いつものように電車に乗っていて ふと、
「お年寄りに席を譲らなきゃ。」
と言う強迫観念に駆られ
周りにご年配の方を探しましたが
残念ながら居られませんでした。
というか
僕自身
席に座っていませんでした。
そんないつもと変わらない朝。
ただ、いつもと違うのは
いつもと逆の向きの電車に乗った。
ということです。
「どうして?」
と問われても、
今の僕にはその訳を答える術がありません。
「ただそうしたかった。」
と言うだけです。
しかし、
ただ僕は10mほどいつもと違う方向へ
ホームを歩いただけなのに
列車は知らない世界を次々と運んでくる。
たったの10mで
たったの10m歩くだけで
知らない世界が次々と運ばれてくる。
なんて素敵なことだろうと思いました。
ちょっとしたことで
全く違ったモノが見えてくる。
凝り固まった視点で
物事を眺めても、きっと面白くありません。
いろんな角度から
いろんなやり方から
見てみる。
それはきっと
ホントに些細な
ホントに些細な違いでもいいかもしれません。
そういったことを
いつもと反対向きに走る電車に
教えられた気がします。
ただ、
乗っていた列車は
山手線
でしたので
反対向きに乗ったところで
結局いつもの駅の
いつもの職場に僕は居る訳で
いつになったら違う世界に行けるのかなと
いつもと同じ世界で思う訳です。
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