Laub🍃

Laub🍃

2017.11.03
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カテゴリ: 🌾7種
​​​16年。
初期のナツと同じ年齢で締めくくられる最終話。
純粋に嬉しい所、考察したい所、過去の話を読み返したくなる所、色々ありました。
読む人の好みによって、注目する所はちょっと変わるかな、という感じでした。
時間をおいて読み返したらまた感想が変わってるかも。

以下、取り敢えず注目した所の箇条書きです。
前編中編同様あまり詳しくは書いてないです。
安居、お蘭さん、苅田の登場が印象に残る回でした。

ネタバレ注意。










・頑張る安居と涼を見ている牡丹

・茂、繭達、理可子、十六夜、ペル、冬チーム合同葬儀

・十六夜について言及する蘭
・十六夜について責められないが、向き合っていくんだろうと感じさせる安居の反応

・被害者遺族に礼を言われる、被害者遺族に責められはしないが考えてやってと言われる安居
 ・(要・貴士と違う道を歩む為に大事なことだと思う)

・多分外伝前編~中編で読者にも知られることなく橋など土木工事・蜘蛛飼いをやってのけた安居と涼

・船を私欲に使ったりとか帰ってこない…というその手の失態は侵さないという蘭から安居への信頼
・なおそのことについて涼に念を押す安居
 なお出航先で人間関係の(恐らく傲慢になってしまうとか)トラブルは起こさないように言われる安居

・苅田なりの礼:要先輩の最期(?)を伝える

・初期に鰐と戦ったりトカゲ戦法を使ったりと爬虫類ネタと親和性の高い要先輩

・カナメ様が見てる

・立ったフラグが消化されるこの感じ、クエスト達成後助けられた人が情報をくれる感じ、RPGっぽい

・各地のシェルターを回って物資、特に本など重いものを船の利を活かし持ち帰ると宣言する安居

・船の上で一人考える安居

・英語・スペイン語・中国語を勉強させたい教師VSそんなもんより体術とメンタルスパルタしたい卯浪みたいなのが過去にあった可能性

(・特に安居がいくつぐらいの時にどういう気持ちで習ってたのか気になる)

 (・茂は単語覚えてるけど話すのが苦手そう)
 (・サバイバル優先で嫌というほど教え込まれてるから、歴史や語学といった「使わないかもしれない雑学」はむしろ夏Aにとって娯楽に近かったら可愛い)

侵略する者 ⇔ される者 ←
歴史は繰り返す
侵略する者 ⇔ される者 ←
幾度も繰り返す


抗えない 奪い合い漂う真相を 翻す every noise -雑音-
Standing inside that smoke 目の前の 全てが suggestion -提言-

 殺伐としたゲスパー陣に

<<突然の蝉丸>>

・地味に空気読む蝉丸
 ・まつりが外出組に行った分拠点組での盛り上げ・バランス調整能力が更に鍛えられそうな蝉丸

・昔と同じにはならなくていいと言う角又

・必ず人を連れて帰ると思う安居

  カップルができまくることに対し
・絶滅寸前の動物の交配みたいと言いつつ自分もまあカップル作るぐらいはいいかと思ってる蘭
・草食系男子真っ盛り苅田

・穏やかないい顔をしている茜

・くりくり同盟再結成
 (果たしてお蘭さんは入るのか)

・昔と同じではない音に対しどきどきしつつハルの反応を伺う小瑠璃

・作中でキーワードとなっていた仏像を掘った人、ちまき父の話(魂を入れない仏師)
 その名も『名もなき腕』

・次の話も楽しみです!

 やったー!



