、少しずつ落ち着きつつあります。駅弁業者以外の駅弁は京都や大阪で増えていると以前の記事で書きましたが、今度は昨年から噂になっているミシュラン一つ星のお店の駅弁になります。ミシュランのお店とは、北新地に本拠を構える中華料理の空心伽藍堂(くうしんがらんどう)さんで、昨年の夏から駅弁を始めました。手掛ける駅弁は、海南鶏飯(ハイナンチーファン)と麻婆弁当の2種類。いずれも1500円で、駅弁としては高価格帯の部類に入りますが、実際のお店で食べられる創作中華のコースディナーは16500円から(※但し、20:30から予約ができるワンプレートの伽藍堂十八膳宮廷風は7260円)と桁違いの値段がするので、むしろミシュランの味をこの値段で食べられるのは良心的と考えてよいでしょう。パッケージは持ち帰った後でもレンジで温められるよう紙容器になっていて、これは有難いですね。掛け紙はおめでたい紅白のレトロな雰囲気が漂います。中身はシンガポールスタイルの鶏飯で、骨付きのもも肉の素揚げにはちみつが隠し味のチャーシュー、鶏の旨味がしゅんだタイ米のチキンライス、青菜、搾菜、葱ソースの構成。葱ソースはピーナツ油に刻んだ葱と生姜が効いたもので、これを鶏肉にかけて食べます。レモングラスが香るチキンライスと相性が良く、一口食べるだけで現地の味を体感できる力作です。生姜や葱の風味もとげとげしさが抑えられているので、鶏やチャーシューの旨味が活きてくるんですよね。チャーシューは肉の味をしっかりと押さえた定番の本格的な一品で、箸がどんどん進む王道のもの。甘辛でホンマ美味いですよ(^~^)。ご飯が進みますわ、そら。昨年の象印の駅弁に続く強力なライバルの登場。海南鶏飯と麻婆弁当は新大阪駅の新幹線コンコース内のみに置かれているので、新幹線に乗らない場合は入場券を買ってから購入することになります。いずれの弁当も持ち帰って温めて食べることを推奨します。目安は600Wで2分ほど。腹持ちがよく、動く行程の場合は是非食べておきたい弁当です。高級店の駅弁は2月の鶴屋の駅弁大会で取り上げた叙々苑の焼肉弁当以来で、コスパのみで考えるのであればこっちの弁当に軍配が上がるかなと。近いうちにもう一つの麻婆弁当、これも食べてみたくなりました。お店はJR東西線の北新地からすぐの場所にあるので、近隣のホテルや梅田駅からのアクセスは非常に良好です。また、阪神百貨店の9Fにも姉妹店があるので、ランチで楽しみたい場合は姉妹店に行くのもよいでしょう。空芯伽藍堂〒530-0002大阪市北区曽根崎新地1-5-18 零北新地4FTel:06-4256-6604(※定休日:月、火曜日)公式HPhttps://www.kuushin.com/
2025.05.10
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乗車記の3回目は、この列車の人気を集める要素の一つ、車内限定のお弁当です。管理人も乗る目当ての一番手はこの弁当でした(^~^)。お弁当は2号車のこのカウンターで受け取ります。車内限定弁当は、乗車日の3営業日前までの予約が必要です。予約はJR九州のHP→D&S列車→ふたつ星4047→車内の楽しみ方からリンクが出ていますので、ここで予約をして下さい。尚、支払いはクレジットカードのみとなります。12月いっぱいまでは新幹線開業記念として1割引きで購入できますので、お得に食べるなら年内の乗車をおススメします。ふたつ星の車内の楽しみ方https://www.jrkyushu.co.jp/train/futatsuboshi/service/乗車の目玉、特製ふたつ星弁当です。本来は2800円しますが、割引で2520円で購入できました。しかも36ぷらす3と同じく風呂敷(お土産として持ち帰りが可能)に包まれて提供されます。風呂敷の柄は36ぷらす3のシックな色合いとは異なり、有明海と大村湾の青をイメージした爽やかなデザインです。風呂敷は車内販売で550円で売っているので、お弁当は実質的には2000円程で食べることができます。これに追加でうれしの茶をオーダー。天然の玉露を使った甘味のあるまろやかな味の緑茶です。青い風呂敷を開けると、特製の掛け紙がかかった二段重が出てきます。二段重の中身は、佐賀牛をふんだんに使った牛肉海苔弁当です。提供元は佐賀牛駅弁で高名のカイロ堂さんで、このブログでも取り上げたことがある九州の雄です。お品書きも豪華。佐賀牛の割合がとにかく多いので、見た目からインパクト十分の本当に豪華なお弁当でした。蛋白質が多そうなアスリート向けの内容でもありますね。※佐賀牛は肉質が最高級の5等級または4等級のものを厳選したものでないと呼称がつけられないことから、高級ブランドとして、松阪牛や神戸牛に匹敵する認知度を持つお肉になってきています。【お品書き】<一段目>・佐賀牛出汁漬けローストビーフ・鬼おろしポン酢・ほうれん草の胡麻和え・がんも・里芋・椎茸・人参・きぬさやの炊き合わせ・有明海産真海老の南蛮漬け<二段目>・佐賀牛ステーキ・有明海産焼きのり・おかか・蓮根の磯部揚げ・佐賀牛メンチカツ・煮卵・青高菜・さつま芋のレモン煮これはとにかく食べてもらいたいです。結論は阪神の岡田監督ではないのですが、「アレ」しかありません。↓↓↓↓↓↓(^~^)ローストビーフからメンチカツ、ステーキに至るまで佐賀牛をこれだけ廉価かついっぱい食べられるのは本当に有難いことです。佐賀牛はランチでさえ普通に3000円~4000円以上は確実にしますので、満席の日が続くのも頷けます。ローストビーフは大根の鬼おろしが入ったポン酢と一緒に食べますが、さっぱりして肉が何枚も本当に入ります。メンチカツも◎。肉の風味そのものを味わえる贅沢な一品です。真打ちは何といってもステーキ。肉本来の味を一番堪能できるミディアムに焼かれていますので、柔らかい肉質と相まって満足できる内容でした。ご飯はやや少なめですが、蛋白質が多いので腹持ちはいいです。足りない場合はデザートを追加するとよいでしょう。車内限定のお弁当は、この特製弁当の他にも、廉価版の4047弁当が1600円(割引で1440円)で売り出されています。こちらはすき焼きをベースとした海苔弁当で、おかずは若干異なりますが、佐賀牛のすき焼きが楽しめる贅沢な一品です。実食してきた特製ふたつ星弁当、肉好きの方であれば、ある意味36ぷらす3のお弁当やコース料理よりも豪華に映えるかもしれません。36ぷらす3のお弁当は概ね4000円前後はしますので、これを考えると、よりお得にななつ星や36ぷらす3の雰囲気を体感できる貴重な列車となるかもしれませんね。次回の4回目は、午前便の車内イベントと有明海の車窓を見て頂きたいと思います。※今回の記事で使った写真は、Instagramでもアップします。
2022.11.30
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謹賀新年 2023今年も皆様宜しくお願い致します。新春の食べ鉄始めはおせち料理です。ただ、普通のおせち料理をそのまま選ぶのは面白くない。となれば、今年チョイスするのは駅弁おせちです。このおせちを手掛けているのは、管理人一番のご用達、神戸の淡路屋さんです。淡路屋さんは元々は、大阪の曽根崎新地で発足をした料亭で、鉄道の構内営業や車内販売を始めたのは明治36年(1903)からになります。料亭時代を合わせると、鉄道開業の歴史と合致する老舗なのです。卯兵衛(うへえ)の名前は、料亭発足時の創業者の名から採ったもので、料理屋としてのDNAを示したものです。駅弁おせちを出し始めたのは昨年からで、今年が2回目の販売です。おせち料理ということもあって価格は13000円と値が張りますが、実家の土産を兼ねて入手しました。掛け紙は1905年に、今の福知山線生瀬駅で駅弁を売り出した当初のものを再現したデザインです。生瀬駅は現在は西宮市北部地域の新興住宅地の一部となっていて、当時の賑わいからは遠ざかっていますが、かつては有馬温泉への玄関口として賑わいを見せていたそうです。蓋を開けてみます。中身は駅弁らしい盛り付け方で、これで1~2人前なのですが、思った以上に重量があり、他に食べる料理との組み合わせによっては、3~4人前としてもいける量です。おせちを駅弁スタイルにアレンジしたものであるため、容器は大型の経木(きょうぎ)のものが採用されています。実際、雑煮や煮しめと合わせて食べたので、分けて食べたら丁度良い分量でした。お品書きは、地元兵庫の海の幸・山の幸をふんだんに使ったもので、肉は入っていないのですが、海産物のグレードが高い満足のいくものでした。【お品書き】・有頭海老旨煮・香住蟹爪甘酢漬・真蛸旨煮・直火焼き帆立・鱈煮・鰤照焼・味付け数の子・ほたるいか生姜煮・丹波黒黒豆煮・きんとん・栗甘露煮・伊達巻・金柑甘露煮・笹茶巾・柿の郷・花餅てまり・くわい松笠・鰆西京焼・にしん小巻・たらこ旨煮・蓮根煮・穂先竹の子煮・蕗煮・たたきごぼう・里芋煮・椎茸煮・人参ねじり梅さすが、味についてはきちんと料理長が入って整えているので、食材のクオリティはバッチリ。特に魚介類の献立は是非、機会があれば食べてみて下さい。有頭海老の旨煮は、海老味噌がたっぷり入った大型の海老を使っているので、辛口の純米酒と相性は抜群です。香住蟹も◎。甘酢の漬け具合がマイルドなので、蟹の味が活きています。他におススメなのは、真蛸の旨煮、帆立、鰤の照焼、丹波黒の黒豆、鰆の西京焼きと、地元の食材を使った料理は外せません。真蛸については明石のものを使って調理されているので、ひっぱりだこで味わえる旨味がこちらでもそのまま堪能できます。定番の美味しさです。そして、このおせちの目玉はコレ↑↑↑。金のおちょこが2つ付いてきます。ひっぱりだこの陶器をミニチュアにしておちょこにしたもので、通常版は1つ500円で販売されていますが、この金のおちょこはおせち限定の非売品で、コレクションとしても最適。2人で晩酌を楽しむには持ってこいです。また、阪神百貨店のオリジナルおせちでも、「八方よし」という中身が同一の姉妹品が発売されていましたが、八方よしはおちょこが紅白のオリジナルデザインと異なるので、おちょこのデザインによって卯兵衛か八方よしのどちらかを選ぶことも楽しみになるかと思います。おせち料理は全体的に甘い献立が多く、これまであまり手を出していなかったジャンルでしたが、新春らしい海の幸の味の良さは、管理人も納得できました。来年以降は慶事のときにお世話になるかもしれません。その際は宜しくお願いします。※卯兵衛は魚崎の本社や新神戸駅などの売店では販売をしておりません。今年以降で手に入れたい場合は、淡路屋のオンラインショップから注文するか、大晦日に阪神百貨店や、神戸大丸、阪急沿線の阪急百貨店、芦屋大丸、高島屋などの主要百貨店で一部販売がありますので、購入は計画的かつ戦略的に行いましょう。淡路屋オンラインショップhttps://all.awajiya.co.jp/
2023.01.01
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※今回の内容は大人向けのコンテンツになります。未成年者の飲酒は絶対に止めてください。年度末になり卒業式や異動の季節となりました。こういったハレの日や節目のときにお酒は欠かせないものになっているかと思います。車内でもアルコールを嗜むのは旅の楽しみの一つです。そんなときにより楽しめる内容をいくつか取り上げていきたいと思います。※3月27日にウイスキーについての加筆を行いました。【1、車内でお湯割り】近鉄のひのとりの車内では、お湯がカフェスポットにあるコーヒーマシンで手に入ります(もちろん無料)。これで焼酎や泡盛のお湯割りを楽しむことができるのです。また、マイボトルを旅行時に持っていき、コンビニなどでお湯を補充して乗り込むことでも可能になります。人気の銘柄は黒霧島(芋)やいいちこ(麦)などがありますが、管理人のおススメは久米島の久米仙(泡盛)。ふわっとしたバニラのような香りがするのと味がマイルドなので飲みやすいですよ(^~^)。【2、車内販売を利用する】車内販売は年々、縮小の一途を辿っていて、一部の新幹線や全国にある観光列車など、限られた機会でしかお目にかかれなくなってきています。その車内販売で売られている限定のお酒は車内で勿論飲めますし、家に持ち帰ったらそこが列車内に早変わり。地酒や梅酒は結構入手がしやすいです。或る列車の車内で買える「梅花爛漫」は、列車ボトルで売られているので、飲んだ後はコレクションとして乗車の記念にも。【3、越乃Shu*Kura】このブログでも何度か乗車記を取り上げている越乃Shu*Kuraですが、自前のおちょこを持っていき、2号車のカウンターに行けば、これにお酒を注いでくれます。蔵開きや大規模な日本酒のイベントと絡めて手元にマイおちょこを準備しておくのもよいでしょう。【4、入手が難しいウイスキーを楽しむ】近年、国際的に日本のウイスキーの評価が高まっていることで、旺盛な需要に対して生産が追いつかず、品切れの状態が続いています。特にサントリーの山崎、白州、響、ニッカの余市、宮城峡、竹鶴、西武の52席の至福で楽しめるイチローズモルトなどのシングルモルトや高価格帯のブレンデッドウイスキーは人気が高く、熟成年数の表記がないノンエイジでも定価の4倍から5倍以上に価格が高騰するほどです。あのサントリーのオールドやローヤルでさえも売り切れる店があるのは驚きでした。そんな人気銘柄のウイスキーですが、車内販売で入手可能なものがあります。新幹線の車内販売で手に入れられるのはコレ。サントリーの山崎12年です。飲みやすいシングルモルトで、水割りやロック、ハイボールなど、どの飲み方でも合う人気の銘柄です。変化球で楽しむ場合、バニラアイスにかけて食べると、バニラの香りが増して一層大人の味になります(^~^)。これ、実はやったことが嘗てありまして、ホンマ美味いです。スーツ君が食べ方の指南をしていましたが、英国では少数派ですがやっている人もいます。グレンリベットやマッカランなどのシングルモルトをアイスにかけるんですが、香りの良いウイスキーを使うと味が一層まろやかになりますよ!あと、あんまり熟成の長くないウイスキー(目安として12年以下のもの)を使うのがポイントです。他にはハチミツを入れたり、りんごジュースと割って飲んでも楽しめます(^~^)。甘味をつけることでものすごく飲みやすくなります。あと、燻製やクセのあるおつまみ、ニオイがあって食べにくいものとの相性がウイスキーは抜群ですので、大人になって苦手な食べ物があるときにウイスキーと一緒に食べることで、これらを克服できる可能性があります。意外と飲み方や使い方の汎用性が広いので、是非試してください。ちなみに新幹線のグランクラスでは、以前はメーカーズマーク(バーボン)やオールドパー(ブレンデッド)が飲めていましたが、現在は前述のウイスキーの品不足からかコニャック(ヘネシー)に一昨年から変更されています。【5、蔵開きに行く】ななつ星や四季島、瑞風など、クルーズトレインの車内で提供されているお酒を飲みたい場合は、提供元の蔵元さんの蔵開きに行くことで、簡単かつ安価に飲めることが多いです。これは狙い目です。時期としては全国的には2月~3月に行われることが多く、有名どころが集まる灘や伏見、新潟の蔵元もこの時期の開催がほとんどです。滅多に飲めない銘柄を気軽に飲めるので、行って損はありません(^~^)。今年は蔵開きについては4年ぶりに足を運んできました。元ヴィッセル神戸のイニエスタでお馴染みだった菊正宗以来の蔵開きです。行ってきたのはこちら。福岡の老舗、喜多屋さんです。酒蔵は鉄道のない八女にあるので、久留米もしくは羽犬塚からバスで行くことになります。往路は羽犬塚からバスを使って20分ほどです。途中、ビッグボス(プロ野球日本ハムの新庄監督)の母校、西日本短大付属高を経由します。帰りは西鉄の久留米まで概ね20分に1本バスが走っているのでアクセスは悪くありませんでしたが、それでも40分ほどはかかりました(汗)。試飲はほとんどの場合は有料ですが、良心的な価格で提供してくれるところがほとんどです。試飲は100円のチケットが11枚に特製のおちょこがついて1500円です。追加で飲む場合は、10枚綴り1000円のチケットで賄えます。写真はななつ星の車内で飲める大吟醸酒「極醸(ごくじょう)」です。めちゃくちゃ香りのよい酒で、2013年のIWC(International Wine Challenge)でチャンピオンにもなった一品。おちょこに並々と注いでくれたので太っ腹!世界的な品評会で優勝した酒ですから、飲まなあきまへんよね。ななつ星の味、勿論◎でした(^~^)。すーっと飲みやすいですが、後味はさすが大人の味でちゃんと辛口でフィニッシュ。他にも姉妹品の純米大吟醸や長期熟成梅酒を頂くことができ、大満足の蔵開きになりました。結構、お土産も買ったりして帰りは重かったんですが・・・。ちなみに極醸は、お値段が300mlで2420円なり。道中、鳥栖に寄ることができ、来週24日でラストランを迎えるSL人吉の弁当(鳥栖SL弁当)も入手出来ました。3年ぶりに食べた味は酒のアテに。アテにする前に中身をチェック。肉が多く、腹持ちのよい弁当は変わらずでした(^~^)。辛口の純米酒や焼酎にはこれ、結構合うんですよね。また、蔵開きで外してはならないイベントとして、蔵元さんにもよりますが利き酒を行っているところがあり、これは全部当てることで豪華賞品がもらえるチャンスがある場合が(^ー^)。付加価値の高い内容が多く、鉄道ファンでない方でも結構楽しめます。アルコールの飲めない方(ハンドルキーパーを含む)もソフトドリンクやおつまみが充実しているので、行く価値大ですよ。鉄旅と酒。大人の嗜好になりますが、旅情を盛り上げる材料として楽しみましょう。
2024.03.17
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JR西日本、今月のダイヤ修正で片町線(学研都市線)にうれシートを導入することが決まりました。しかしロングシートのうれシート、これには様々な意見があり、管理人も嘗てはよく使っていた路線だっただけに気になるネタではあったので少し考えていきたい話題です。これがうれシートのロングシート版です。のれんだけで仕切れるお手軽座席指定車ですが、これが鉄道ファンや沿線住民の間で、賛否両論渦巻いています。というか、沿線住民からは否定的な声が多いのも事実なのです。※写真はJR西日本の公式HPから引用片町線は京橋~木津間を結ぶ通勤通学路線で、関西学研都市へのアクセス路線でもあることから、学研都市線の愛称が付けられています。1997年にはJR東西線の開業に伴って神戸線や宝塚線との直通運転が始まり、神戸・阪神地区からのアクセスが改善されました。この路線は大阪の電車特定区間だけに通勤客が多いですが、特に高校や大学に通う学生の利用が多いことで知られます。沿線には同志社大学田辺キャンパスや大阪産業大学、大阪工業大学枚方キャンパス、摂南大学薬学部など、中~大規模の大学がある他、高校野球の全国的強豪で知られる大阪桐蔭高校、府内屈指の進学校、四条畷(しじょうなわて)高校、東海大大阪仰星高校(学校は京阪交野線の村野にあり、途中の河内磐船で乗り換え)、同志社大学の付属高校や旧大阪第2学区と第4学区に位置する公立高校など、生徒数が多い高校も点在しているので、朝夕の混雑の改善やサービスアップは急務なのです。では何故ロングシートのうれシートしか出せないのか?これには物理的な理由があります。一番に挙げられるのは東西線の設備面。京橋駅と東西線各駅には4扉対応のホームドアがあることから、営業運転で入れる車両が207系と321系の2形式のみに限られます。また、剛体架線を使っていることから、乗り入れる207系と321系にはパンタグラフの離線対策として、特高圧引き通し工事やパンタグラフの2丁化が施行されているので、これがされていない車両は入れません。また、JR西日本は片町線にクロスシート車を投入しないことも明言していて、その理由に沿線に観光地や行楽地がほとんどないことを列挙しているからです。果たしてそうか?答えは否です。沿線には全国的にも規模の大きな吊り橋「星のブランコ」や府民の森星田園地など、春と秋の行楽シーズンにはハイキング客の利用が一定数あり、クロスシートを投入する余地は十分にあります。また、東西線開業前には221系が例外的に片町線に入ったことや、おおさか東線の新大阪開業前には223系が尼崎~放出間を走ったことがあったので、全くニーズがないといった事情はないんですよね。で、問題としてロングシート車のうれシートは300円を払ってでも使う価値があるか?これは沿線のユーザーは怒るでしょう。プレミアムカーを出している京阪との落差があまりにも大き過ぎます。プレミアムカーはラッシュ時には満席が出る程で、今月のダイヤ改正で3000系のプレミアムカーが2両に増えます。また、ラッシュ時には8000系を使ったライナーを運行していますが、ライナー料金300円に見合ったアコモデーションはちゃんと確保をしていて、ロングシートでもハイバックタイプのバケットシートを使っており、割と好評なのです。それを考えると、いかにJR西日本が片町線を軽視しているかが明らかですよね。これでは沿線に住む人が出ていきますし、街づくりの根幹を全くもって分かっていない。京阪が枚方市の再開発に乗り出したのは、沿線人口の減少が思ったよりも大きいからこそ、危機感を感じ取ってのものであることが伺えるからなのです。大阪の北河内地区は、大阪市内から北東に位置することから「鬼門」とも言われ、知名度があんまり高くないことや開発が北摂や和泉地区よりも地味な感じを受けるのは確かでした。しかし、パナソニックの本社があること、サントリーのウイスキー蒸溜所の候補地(山崎以外にも枚方市が候補地になったことは、ニッカウヰスキーのHPで紹介されています。)にもなったことから、街づくりについては一定のポテンシャルを有することが証明されています。デメリットは、片町線は事故などが起きたときに不通になってしまうと、振替輸送をしている駅までのアクセスがめちゃくちゃ悪く、中には陸の孤島に近い状態になってしまう地域があることです。特に星田~徳庵までの区間はバス路線が少ないことから、迂回路がとにかく限られます。バス路線が近くにある駅でも、京阪や近鉄の駅までは相当な時間がかかるので、使い勝手を良くしていくことは急務であるのですが、果たして幹部は分かっているんでしょうか?沿線でアクセスが比較的マシなのは、近鉄京都線と並行している祝園~京田辺間、京阪が使える河内磐船、あとは大阪市内に入って放出と鴫野ぐらいですからねえ。ただ、ロングシート指定車は肯定的に捉える客が少ないですがいます。メリットとして、足が伸ばせる、混雑を回避できるなど300円払ってでも乗るという意見もありました。鉄道開業当初の明治時代は、上等級の座席はロングシートが主流で、足を伸ばしてゆったり寛ぐといったことがステータスという考えがあったのです。しかし現在は「個」を重視する傾向が強く、プライベート空間が好まれます。阪急のPRiVACEはその流れに沿って設定された代表格で、こういった座席指定車は今後のトレンドになっていくでしょう。そうなると、改善策のヒントとなるのが、京王ライナーや京急のデュアルシート、磐越西線の座席指定車など、東日本の車両にあります。これらの車両はデュアルシートにリクライニング機構を搭載している編成がある他、磐越西線のE721系には座席指定車として使う区分にリクライニングシートを入れることで、一般車との差別化を明確に図っています。そうなると、うれシートとして使うのであれば、207系や321系の一部にデュアルリクライニングを入れたら分かりやすいと思います。データイムに普通や快速に使う場合は、ロングシートとして活用すればよいので、改造も小幅で済みますから、改造費用を1億~3億円台ということで考えると、ペイできる投資の一つです。他には、社会実験として、大阪~松井山手 or 同志社前間(おおさか東線経由)にまほろば編成を使って特急(らくラクかわち)を何日か走らせ、客の動向を見ていくのも手です。683系は放出以東は入れますから、特急料金を取ってでも乗る客は割といるかと予測します。メリットとして、片町線沿線から大阪市内に乗り換えなしでゆったりと移動できること、新大阪からの新幹線接続特急としての集客が見込めることなど、需要はあるはずです。これに関しては、自治体から要望を出すことも大事で、特に京田辺市と北河内3市(枚方市、交野市、寝屋川市)は言うべきでしょう。停車駅についても、新大阪、四条畷、星田、河内磐船、長尾、松井山手から同志社前まで各駅にするなど、乗降客の多い駅が片町線は多いですから、導入の際のインパクトは他の路線以上に大きいものが得られるのではないでしょうか。【まとめ】結論から言えば、片町線のうれシートは、正直テコ入れやアップグレードが必要になってきます。これ、JR西日本にとっては或る意味、博打だろうなと。その答えはいずれ出るでしょうが、街づくりや都市計画の観点から考えると、再考を要する施策にはなるでしょうね。
2025.10.04
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松江のかに寿司の次もかに寿司です。今度は山陰から北陸のかに寿司の食べ比べです。加賀温泉駅の駅弁の老舗、高野商店さんの看板商品として冬季に発売されているお弁当になります。パッケージは和のデザイン満載の優雅なものです。豪華さ、高級さも漂いますね。中身も結構豪華です。かにの棒肉が満載。食欲をそそります。山陰のかに寿司と違う点は醤油が添付されているところで、お好みで垂らして食べることもできるようになっています。かにの棒肉の味は期待を裏切らないものでした。満足感も山陰の駅のかに寿司以上のものを味わうことができます。今回は醤油をつけて食べたからこそ、甘みが強めの寿司飯にアクセントをつけられたのでかにを楽しめましたが、寿司飯の味は改良の余地が大いにあります。理想としては後味のすっきりした甘みですね。食べた後も緑茶をがぶ飲みしなくてもいい工夫が欲しいです。砂糖の量の工夫だけでなく、酢の選定からも考慮して頂けるとありがたいです。
2021.02.06
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はなあかりの乗車記を続けます。前回は復路の始発、浜坂駅の様子から記録を乗せていきましたが、2回目は車内です。前回1回目の乗車記はこの写真で終わりましたので、ここから再開。グリーン車の車内はかつての151系こだまのパーラーカーを彷彿とさせる1人掛け回転シートが並びます。写真そのままの贅沢仕様です。2号車の端からはこのようになります。デフォルトの向きは対面に設定されていて、人との関わりや会話重視というデザイナーの川西さんの考えがここからも分かりますね。2号車と3号車には2人掛けと4人掛けのボックスシートがありますので、パーティー向けの乗車にも対応。ボックスシートは大型のハイバックタイプで、居住性はグリーン車に相応しいものです。大型テーブルを完備しているので、食堂車としても活用できる優れもの。こちらは2人掛けで、シートピッチが広く取られています。1人掛けシートに戻ります。車窓を楽しみたいときには、このように座席を回転させることが可能です。1人掛けシートを回転させるときは、椅子の下に木製のバーがありますので、バーを押すと回るようになっています。テーブルはシートに合わせた大型のものが取り付けられているので、回転させるポジションによってはこのようにデスクワークを車内で行うことが可能です。乗車当日は、実際に車内で仕事をしている方が見られました。1人掛けパーラーシートの背面には、菖蒲のデザインが施されています。各座席には必須の設備となったコンセントとUSBがそれぞれ1個ずつついてますので、スマホやPC、Wifiの充電に困りません。15:14の発車まで時間が少しあったことから、1号車のスーペリアグリーン車へ。スーペリアグリーンはセミコンパートメント仕様で、車内からも壁しかほとんど見えません。廊下から撮ったスーペリアグリーンのシートですが、座席幅が広くゆったりとしたものに。シートピッチはグリーン車よりも大きく取られています。表地も本革製で、これは新幹線のグリーン車以上のグレードにするという、川西さんの設計思想が採り入れられた形です。スーペリアグリーンのテーブルには、出雲たたら製鉄の一輪挿しが飾られ、車内のアクセントに。これも廊下から何とか撮れました。洗面所は1号車と3号車にあります。3号車のものは種車をほぼ踏襲したもので、改造も小幅なものに。こちらは1号車の洗面所。洗面ボウルが陶製のものに交換されています。復路は発車まで時間に余裕がありますので、バタバタにならずに余裕をもって散策や撮影ができました。次の3回目からはサロンの様子や車内販売、沿線の車窓などをアップしていく予定です。
2025.02.01
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年度末になりましたので、9か月ぶりの国鉄車の動向です。今年度は定期運転が終わった車両や形式消滅になった車両が出るなど、より世代交代が進んだ1年となりました。鉄道ファンより早い考察を少しまとめていきます。※4月19日に補筆と加筆を行いました。※227系増備についての追加情報を得たため、5月18日に再加筆を行いました。1、103系播但線で18両、加古川線で14両、筑肥線で15両が現役で稼働しています。播但線と加古川線の車両は、早いうちの入れ替えが確実視されていましたが、後述の113系、115系の更新が先になっているため、昨年の2両の廃車からは動いていません。また、播但線の編成の中にはクーラーを更新した編成が出てきていて、しばらくは使うような感じです。筑肥線に残る方は、JR九州の中期経営計画の中に直流車や交直流車の置き換えが3年以内に出ていないので、福岡市交4000系の増備に関わらず、現状維持でしばらくは走るでしょう。しかし、それ以降については2028年度からJR九州の投資計画で大幅な予算の増額が計上されていることから、置き換えの車両が出てくるものと推察されます。九州の国鉄車(電車)については3年が一つの判断材料になりそうで、この3年のうちに記録に残せるものは残しておくことが賢明です。2、113系3、115系岡山の車両を中心に廃車が進んでいて、227系Uraraの増備車が引き続き入ることから、さらに数を減らす公算が高くなっています。そして2026年度(再来年度)からは国鉄車が大量に残っている山口にもついに投入される予定で、転換クロスシートの115系3000番台の置き換えが始まります。現在、この2形式合わせて200両以上が残存していますが、113系については岡山に16両、福知山に10両しかないため、検査の期限間近の車両については気になるところです。227系は現在、完成した14両が下関で待機していて、いずれは115系を軸に交代します。また、今年度の増備車については、近畿車両で継続して製造が進められていて、下関に待機中の14両と山口に投入予定の編成を合わせた118両の計132両が集中して投入される見込みとなってきました。