市場へ行こう。小高い丘にも上ってみよう。

2003.11.21
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カテゴリ: 日常記
いま、やりたいことの中の一つに、弓道がある。

正しく言えば、「やり直したいこと」になる。
高校時代、弓道部だった。本多流弐段(ウォッホン)

自宅からクルマでほど近いところに偶然、市の弓道場ができたのを見つけた。
時は流れ、今はただの認定段になってしまったが、
また弓を持つ機会があればと考えていたから落ち着かない。
マイ袴、マイ弓と矢とともに復活の日をひそかにねらっている。

28m先にある直径36cmの的を射る「近的」と、
100m先にある直径1mの的を射る「遠的」とがあるが、


母校の弓道部は、当時、県内でもつねに上位に位置し、練習はかなり厳格な
雰囲気の中で行われた。3年生…特に主将は、神様のような存在だった。
1年生は、入部時から半年間みっちりと先輩について、「射道(法)八節」を習う。
弓を射る一連の動作、基本のかたちをしっかりとマスターする。
棒にゴムのついた、ゴム弓で習う。本物の弓はなかなか持たせてもらえない。

「射道(法)八節」とは、

「足踏み(あしぶみ)」「胴造り(どうづくり)」「弓構え(ゆがまえ)」
「弓起こし(打ち起こし)」「引き分け(ひきわけ」「会(かい)」
「離れ」「残身(心)」

弓は引くのはなく、押せ(肩の付け根、弓手の親指の付け根から)と習った。

「会」とは、日本弓道連盟編 弓道教の言葉を借りれば、「形の上では「引分け」の

精神・身体・弓矢が渾然一体となり、間断なく天地左右に伸張して(伸合い)発射の
機を塾せる頂点で、まさに弓射の極致である。」・・・ふぅ~。

つまり、弓を引いてきて、一番緊張が高まった状態。

そして「離れ」。「離す」ではなく、あくまでも「離れ」。
ピンと張り詰めた糸が、ふっと自然に切れるように。(なかなかこの境地には達しないけど)


「離れ」から続く、気のかたち。精神で言えば「残心」となる。

武道の言葉には、日常生活とリンクしているものがあって面白い。
ちなみに、弓を構えて的を見ることを「物見」、左手の弓の握りを「手の内」、
弦(つる)を引っ掛ける皮手袋を「かけ(かけがえのないの語源説も)」、
その右手は「勝手」などという。

昇段試験の筆記(と実技)で「弓道と自然観について」の問いが
あったときには、さすがに面食らった。(自然観ねぇ、なに書いたんだろ?)

弓道は、伝統にのっとり、和の道をゆくという感じだが、
2年生の時から、竹弓がグラスファイバー弓に、矢はジュラルミン製が主流になった。(高校では)
扱いやコスト、反発力の関係でそうなったのだと思うが、
さすがに趣にはかけた(使いやすかったけど)。

またやるなら、職人の名入りの竹弓に竹矢、矢筒・弓袋・道着・足袋・かけ・・・
と、和のココロを身にまとい、一射入魂といきたいものである。





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Last updated  2003.11.22 08:54:17
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