化学治療 ２クール
抗癌剤は前回と同じ。
一日目は、前回のような、意識の混濁もなく、何ごともなく終了した。治療に体が慣れたのかな？
二日目は、波一の懇談が入っていたので、波次をお昼寝させて、看護婦さんにお願いした。懇談を済ませて戻ってくると、ナースステーションのあたりで、もう波次の泣き声が聞こえてる。あわてて病室に入ると、点滴を交換する気配で目が覚めてしまったらしい。
波次は大泣きしたせいか、真っ赤な顔をしていた。だっこすると体が熱い、熱を測ってみると、やはり熱が出ていた。
熱は一晩で治まったが、次の日になっても、顔や体の赤みがとれなかった。抗癌剤にアレルギー反応をおこしているそうだ。それで、抗癌剤を入れる前に、ステロイドの点滴をした。
その後は、吐いたり、鼻血がでたり、クリーンルームにもなったが、特にひどい副作用もなく無事に治療は終わった。
治療は順調で良かったけど、ちょうどＧＷウィークに重なってて、悲しかった。
だって、よほどの事がなければ、みんな外泊して、ほんと病棟が静かになってしまうんだもん。
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