初期の『探偵ナイトスクープ』



関西では 『探偵ナイトスクープ』 て言うテリビ番組があります。

視聴者から葉書の投稿でこんな人を探してくれとか日頃疑問に思ってることの調査をしてくれる内容で、毎回ユニークなゲストさん(芸能人)がその人の調査依頼を受け回答するという番組である。
この番組、過去に上岡龍太郎さんが司会してた時があった。つまり上岡龍太郎さんが局長。はっきり言ってあのころの番組がめっちゃおもしろかった。
あの人はこの番組の司会者に適任でした。

まあ、それはヘ(^ヘ^)(^ノ^)ノこっちにおいといて・・・。

以前その番組で印象に残ってるおはなしを紹介しましょう。



だらだら書いちゃうとあきられるので簡単に紹介します。



【視聴者からの依頼】

わたしは35歳の主婦です。
小学生のころ、学校の授業終わったら毎日熟に通ってました。仲良し女友達4人、毎日近鉄電車に乗って。
熟帰り、降りる駅の改札出口の駅員さんと仲良しになっていつも降りる時にそのころ人気のあった「いちごみるく」とかの飴なんかを「おっちゃん、これあげる!♪」て渡したりしてた。
駅員さんも喜んでお返しにちょっとしたおやつを渡してたりしてた。
駅員「今日は遅いねんなあ。。きーつけて帰りや!」
女の子4人「うん!」

仲良くなって駅員さん(当時20歳)が女の子4人に
帰り際に話がはずんで
「そや!みんな今度の日曜日、伏見桃山キャッスルランド(遊園地)に遊びにいかへんか!」
女の子4人「あ!!いくいく!!」
駅員さん「よっしゃ!そうと決まったらおっちゃんその日は公休やからみんな連れてってあげるわ!おいでおいで。この駅で朝9時に待ち合わせや!ええか!?」
女の子4人「うん。わかった!」

みんな目が輝いてた。

さっそく女の子4人家に帰って親に相談。


女の子「ねえ。。おかあさん!○○駅の改札口にとてもいいおじさんいてるねん。今度の日曜日みんなといっしょに遊園地行っていい?」

お母さん「アキマセン!!許しません!!」

「でも・・・」

「デモもストライキもありません。だめです!何を言ってるの。相手は大人でしょ!お母さん許しません!」

「(T_T)」

************************************

あくる日、4人の女の子全員の親が反対してた。(まあ、普通は当然のことです)
場がわるくなったのか、女の子はいつも駅員さんに挨拶するのに塾帰りうつ向いたまま改札出口を通り過ぎる。
駅員さん「どうしたんや~?元気ないよー。きょうは早いね。きーつけて帰りや!」
みんな黙って通り過ぎる。
約束破ったこと、約束出来なかったことがつらかったのでしょうね。

そこでその中の女の子(現35歳主婦)からの投稿。

あの時に遊園地に行けなかったのがとても残念です。できれば大人になった今、願いを叶えてください。みんなで遊園地に行きたいです。お願いです。

その駅員さんのお名前は「大山」(仮名)さん。胸につけてた名札バッチをみんな覚えていた。

依頼された探偵。
その探偵は立原 啓裕さん。
早速調査に乗り出した。
みんなで探しに行きましょ!てことでその当時の女の子であった主婦4人、探偵といっしょに大山さんを探しに行くことに。。



探偵「ほな、ここでまず切符かおか?」
改札口にひとりの男性の駅員さんが・・・。
主婦のひとり「あーーー!!!大山さんや~~!!」
他の3人「ほんまや!大山さんや!!歳いってるけど大山さんや~~~!」
テレビ局の計らいで既に大山駅員さんを探しててみんなをびっくりさすようにしてた。(笑)
みんなハンカチ手にうれしくて泣いている。(;_______;)
会いたかったぁ~~~!て依頼者の主婦大山さんの手を握って。
もう、大山さんもてもて。/(〃'∇'〃)ヽ

大山さんいまは結婚されてて子供も大きい。



大山さんから一言「あの頃、あとで考えてみてとても無謀な発言をしてしまった。きっと若さに任せて言ってしまったのですね。ホンマに反省してます。すみません。」
(//^^//)てれてれ

そのあと、長年の夢だった遊園地(伏見桃山キャッスルランド)に大山さんといっしょに主婦4人が行きました。みんなでコーヒーカップやメリーゴーランドに乗って。楽しそう。。

めでたし、めでたし。

よかったね。








The Dog 3





© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: