なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

PR

プロフィール

なめこ先生@食べ鉄

なめこ先生@食べ鉄

カレンダー

コメント新着

なめこ先生@食べ鉄 @ Re[1]:かんぱち・いちろく(2025)#1(08/03) Tabitotetsukitiさんへ 一人で乗るには追…
Tabitotetsukiti @ Re:かんぱち・いちろく(2025)#1(08/03) こんばんは。 季節は8月ですね。暑中お見…
なめこ先生@食べ鉄 @ Re[1]:青の交響曲(2025)#2(06/27) Tabitotetsukitiさんへ カレー、美味いで…
Tabitotetsukiti @ Re:青の交響曲(2025)#2(06/27) おはようございます。 「青の交響曲」でカ…
なめこ先生@食べ鉄 @ Re:志津屋のカルネ(06/14) 予算を抑えたいときや軽い食事のときは役…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.07.08
XML
カテゴリ: その他




今日からのネタは、水戸岡さんが手掛けたフェリーになります。取り上げると予告していましたが、間延びしてしまったので、3回に分けて船内を含めて貴重な記録を出していきたいと思います。そのネタはJR九州高速船が所有していたQueen Beetleです。Queen Beetleはジェットフォイルとして博多~釜山間の日韓国際航路で活躍していたBeetleを置き換える目的で建造されたトリマラン(三胴船)で、室内の豪華さが話題を呼んでいましたが、浸水隠蔽問題が発覚し、事業自体の廃業という最悪の結果を迎えてしまいました。

博多~釜山航路は、飛行機が満席のときにはすぐに乗れる貴重なルートで、釜山までは最速2時間55分で結んでいました。釜山駅までは釜山港から徒歩でアクセスできる距離にあるので、プランによっては日帰りも可能だったんですよね。最近では、LCCに押されて苦戦を強いられていたこともあり、いずれは早かれ遅かれ撤退もあったんでしょうか。現在の日韓航路は下関からの関釜フェリーと、博多からのカメリアラインが代わりの選択肢となっています。1回目は門司港に寄港したときの様子を出していきます。



Queen Beetleは赤い船体が特徴で、遠くからでも一目で分かるほど個性の強いカラーリングを纏っていました。赤と言えばJR九州のコーポレートカラーで、電車やバスなどとベースのカラーは合わせていたんですよね。写真は門司港側から撮ったもので、対岸には下関の唐戸市場が見えます。



着岸前には、関門橋をバックに航行する貴重な様子が撮れました。



門司港寄港前には、このような歓迎の放水も行われていました。



関門橋を全体に写したアングルはこのようになります。寄港時には歓迎セレモニーの一環として、門司学園中・高のブラスバンドの生演奏がありました。



トリマランの正面はこのような形です。船体を安定させるための工夫が各所に施されています。建造はオーストラリアのオーステル社製で、建造間もないにも関わらず事業の撤退を余儀なくされたのは、隠蔽の悪質さの裏返しであると言えるでしょう。オーステル社は高速船製造メーカーとしては世界的に有名な企業であります。



Queen Beetleの全景です。本来は博多港で見られるものですが、門司港で見られるのは数少ない機会の一つでした。







デザインは水戸岡さんが担当しているだけに、日本のものとは思えないスタイリッシュなものに仕上がっていました。次の投稿では、船内について上げていきます。鉄道で実績を積んできたデザインは、高速船でもふんだんに活かされていることを次の回で実感するでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.07.08 22:11:56
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: