ハケグチニッキ

ハケグチニッキ

脱走者

幼稚園年長だったころの話


いつも帰りは幼稚園のバスで帰っていました。


そんなある日。


親が出かけたのかなんなのかは全く覚えていませんが、


親に「迎えに行くから幼稚園で待ってて」と言われたのでしょう。


素直だったウチは他の子と一緒に幼稚園で親を待っていました。


他の幼稚園児は親が迎えに来て徐々に減っていきました。


そうこうしているうちに一人ぼっちになってしまいました。


さっきまでいた先生もいつのまにかいなくて


とても心細くなりました。


なんでこんなに待ってるのにお母さんとお父さん、迎えに来ないんだろう?


もしかしてウチの事忘れてる?


だとしたらもう家にいる?



・・・・・・・・・・
















しょうがない。





















自力で家に帰ろう



















そう決意し、いざ 幼稚園を脱走 しました。









意外と脱走しても全然ばれず、そのまま幼いながらいつもバスで来る道をたどりながら歩きました。




15分くらい歩きました。


すると前方から親が乗った車がやってきました。



するとすぐさま車に乗せられ、幼稚園へ―――――――――




自分自身とても心が乱れておりました。


先生怒るかな!?とかすごいドキドキしていました。


幼稚園に着くと先生がウチの車の方にやってきました。


とても先生に心配をかけてしまいましたが、


そのころのウチの内心では、


早く帰りたい・・・・・


と思う一心でした。



















いやーやっかいな幼稚園児だよねー。
先生ホントすまんよって感じですね(爆)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: