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中国には少数民族がたくさんいます。
言語も文化も習慣も、 漢民族
(人口90%占める)と違います。
どんなに異文化の環境で育っても、彼らは 「中国人」
とされます。
「中国語」
で講義を受けます
(老師のほとんどが漢民族なので、仕方ないのです)
↑教室で計算の勉強する少数民族の子どもたち
そしてテストになると、彼らは厳しい立場に立たされます。
なんはいずは外国人なので、何も言わずとも優遇されます。
(ノート・教科書・辞書持込許可)
でも彼らは期末試験の前になると、
老師に採点の優遇をしてもらえるように頼みにいきます。
それは、こちらではごく普通に見られる光景。
単位落としてしまったら卒業できないので、彼らは必死です。
なんはいずはどれだけ恵まれていることか。。。。
↑少数民族の小学校 授業風景
今朝 文選の講義。
文選とは、中国の古代歴史書を読んでゆく、という難しい授業。
少数民族や外国人には不利です。
去年の後期に受けましたが、見事不合格だったので、
今年も受けることになりました。
今日の文選の講義にて。老師のお言葉。
「去年ひとりの日本人留学生が、私の講義を受けた。
彼女は非常に勤勉な人間で、
一切私に媚びなかった。
日本人はそういうもんさ。」
教室はどっと 笑い に包まれました。
この空気は、、、、どう読めばいいのかしら?良いことなの?悪いことなの?
中国は人口が多すぎる。
だから競争率がかなり激しい。
今の中国には「媚びる、コネを作る」ことが日本よりもよく見られる。
それは伝統的なものなのか、
それとも現代社会がつくりだしたものなのかは、よくわかりません。
貧富の差が激しく、身分差別も色濃く残る中国。
日本人にはまだまだ理解しにくいことがたくさんあるんだなぁ~
ビザ、期限切れてました。 2007年09月20日