11、学校(天空寺吉良)


オレは、いつもクラスメイトとの間に微妙な溝のような、お互い特に近づいちゃ行けないような空気が出来ていた。
一人で居る事が当たり前だった。
小学2年の時までは割と普通に友達はいたけど。
父さんもいたけど。
ある日、父さんが遊んでいたオレに一人の女の人とオレと同い年くらいの奴を紹介した。そいつは、オレとウリ2つといっていい程オレと顔がそっくりだったので、何だか気持ちが悪かった。
「誰?」
と尋ねたら、その女の人はオレを生んだ母親で、そいつはオレの双子の弟だと言われた。
「・・お母さん?オレの弟?」

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