そうなってくると、最後まで残るのは福知山の113系10両と再延命工事が施行された下関の115系3000番台、伯備線の新見以北で走る16両になるかと思われます。4、105系5、123系今年度は少なくとも動きはないでしょう。105系は福塩線と宇部線、小野田線で主に使われていますが、福塩線に227系が入るのは変電所の改良が必要なことから今のところ予定されていないので、現状維持になります。123系についても昨年の記事で触れましたが、宇部線と小野田線の収支が厳しいため、新車を入れる余裕はなさそうです。 6、117系ウエストエクスプレス銀河の乗車率が好調なため、当分は安泰でしょう。交換部品についても元々117系だった115系3500番台から取れるので、数少ない国鉄車としてまだまだ現役で走ります。7、185系車籍は有していますが、既に臨時列車や団体列車としても稼働していない状態ですので廃車待ちといったところです。郡山もしくは長野へは、ステルス回送になるものと思われます。8、201系首都圏と関西の通勤輸送を長年支えた車両も、電機子チョッパ車のため、3月のダイヤ改正で103系よりも早く定期運用を終了しました。豊田で保管されている1両は車籍がありますが、保存前提でのものなので、実質形式消滅といってもよいでしょう。9、205系昨年度は鶴見線にE131系が導入されたことで数を減らしていましたが、今冬からは仙石線にE131系が入ることが決まったため、さらに少数形式になることが確実です。仙石線から撤退すると、南武支線の2両と奈良線で走る36両のみになるので、より希少性の高い車両になります。一方で富士急に譲渡されている編成もあり、JR以外を含めると、まだまだ現役で見ることができそうです。10、211系静岡の車両が廃車ないし譲渡になったため、残るはJR東日本の高崎と長野に集まる300両強になりました。その中には延命工事を図っている(もしくは工事が入る)編成が結構あり、あと6~7年は少なくとも現役で運用に入る予定です。そして来年度からはJR東日本の労働組合の資料で明らかになりましたが、長野にE131系が投入されるとのことです。従って比較的多くの車両が残る形式についても、淘汰が例年並みに進むことになり、残存数は少なくなるでしょう。11、213系JR東海に残る28両については、315系の最終増備車が入ることから引退が確実で、既に2編成が運用を外れて廃車回送されています。東海車はJRに入ってからの車両ですが、315系の置き換え完了をもって、国鉄の色が入った車両が一掃されます。2扉転換クロスシート車のため、譲渡が噂されている会社もチラホラ聞きますが、三岐鉄道に211系が譲渡されて新たに5000系として走ることになったため、現実味はありそうです。一方のJR西日本車は体質改善工事が施行されているので、ステンレス車体と相まってこちらはまだまだ現役で岡山地区の輸送を担うことになります。12、381系やくもに273系が投入されてからは予備として10両残っていましたが、予備の10両についても廃車になったため、52年の歴史に幕を下ろしました。保存車が1両リニア鉄道館にあるので、往時の活躍をここで見ることができます。13、415系唐津に残る103系15両と同様、3年間は置き替えられることはほとんどないと考えてよいでしょう。しかも一部は8両で鹿児島本線での快速や区間快速運用があることから、他の車両と合わせてまだまだ第一線で働く見込みです。ただ、103系の動向でも書いたように、更新車の製作を進めるとのことで、交直流区間で走る後継車についても、一定の目途がつきそうな予感があります。14、713系稼働しているのは4両で、8両とも車籍は有していますが、現役の国鉄車で一番乗ることが難しい形式であるといってもよいでしょう。サイリスタ制御車で、かつ部品も限られていることから、いつまで走れるかは分からない状態です。【まとめ】昨年度は辛うじて国鉄型の電車は1000両台を維持していましたが、200両近い車両が廃車もしくは譲渡されて800両台までに減っています。定期列車で乗れる形式についても11形式にまで減ってきているので、今後は日常で乗る電車については、記録を取っておくことをおススメします。来年度についても205系や213系、115系の置き換えが計画されていることから、100両以上の廃車は見ておいた方がよいでしょう。ただ、115系や211系は比較的残存している車両が多く、この2形式だけで現役の国鉄車のおよそ6割を占めます。国鉄車が確実に乗れる路線、高い確率で乗れる路線はまだまだいっぱいありますので、以下を参考にしてください。特に県単位で見ると、群馬県、長野県、山梨県(身延線を除く)、岡山県、山口県の割合が高い傾向にあります。それでも来年度は700両台に減ることは確実で、更新が思った以上に進めば600両台に減るのも時間の問題になってくるでしょう。【おまけ】国鉄車(電車)が確実に乗れる、もしくは高い確率で乗れる路線と区間仙石線(あおば通~石巻):205系 ※E131系が今冬から入るので、乗るなら今のうちです。両毛線(小山~高崎)、信越線(高崎~横川)、吾妻線(渋川~大前)、上越線(高崎~水上)、中央本線(高尾~塩尻~中津川)、篠ノ井線(塩尻~長野)、飯田線(辰野~飯田):211系飯田線(豊橋~辰野):213系 ※今年度中に313系に置き換わる予定です。加古川線(加古川~西脇市)、播但線(姫路~寺前):103系福知山・舞鶴地区:113系 ※本数的には1日20本弱が走っていて、その中には快速運用で丹鉄に乗り入れるものがあります。奈良線(京都~奈良):205系 ※定期列車は各駅停車のみですが、快速運用に突発的に入ることがあります。岡山地区(米子方面も含む):105系、113系、115系、213系 ※227系への更新が進んでいますが、まだまだ国鉄車の割合が多く、高確率で乗れる地域です。特に赤穂線の播州赤穂以西は、227系がまだ入っていないため、確実に国鉄車が来ます。福塩線(福山~府中):105系山陽本線(岩国~新山口~下関):115系宇部線(新山口~宇部)、小野田線(本山支線を含む、居能~小野田):105系、123系山陽本線・鹿児島本線(下関~門司~小倉の関門シャトル運用):415系筑肥線(筑前前原~西唐津)103系
2025.03.29
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福井駅のかにめしに匹敵する満足感を味わえるかにめしです。何せ名称通りカニ味噌がとにかくふんだんに使われていますから、カニ肉と合わせてカニを食べたという余韻は久々の体験でした(^~^)。パッケージはシンプルにカニとカニ味噌がドーンと乗っかった中身を強調。見た目のインパクトが違います。これを見たら日本人は黙っていないでしょう。中身です。カニ味噌とカニ肉の下には醤油めしが隠れています。「ちらし」となっていますが、カニの風味を生かすために酢飯にしていないのは、これはポイントが高いですね。付け合わせとして、卵焼き、椎茸の煮物、刻んだワサビ菜が添えられています。この駅弁は初めからカニ味噌を味わいましょう。それぐらいカニ味噌の量が多く、普段の駅弁やカニ料理専門店でもここまでの量はなかなかありつけないと思います。そして、カニ味噌に負けない濃厚なカニ肉が脚肉と合わせてこれも多めに乗っけられていますので、弁当全体は小ぶりながらも、かなり贅沢な一品に仕上がっています。味もカニの味がちゃんと生きていますので、これで1280円は吉田屋さん、太っ腹ですよ~(^~^)。八戸の駅弁は空輸で東京や新大阪で買える機会が増えてきていますので、東北の駅弁を気軽に食べられるのは有難いです。朝市や海鮮丼で有名な街ですから、行くときはTOHOKU EMOTIONと絡めて行きたいですね。ごちそうさまでした!
