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2016.08.04

※完全にネタバレなので注意

最近、「泣かぬ暗闇」というオリジナルBL小説に嵌りました。
個人的には本編（正規彼氏ルート）の後にifルート（NTR彼氏ルート）を読んで
「良い人」だった眼鏡腹黒旭お兄さんやばばさま、ついでに夕さんの印象が
１８０度変わって正規彼氏とNTR彼氏の因縁の真髄を見たように思いましたので、
作者さんがifルートを公開されたことには本当に感謝の念を抱くばかりです。
兄弟喧嘩（？）因縁巻き込まれ損主人公の二人に対する接し方もルートによって違い、同じ人でも周囲からの接され方と通る道で随分と変わっていくのがとても面白いです。
取り敢えず３Pルートに至る道のりを詳しく教えてください。

～ここからネタバレ～

さて、NTR彼氏・灯。彼については印象が実にころころと変わります。

最初のイメージ：今吉先輩

後期のイメージ：

あるいはコナンの犯人の中で往生際悪い方
番外編：スーパーショタタイム（パン●ラオブジョイトイ）

最初は完全に愛されお兄ちゃんに対するあてつけでアタックしてたのに段々と笠原本人の気質に目が行くようになるのがとてもいい。特に灯ハッピーエンドルート。

「自分を選んでくれた」「初めて【じぶんのもの】ができた」っていう子供っぽい執着心、独占欲、満たされない心と、
「辛い道を通ってまで、自分を選ぶという修羅の道を選んでまで来てくれた」良介への惚れ直し、そのことへの嬉しさ、良介の人となりへの興味。
昔から拘っていた前者より後者が段々多くなっていくのを見守っていく笠原氏まじ男前。
勿論、完全には抜けない仕様。（こいつはしょうがねーなー）と見守る笠原。良い。

終夜には悪いんだけど個人的にハッピーNTRマン灯ルートが好きで好きで…！
特に自分で監禁した癖に（なんでまだここに居るんー！？逃げ道知っとるんやろ？逃げたんやなかったんー！？）っていう反応してる時の灯さんが子供らしくて、この人は逃げられたり拒まれたりしかしてこなかったんだなあというか…。（子供の自分がどこかの世界線から飛ばされてきた時も、自分の子供時代が変化するわけじゃないから子供の自分を幸せにしたいと微塵も思わない辺りが拗らせていると言うかなんというか）
そしてNTRれた終夜、いや皆（灯を除く）大好き終夜さんが闇落ちするのとっても好きです。完全に闇の方向にシフトしちゃった彼が「迎えに行く」って言うのはホラー以外の何物でもない。

終夜ルートの笠原が性恐怖症になってるのと、
どっちの方が笠原にとって幸せなのかなー…

あと、灯はどうあがいても死亡するという不憫っぷりがまた倍率ドンでいい。

終夜バッドルート→灯ストーカーエンド（灯は死ぬ
灯ハッピールート→終夜さんストーカーエンド（灯は死ぬ）
灯バッドルート→灯メリーバッドエンド（灯はたぶんろくなしにかたをしない）

笠原は終夜さんに出会った時点で縁は切れないそうですし、
灯は終夜にお気に入りの存在が出来た事を知った時点でアタック不可避でしょうから
やっぱり全員ハッピーエンド・３Pエンドが一番灯笠末永く爆発～終笠を添えて～なんでしょうね。NTRしたら自分もNTRされる。
　そう考えると何も致していないショタ灯×笠が一番灯笠独占ルートへの可能性があるのか……？
　灯笠バッドエンドの海白さんへの仕打ちと笠原の末路を見ると正規ルートの灯連行もやむなしとは思うのですが、お人形さんでない笠原とのキラキラした遅い青春を送っているハッピーエンド灯や灯・ちび灯・笠原同棲疑似家族編を見るとやっぱり（どうしてこうならなかった）と思ってしまいます。
　どちらにしろおにいちゃんの「おむかえ」は不可避ですが。

　終笠ハッピーエンド読み返すと、あの檻から連れ出しているあたり本当に笠原イケメンやな…終夜乙女やな…４月１日の幽霊なんて知ったこっちゃない笠原と怖がり渦見話もうちょっと読みたかったな…あれとちょっと似た所を感じる…と思うんですが、
一人だと笠原をおうちに帰す癖に灯と一緒だと「迎えに行くよ」ってなる拗らせ渦見終夜さん性癖すぎてたまらないです。
笠原友人が笠原を迎えに来てて一緒に帰っていたら、とか、海白さんなど他の渦見絡みの人たちと一緒に帰っていてもある程度は許容していそうなのに灯に対しては絶対に無理、という終夜さん
笠原が灯に好き勝手にされていてプククーお前のせいでお前の大事な子こんなんなっとるでｗｗｗｗｗって煽られてちゃまあブチ切れるわな、とは思いますが
噛み千切るレベルっていうのは流石に狂気を感じる。執着渦笠。いい。
灯笠ハッピーエンド（と言う名の灯は死ぬエンド）ラストの、これまで自分にとって嫌な能力でしかなかったあれを最大限活用するあたり、「そこまでするか」感があってとてもいい。
それやったら笠原壊れちゃいそうだけど。灯バッドエンドと同じく。
セコム夕姉さんに認められるのも、正規ルートのほのぼの薄暗感とこっちの大奥の新入りに対する正妻感だと天と地と言うかなんというか・・・・・・。

　ヒス監禁どすえヒロイン（ヤンデレ）と傲慢あひゃひゃ迎えに来たよヒロイン（ヤンデレ）に取り合われる主人公（男前鈍感）の明日はどっちだ。

料理上手でちょっと嫉妬すると怖い狐系のお坊ちゃんが家で待っている公務員恐妻家笠原（アラフォー）っていうほのぼの未来編を読んでみたいけどあひゃひゃを完全に忘れ去るのは厳しいんだよなあ…笠原を超える存在が終夜さんに現れるとは思い難いし…。

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女体化したとしたら既成事実作ろうとするデレヒス女灯とそれを防ぎたいけどなかなか自分は手を出せないあひゃひゃデレシュン女終夜さんを見たい。

怪談っぽいかんじの灯さん落書き