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コメント新着
昨日、実家の母から電話があり・・・・
売却した元の家が、すべて取り壊されたと言う事でした。
母が・・・実を一つずつ、袋で大切にくるんで育てたりんごの木も・・・・・
自分が飲めもしない梅酒を作る為に、実を数えながら毎日眺めていた梅の木も・・・
母の父が、家を建てた記念にと植えてくれた松の木も・・・・
家族4人の、思い出が沢山詰まった家も・・・・
今は、何も無くなってしまった。
父が、脳梗塞で倒れ・・・それが原因の、認知症になってから・・・
家族で、納得して出した結論ではありますが、やはりとても寂しく・・・・
昨日は、涙が止めどもなく溢れ出て、眠れませんでした。
母は、私以上に悲しんでいるでしょう。
電話の向こうで、泣いていたようでした。
父が、あのまま元気でいてくれたら・・・・と、ついそんな事を考えてしまいました。
人は・・・いつまでも、同じじゃいられない。
いつまでも同じ場所で、同じ様に暮して行けるはずはないんだけどね。
遠く離れて暮らしているせいか、まだ実感が湧きません。
あの場所に行けば、私の実家が・・・・・・・
何も変わらずに、そのままひっそりと建っているような気がするのです。
願わくば・・・・日本の介護保障が、もっと現実に則したものになり・・・
本人や、その家族の負担を減らし・・・・・
不安を抱える事無く・・・・
安心して、行政に任せられるものになって欲しいのです。