2022.08.01
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象印の駅弁の続編です。前回ふらっと言及していた生節弁当ですが、別日に行って買うことができました。この生節弁当、お店では「削りたて!鰹節生節弁当」で売り出されていて、お値段は1280円とシンプルな構成ながらやや値が張る一品です。中身は、・炎舞炊きごはん(白飯)・鰹節生節・棒天・明太天・だし巻き玉子・薩摩の黒豚肉味噌・甘口醤油とおかずを絞った内容。ところが、これが半端ないこだわりようで、弁当の内容自体は鹿児島の老舗高級ホテル、城山ホテルとタイアップしたコラボ弁当なのです。メインの生節は枕崎産の鰹節の生節で、オーダーを取ってから削るため(提供までに3分~5分ほど要します)、香りや味が違います。他にも、棒天や明太天は城山ホテルで実際に作って朝食で提供しているものをそのまま入れている他、黒豚の肉味噌や甘口醤油に至るまで、鹿児島の味をそのままこの弁当で味わうことができるわけなのです。これならば値段を考えたときに納得がいくかもしれません。生節には添付の甘口醤油をかけて食べます。これによって生節の旨味がアップし、ご飯がさらに進むんですよね。ホテルでは朝からこんな飯テロのおかずが出てくるわけですから贅沢ですよ(^~^)。この弁当、実はお店でもヒットしている一品で、銀シャリに削り立ての濃厚な旨味が楽しめる生節がどっさりと入っているわけですから、逆にご飯が少なく感じる方も多いかもしれません。普通に売られている鰹節と味が断然違います。食した後、家でご飯にかけて食べようと探してみましたが、普通の鰹節では味わえない深い旨味を楽しめる逸品でした。シンプルだからこそ、家で再現は不可能の内容。ホンマ、食べてみて下さい。これはヤバい!(^~^)。削りたて!鰹節生節弁当の詳細はこちらから↓↓↓https://www.zojirushi-ginpakubento.com/ginpaku/menu/special04.html
2024.01.26
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いよいよ今日をもって神田鉄道倶楽部が閉店になります。僅か1年3ヶ月での閉店の理由は、中央線の12両対応ホーム改造工事によるもので、現行の10両がダブルデッカーグリーン車2両を組み込んで12両になることが決定しているからです。鉄道をコンセプトとしたバーや居酒屋は東京でも数えるほどしかないので、どこかで移転して開業してもらいたいものですねえ。で、私自身は休日のお昼にランチタイムで一度だけ行くことが出来ました。そのときの様子になります。お店の中です。旧国鉄時代や最近まで使われていた駅の表示板や特急のヘッドマーク、行き先サボ、電照式の方向幕までびっしりと飾られています。ランチメニューの食堂車のカレーライス。初めの食べだしはフルーティで甘味もありますが、食べ進めていくとジワジワと辛さが広がっていく大人の味でした。ビーフカレーですので、コクもしっかりとあります。ミートソースの上にカツの乗ったベロネーゼも人気のメニューとしてオーダーが多かったです。ランチメニューでコールドドリンクを注文すると、コースターがもれなくついてきます。昭和40年代に食堂車で使われていた日本食堂のデザインを復刻したものです。持ち帰ることができるのでコレクションに置いています。夜のパブタイムではアルコールやカクテル、ソフトドリンクを注文するとこのコースターがついてきます。JR東日本の車内販売で実際に使われているトロリーです。ここでグッズやお土産品も買うことが出来ます。各地の駅弁も日替わりで買うことも出来ました。お店のこだわりの一つです。国鉄の車両で実際に使われていた青いモケットを再利用して製作した椅子です。今、この色のモケットを使っている車両は年々少なくなっていますが、大量に残っているキハ40系列の気動車ではまだ残っている車両もあるのでお早めに乗っておくことをお勧めします。
2018.09.29
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先ずは皆様にお知らせです。執筆中の著作ですがようやく昨日、初稿の提出が終わりました。今後は半年ほどかけて内容の校正や精選、編集作業が行われていく予定で、途中、内容に関して許諾を頂く項目もあるなど細かな調整が続いていきます。大きな山場を越えたのですが、まだまだ息の抜けない状況は続きますので、引き続き表に出ても恥ずかしくない内容を求めていきたいと思います。その本の事前営業として、シルバーウィークの間の1日を使い、松阪まで行ってきました。目的は駅弁のあら竹さんへのご挨拶がメインですが、弁当もきちんと食べて参りました。当然、ここで外せないのが60年前に世に出された元祖特撰牛肉弁当です。元祖特撰牛肉弁当は日本初の牛肉をメインとして発売された牛肉駅弁のパイオニアで、牛肉を使った弁当は日本各地に幅広く出回るようになりました。パッケージは牛を強調した昭和の匂いが佇むデザインになっています。お弁当の構成はシンプルで、ご飯に牛肉、漬物、昆布の佃煮、ポテト、野菜の内容です。ポイントはやはり牛肉。冷めても美味しく食べられるようタレに工夫が凝らされている他、肉の筋を切っているので食べやすくなっています。牛肉は乳臭さもなく濃厚な味わいでした。60年以上も続く理由として、素材の牛肉をしっかりと吟味していることが伺えます。本物の味だからこそ、連綿と続けることが出来るわけです。今回の営業でお世話になりました、新竹浩子社長です。TV番組でもお馴染みの名物女将で、明るく快活な方でした。お店に伺う2日前にフジテレビ系列の「クイズ99人の壁」であら竹さんの駅弁が何と2つも出ていました。反響は大きかったそうで、テレビが持つメディアの力はまだまだ大きいですね。(※写真は許諾を得て掲載しています。)弁当は実家の両親のリクエストもあり、牛肉弁当以外にももう1つの名物駅弁であるモー太郎弁当と、牛そぼろが乗った本居宣長弁当も購入して帰りました。微力ながら親孝行も出来たかと思います。牛肉弁当を楽しんだ後は紀勢本線のホーム上にある大内山牛乳を飲んで帰りました。牛乳の自動販売機がホームにあるのは最近は珍しくなってきています。地元のメーカーのものを楽しむのも旅の醍醐味であります。昼食に牛乳を組み合わせるパターンは学校給食のような感じですね。一時期、新潟の三条市が学校給食の牛乳を止めた時期があって話題になったことがありました。ただ、苦手な子どもたちも多くいるのが実態なので、低温殺菌牛乳など飲みやすい昔ながらの味も復刻してもらいたいですね。今回の営業では、TwitterやInstagramでもあら竹さんにフォローを頂くなど、PRをして頂きました。半年後の刊行に向けて着々と歩を進めていきたいですね。3月に改めてお店には伺わせて頂きます!
