1、考えると言うこと(フレイ)



ここで、このキラのベッドの上で大嫌いなコーディネーターと、パパを殺した奴らと同じコーディネーターと抱き合ってたなんて・・。
隣を見ると、愛しそうに私の身体を抱いて、安らかに寝ているキラ・ヤマトがいる。
手を宙に浮かべると、両手も震えている。
私の、私の身体にあいつが残した痕跡が温かさが残っている。
痛みが残っている。
「―だめよ、フレイ・・。貴方が決めた事でしょ」
だから涙をこぼしたり、サイなんかに向かって強い罪悪感を感じる事は無い。

警報が鳴る。
また、戦争が始める。
「もうっ、誰も死なせるもんか・・・っ」
痛みが残るその身体をゆっくりと動かすフレイを残して、急いで制服に着替えてキラがその場を走り去って行く。
―私を守ってね、キラ。
「あ・・ははは・・」
―戦って戦って死ぬの・・じゃなきゃ、許さない・・・!
そのためには、自分の身体がどうなろうとかまうものか・・っ。
だから、この涙もきっと気のせいだろう。
切なくていたたまれなくて・・。

私は何に着いて泣いてるのだろう・・。
「あはははは・・・!!」



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