波のマニマニ

絞扼性腸閉塞　（１）

なので、また次の週末も外泊。

ほんと不思議なくらい完治しない。
この夏２回目の外泊からもどっても治療ははじまらない。
けれど、もうこれ以上、間隔をあけられないということで、次の週明けから５クール目をすることになった。

治療がはじまるまで、また外泊ゲット！
金曜に家にもどった。

土曜、波一のアトピーがひどくなってるので、小児科に連れてった。
『とびひ』だった。
あっちゃ～、これって感染するんだよね。

病棟に連絡して、先生に聞いてもらった。
案の定、うつったら治療ができなくなるから外泊中止・・・
くっそ～！でもしょうがないか～

ぎりぎりまで粘って、涙をのんで病院に戻った。

日曜。
この日は私の母のお墓参りにいかなくちゃいけなかったので、義母に付き添いをかわってもらった。
墓参りをすませて、３時頃家にもどってくると、義母から電話がかかってきた。
昼ぐらいから、波次が何度ももどしてるそうだ。
夫と波一と一緒に、すぐ病院にむかった。

波次は少し元気はないけど、そんなに悪くはなさそう。
レントゲンをとってもらったが、なにもなかったそうだ。
外泊の時食べ過ぎちゃったかな～？
冷たいもの食べたのがわるかったのかな？

時間がたつにつれ、どんどん嘔吐がはげしくなってきた。
飲み物もうけつけない。
もう一度レントゲンをとったが、またなにもなかった。

嘔吐物が透明から、黄色になり、緑になった。
点滴して、鼻管をいれることになった。
もちろん、絶飲食。

嘔吐の勢いが強くて、鼻管の先が口からでてきてしまい、入れなおしてもらった。
でもまた嘔吐と一緒にでてきて、またまた入れなおしてもらった。

夜、Ｙ先生にどうして何度もレントゲンをとるのか聞いた。
そこではじめて、『腸閉塞』という言葉を聞いた。
でもその時点では、まだ『疑い』ということだった

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