2020.09.30
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西九州新幹線開業を記念した新幹線容器の駅弁です。この駅弁は新幹線開業前から販売を始めたもので、九州での新幹線効果を波及する狙いがあると見られています。また、岡山の三好野さんもかもめ弁当を売り出しているので、この種の駅弁は異なる場所で2種類が存在することになります。弁当は博多駅で購入をしたもので、博多と長崎以外にも九州各地で売り出されています。かもめ弁当の製造元は博多松栄軒さんで、鹿児島の出水にある松栄軒さんの関連会社です。本社兼事務所は1つ隣の竹下にあり、ららぽーとに徒歩で行く途中で見ることができます。容器はかもめで使われているN700Sで、水戸岡さんデザインの特徴的なカラーリングやロゴなどが忠実に再現されています。達筆のかもめの文字は、青柳前社長(現会長)の直筆によるもので、JR九州の歴代社長は書道の造詣の深い方が務められていることが伺えます。中身は黒豚の角煮と牛すき焼きがメインで、ご飯はかしわめしが詰められています。左に新幹線開業祝いの紅い大福が食後のおやつとして添えられているのもポイント。見た目はお子様ランチのように見えますが、かしわめしのボリュームが意外とあり、量としては結構大人向きの弁当に仕立てられています。味は角煮もすき焼きも食べ応えがあり、大人でもそこそこ楽しめる駅弁ではないかと感じました。ただ、惜しいのはテーマ性が薄いこと。角煮とすき焼きをおかずとして使うのであれば、長崎の卓袱料理の豚の角煮や佐賀牛のすき焼きなど、長崎と佐賀をもっとアピールするべきでしょう。新幹線は地域や沿線の活性化の一翼を担う存在ですから、せっかく新幹線の容器を使うわけですし、控えめなPRはもったいないですね。各駅で結構早めに売り切れることが多い駅弁ですから、早い目のリニューアルに期待したいところです。
2022.10.29
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あをによしの乗車記はこれで最終回となります。2022年の最後は旅のtipsです。【tips 1:食事やアルコールの持ち込みが可能です】2回目で取り上げた車内販売でお目当てのものがなかった場合は、食事やアルコールの持ち込みが出来ますので、これで補完をしていきましょう。管理人も食べてきた大和肉鶏の燻製は、ウイスキーや焼酎といった蒸留酒の類にも合いますし、駅弁をあらかじめ買ってから乗り込んで車内で楽しむのもいいですね。【tips 2:フリー切符を活用しましょう】あをによしに乗るだけでなく、沿線の観光を絡めるときには、フリー切符を使う方がお得です。特に3月には普通運賃の大幅な値上げが待っているので、途中下車をする際には使わないと逆に損をします。奈良・斑鳩1dayチケットは、発売元の私鉄と京都線、奈良線だけでなく、生駒山上ケーブルや橿原線の西大寺~筒井間、奈良市内や法隆寺近隣の主要バス区間も使えるので汎用性が一番広い切符です。管理人が今回の乗車で使ったものは京阪版の1900円で、京都市内の観光をプラスして絡める場合により幅広く動くことができます。他には、奈良世界遺産フリーきっぷや3日間使える週末フリーパスを組み合わせても移動手段として好適ですよ。【tips 3:宇治・伏見】年明けに番外編としてお店を1軒取り上げます。宇治・伏見は京都観光の中でも伏見稲荷や平等院を除くと定番のルートからは外れている場所になるので、観光客も市内中心部と比べ、少なめで穴場です。それでも宇治は近年、源氏物語や宇治茶以外にもアニメ「響け!ユーフォニアム」の聖地として、若年層の観光客が増加してきており、食事や甘味処もアニメにちなんだものが出てきたりするなど、意外なお店も増えてきています。tips2で挙げた奈良・斑鳩1dayチケットで動ける場所ですので、時間があれば組み込んでいくのも手です。【tips 4:おひとり様でも乗れます】あをによしは基本的にツインシートを2人で使うことが原則ですが、1人で乗る場合は追加で1人分の小児料金を支払うことで、1区画をゆったりと使うことができます。西武の52席の至福やJR東日本のTOHOKU EMOTIONなどは2人からでないと予約が取れないのですが、追加料金を払って対応してくれる点は好感が持てます。【まとめ】お召し列車を観光特急に改造すること自体、JRや他の私鉄では考えられない芸当を近鉄はやってきました。確かに、VIPトレインに相応しい豪華さと優雅さを前面に押し出した特急で、リピーターも出るぐらいの乗車率の高さを誇ります。新たな奈良線・京都線のドル箱特急としての地位を固めつつあるかなといったところですし、管理人もバターサンドと大和肉鶏の燻製は再度味わってみたい逸品でした。そこで、近鉄さんに提言ですが、さらなる集客と奈良線・京都線の活性化のためにもケータリングのテコ入れは是非行ってほしいなと思います。特にエリザベス女王が乗られた際に、車内で特製のランチボックスが提供されており、このメニューとレシピは京都の都ホテルに保管されていると聞きます。女王が召し上がられた幻のランチボックスについては、是非限定メニューとして車内でも提供をすれば、全国的な注目の的になるでしょう。ケータリングについては、食品ロスの問題や所要時間の短さがネックとはなりますが、JR九州のD&S列車のように3日前までの予約制にしておけば、前もって作る数が決まりますので、食品ロスについての課題はクリアになりますし、所要時間に関しては、全部を提供しなくてもオードブルやデリ形式で略式のものにアレンジをすれば、京都~奈良間の35分で食べきれる量に設定することは十分可能と見ています。あをによしの今後の成否については、いかにリピーターや海外の観光客を増やして沿線の活性化を図ることにあります。そのための一つの鍵がケータリングや車内販売の充実であり、食を通して京都や奈良の魅力を発信していくことだろうなと読みました。もし、このブログを読まれている方で近鉄の関係者の皆様がおられましたら、是非俎上に挙げて頂き、サービス向上の資料の一つとして取り上げてもらえたら幸いです。ロイヤルブランドを活用できる特急でありながら、廉価で利用できるのは非常にありがたいことです。何かのイベントの折や宇治での営業の際に、あをによしはまた乗っていきたいと思います。
2022.12.31
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定期の仕事がようやく一段落つきました。春休みのネタは食堂車の賄い、ハチクマライスです。ハチクマライスとは、ブルートレインなどの長距離列車の食堂車で働く乗務員さんや車掌さんの賄い飯で、ご飯に目玉焼きを乗せるのが基本です。これにハンバーグや唐揚げ、ハムなどのおかずをトッピングして完成ですが、おかずは食堂車の調理を担当する日本食堂(以下、日食と表記)の営業所毎に多様なレシピがあったそうです。中にはカツやチキンソテーを乗せていたところも。ハチクマライスの名前の由来ですが、これは諸説あって江戸古典落語の「八つぁん熊さん」から取ったとも言われていますが、限られた時間の中、短時間で食べられるように工夫したからこの名前をつけたともあります。そこで今日は食堂車のご飯を久々に作ってみることにしました。先ずは目玉焼きから焼いていきます。蒸し焼きにすると黄身に火が通りやすくなって安心です。トッピングは今回はハンバーグを選択。コスパ、味の両面で良心的な丸大のチキンハンバーグ(てりやき味)を使いました。本来はハンバーグを焼くところからやりたいところですが、短い時間で作る賄いの観点から敢えてチルドのものにしています。ハンバーグは湯煎で温めておきましょう。ご飯を丼に盛り、先ほどの目玉焼きとハンバーグ、これに千切りのキャベツを乗せたら完成です。お好みで漬物をトッピングしたり、目玉焼きに醤油かソースをかけてお楽しみください。賄い料理ではありますが、これにサラダや味噌汁をつけると、しっかりとした食事になります。限られた時間しか取れないときにどうしてもインスタントや冷食に頼りがちな方も、15~20分あれば作れますので、料理が苦手でも是非チャレンジしてほしいと思います。ハチクマライスは目玉焼きをベースにバリエーションが豊富にあるので、作る側もメニューを柔軟に変えられますから、何を作ろうか迷っているときには一つのアイデアにもなる一品です。ちなみに日食の博多営業所のものは、ロースハムを使ったシンプルなものだったそうですよ。
2023.03.28
