波のマニマニ

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話し合い(1)



キロサイドとラステッドを使って 全体の白血球数及び 白血病細胞は減少

腰痛などの症状は一時軽快したが 今週初めより 腰痛等が再燃

また末梢血中にも白血球細胞が出現してきている

しかしながら好中球は まだ出現していない

骨髄抑制にもかかわらず 白血病が再燃している状態である

残念ながら 抗癌剤が効きにくいと判断せざるを得ない

また2回の移植(自家 同種)後であり 片腎であることを考えると

様々な種類の抗癌剤を大量に使うことは 後の臓器 特に腎臓に対する負担を考えると 困難であり 危険でもある


●今後の方針

早急に幹細胞移植を行い 同種免疫に期待する

骨髄バンクを待つのは 時間的に無理(その間 化学治療を続ける必要もあ

る)

臍帯血バンクで3/6以上のHLA一致したものを早急に検索していく

血清学的には 5/6はあるが DNAレベルまでなると 見出せない可能性

も高い  反復して検索すると費用がかる

今回の場合両親からはGVHDの危険性 ××××××のことを考えると如何

かと思う

幹細胞移植を行うまで マイロターグという新薬を使う

CD33という抗原を発現している白血病細胞(及び正常顆粒球)に 特異的

に結合 抗癌剤にて その結合した細胞を殺す

副作用  

悪寒 発熱 嘔吐 頭痛 低血圧 高血圧 低酸素症 呼吸困難 高血糖等

予防として 抗ヒスタミン剤 ステロイド剤を使用する

肝障害(静脈閉塞性肝疾患)

移植後なので 発症する可能性が高い

骨髄抑制

感染症 

肺障害 間質性肺炎

1日 2hrで静注 2週間後に 再度使用できるか 2回までしか使用でき

ない

効果があれば 3月上旬に幹細胞移植を予定したい



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