●よくはないけど考えがいありそう

・魂など要らぬ形があればいい系
 効率と生き残らせる命優先マン貴士先生

・門前貴士先生「魂は信じないと言ったな。あれは嘘だ。」

・安居について言及する時の
 ・身内としての目線←夏B多め
 ・元家族としての目線←夏A
 ・仕事仲間としての目線←秋多め
 これらの違い

・罪人の橋という独特のネーミングセンスを発揮する安定の朔也
 (ただこれで嫌いな人の作ったもの使いたくない勢の反発は減るかもしれない)



・歴史は繰り返す
・領土取り放題
・資源も食料も奪い合い

・殺伐とした安定のゲスパー陣ェ…
・2巻3巻と読み比べてみたい

 ・藤子は難民キャンプを思い出して言ったのかもしれない
 ・ちさは裏社会を思い出して言ったのかもしれない

・安居同担拒否マン涼


I watch Ango
我在看
Estou assistindo

AH

そんなに突っ走らないで お前は真っ直ぐ過ぎる
能力はしっかりあるのに 仲間絡みで あああ

だからそんな暗示にばかり 従わなくても
(中略)
目線がこなくとも
目に光がなくとも
(中略)
それなのに今日もあの人の趣味で
(中略)

ずっと健気でお節介焼きで
そんな姿も嫌いじゃないけど ライバルは心配です

奴の千尋の谷に突き落とされてもただでは転ばず
死亡フラグを折るたくましさ
似てるけど
でも

隣には並ぶな
隣には並ぶな~YEAH
俺ですら辿り着けない
聖なる境地

隣には並ぶな
隣には並b

〔周囲困惑中(by.まつり・安居)のため、少々お待ちください〕



・まぁ、外国でもこれぐらい平和でいればね。


・ツンデレ百合……?
 誰とは言わないけど
 なんかそういうのpixivで見た気がします

 って感じの某3人の関係性

・安居の後任としてのリーダー業源五郎が日々向き合うこと

・未来に来てる人達いじめられるタイプが多い説
・ハル・あゆ・ナツでいじめ話について話し合うかどうか気になる所

・嵐の居る時の花と嵐の居ない時の花の違い
 一時間の間6巻まで読んだ当時まで記憶喪失して最終話だけ読めたらなと思った
・空気を読む新

・潔癖で純粋で合理的で真面目(by牡丹)な夏A

・安居の言う「働ける人間・歩める人間」とは、
 「自分たちと一緒に自主的についてきてくれる」人間なのか、それとも夏Aの合理性が良くも悪くも出た言葉なのか

・7種外伝はこれで最後なんですか!

 やだー!




・次のミステリーの主人公がどんなキャラなのか気になる(以前の話無知勢)
 性格いいのか悪いのか、痛い目に遭うのか遭わせる側か傍観者か…。
 のーこちゃんみたく飄々としてる探偵ポジションなのかなあ。

 ・7種キャラがもし刑事事件の登場人物だったら

  ・色々な可能性が頭を過って終わる


取り敢えず、読み返したらまたいろんな気持ちが出てくるかもしれないけど、個人的にはいいなと思う展開でした。

特に安居と涼が作り上げたものが、確実に使われるんだろうなと思う展開。
作ったものを使って活かされることで報われるなら、そうした形でごんぎつねが報われるならそれでいいと思う。
安居と涼がこれからどこでどう名を残すのかは気になる所。
各地に出没して、同一人物か否かの検証が行われる系歴史人物みたいな扱いを受けていたら私が嬉しい。


そしてお金という概念と安居・涼含め夏Aが馴染めるかどうかが気になる所。


金という概念のない安居たちと、金という概念(養育費)に囚われていたちまきの父たち。
未来の為に今日を犠牲にした彼らと、今日の為に未来を犠牲にした彼ら。

人にとっての幸せとか、夢とか、希望とか、そういうものと、人の絆や社会との相互関係。

読者としていろいろな価値観を浮かび上がらせられていく感覚が怖くもあり、面白くもあり。
時に胸糞、時に切なく、時に露悪的で、時に優しく、時に勇気をくれる。
そんなお話の最後だからこその、あの外伝後編だったのかな…なんて思います。

願わくばカレーとか野球とか新成長後の新視点の話とか見たかったけど、それは各読者の心の中で…なのかなあ…




次回作も気になります。

田村先生、16年間お疲れさまでした、ありがとうございました。​​​ Last updated 2017.11.11 23:49:56





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最終更新日  2017.12.19 07:51:41
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