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昨年、東海道新幹線から車内販売が消えてから出てきたのが自販機のコーヒーです。自販機でコーヒーは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで買えるものを想像しがちですが、こちらは侮るなかれ。挽き立てのものを味わえる本格派が設置されています。挽き立てコーヒーの自販機は、主にのぞみ停車駅のホームにあります。隣はお馴染みになったスゴクカタイアイスの自販機です。コーヒー専門の自販機ですが、結構バリエーションは豊かで、価格も300円~500円と車内販売時代に買えた値段と遜色ないものになっています。この自販機は写真でも確認できるように、出来るまでに時間がかかるので、少なくとも5分前にはお金を入れておく必要があります。通常、のぞみの停車時間は各駅2分が標準なので、電車が着いてから買うのは遅すぎです。余裕をもって買いましょう。特に自由席に乗る皆さんにとっては注意。乗る列車が座れるかどうかの見通しを持っておくことも大事です。おまけとして、コーヒーを待っている間、車内メロディにもなっている「会いにいこう」が流れます。購入したのはこだまブレンドのラージカップで350円なり。ブラックでも飲み応えがあるマイルドタイプでした。挽き立てだけに香りは〇。味も結構コーヒーショップで飲むものと勝負できるレベルがあります。自販機のサービス多様化は、4年前のコロナ禍から相当な速さで進行していることを実感します。冷凍自販機からこういった飲み物の自販機まで、バリエーションが増えてきたという事実の裏側を考えると、人口減少や労働力減少といった社会問題を切実に体感する現象であるとも言い切れるのです。車内販売の終了は人手不足を見越したものであるとともに、今度はマンパワーの減少に入ることから、今のようなダイヤを維持できるか、考えるだけで恐ろしくなってきます。今後ですが、労働力の確保がどの企業にも課題になってきます。当然、若い人を確保するのは新卒だけではありません。人が少ないと嘆く以前に、雇用のチャンネルをもっと増やすべきです。新卒以外でも人材はまだまだいるのです。最近は、中途採用や社会人採用の枠が増えてきましたが、企業が新卒に未だにこだわり過ぎなんですよね。新卒の数は減っていくだけなのにおかしい話です。新卒以外での枠は以下になります。1、既卒の未就職者年間5~6万人が大学や学校を卒業して既卒になっているというデータがあり、20代だけでもおよそ30~40万人がいるものと推定されます。既卒未就職者の採用は若い人の確保だけでなく、人手が必要なときにすぐに埋められるメリットがありますから、少なくとも35歳までは広げるべきです。新卒以上に自分のキャリアを真剣に考えている人が多いのも特徴ですので、きちんとした待遇を用意すれば戦力になります。2、氷河期採用これはJR西日本が中途・社会人採用で一定の枠を設け始めていることから、是非やるべき人材活用策の一つです。鉄道会社のバックボーンがあることで、キャリア形成に一定の役に立ちますから、研修を施すことで中核として動ける人が増やせます。また、今まで非正規で働いてきた人達に雇用を提供する重要な責任は各企業側にもあります。社会が破綻する前に、人を増やしサービスや安全を確保していくことが求められます。3、特別支援学校からの採用これはあまり知られていない、または実施していない企業が多いですが、特別支援学校を出た生徒の採用もやるべき選択肢になってきます。特に狙い目なのは、就職に特化した高等支援学校の生徒です。ただ、採用して現場で独り立ちさせるには、特別実習などを入れて仕事ぶりを見極める必要があること、入社後の研修やOJT、メンター制度を通常のものよりも手厚くする必要があることから、人材コストが大きくかかるのが難点で、踏み切れない企業が多いのも頷けます。時間はかかりますが、支援を適切に入れることで働ける人が多いのも特徴です。学校の進路指導の先生との連携や、働く上での配慮事項を知っておくための個別の支援計画の引継ぎも大事にはなってきますが。このように、雇用の入口を多角化することで、人手不足を賄える余地は十分にあります。みんなで支え合うのが鉄道です。今一度、サービスからの切り口から人不足についてのことを真剣にユーザーや事業者側も考える端緒にしてほしいものですね。
2024.07.15
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横浜市内から神奈川西部の地域の足となっている相模鉄道。その相鉄の電車の中には、セミクロスシート車がある編成があり、これらはちょっとした乗り得車両となっているのです。昨年夏休みの遠征で海老名のロマンスカーミュージアムに行きましたが、その折に乗ってきたのがボックスシートのある電車でした。ボックスシートがある電車は、写真の9000系と8000系で、車両の形で判別することが容易です。先ずは参考資料として8000系のボックスシートから。JRの113系や115系よりも足元がやや広く、短時間の移動であれば座り心地は悪くありません。ボックスシートは編成全体にあるわけではなく、横浜側から5両目と8両目(海老名・湘南台側から見て前から3両目と6両目)の2両に限定して置かれています。8000系はリニューアルが一部行われていますが、シートはほぼ原形のままです。対して、9000系はリニューアル工事の際にシートが大幅にグレードアップされました。また、外装についても、YOKOHAMA NAVYBLUEをコンセプトに街をイメージするネイビーブルーに変更されています。横浜市内のイメージカラーの青として、あちこちで見られる色です。ボックスシートの全体像はこちら。ボックス全体をシェル型に換装し、座席幅を広げて座り心地の改良が図られています。若干ではありますが、プライベートな空間が確保されました。黒のシートは高級感が漂います。それもそのはず。黒いシートに使われているのは、何とスコットランド製の本革。通勤電車としては破格のグレードです。本記事のタイトルで「プレミアムボックスシート」としたのは、これらのサービスは全て乗車券のみで気軽に乗れることから。付加価値の高いサービスを手軽に体験できるからなんですよね。しかもこのシート、ヘッド部分が独立したものになっている他、背もたれ部分には相鉄のロゴが押された特製仕様になっているのです。相鉄曰く、上質で清潔感のある車内を目指したとのこと。いつもの通勤・通学をワンランクアップしたものにしたいという戦略が見て取れます。現在、8000系と9000系は合わせて12編成あり、特定の運用で入ることはなく、横浜~海老名、湘南台間で各停から特急まで幅広く使われています。比較的多くの編成でボックスシートが入っているので、短時間で狙って乗ることも可能です。横浜~海老名間、湘南台間は全区間乗っても乗車時間が30分前後で完結しますので、乗り心地についてはボックスシートでも問題ないレベル。本革仕様になっている9000系は6編成ありますので、ちょい乗りに行くのも面白いですよ。
2025.01.04
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〇〇のはなし、後半戦に入ります。後半戦は食事と車内サービスについての "はなし" です。この列車では事前予約制の食事として、下関の老舗料亭の一つ、古串屋さん謹製の「夢のはなし弁当」がオーダーできます。弁当は1つ3400円ですが、WESTERポイントでも支払いができるため、WESTERポイントを使うと、予算を抑えて楽しむことができます。管理人も期限間近のWESTERポイントを併用した分、3割ほど安く食べることができました。また、食事は復路で出されるものがバージョンアップされていて、ローストビーフサンドやお米サンドが追加されています。お品書きはこちら。響灘と周防灘の海の幸がてんこ盛りの内容です。名物のふく(山口県ではふぐではなく、ふくと呼びます。)や鯨を使った料理が並ぶなど、なかなか豪華でした。魚介類を豊富に使った弁当のためタンパク質が非常に多く、1食で何と72gも摂ることができるため、豪華なアスリート懐石と言っても過言ではありません。おススメは梅肉を挟んで揚げた鱧木屋町揚げやイカうに焼で、食べ応えのある丁寧に作り込まれたおかずで、魚介本来の風味が生きています(^~^)。長門名物の焼き鳥が入っているのもポイントが高いですね。他にも、ふくの唐揚げや鯨の竜田揚げなど、おかずの一品一品が腹持ちがよいので、昼前に食べても夕方過ぎまでエネルギーが持ちました。こういった地元のスペシャリテをふんだんに出していくところは好感が持てました。現地に行かないと楽しめないものを出さないと、地方の活性化にはつながらないですから。2号車のデッキ端部には、車内販売のカウンターがあります。お菓子やグッズ、アルコール、お土産類など、品数はさほど多くはないですが、地元の特産品を買うことができます。12月20日からは車内販売がキャッシュレス決済のみになるので、利用される方はご注意ください。クレジットカードがあれば、これ1枚で事足りますが、持っていない方はICOCAなどのICカードにお金を入れて準備しましょう。最近は鉄道以外の施設でキャッシュレス決済を導入しているところが増えているので、最低限ICカードは持っておくことが必須です。PayPayは来年から使えるようになりますが、PayPayは日本国内で使うのが基本になっているので、汎用性を考えるとクレジットカードに軍配が上がるかなと感じます。グッズ類はカウンターの上にある他、陳列台がカウンターの下に設けられているので、販売内容をここで確認することができます。カウンターの後ろにはスタンプ台があり、これは運行当初から場所は変わっていません。ただ、記念乗車証はカウンターにいるアテンダントさんにコンタクトをしてみましょう。海を見ながらの食事、これこそが鉄道の醍醐味であるんですよね。のんびりと走る分、絶景ポイントをゆっくりと見ることができるため、急がない旅であればこれで十分です。最終回は終点の東萩まで進めていきます。
2025.11.26
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