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第2話ー壊れる世界
小惑星のようなもの周りにが回っている巨大な構造物――新世代の宇宙植民衛星である。中心にあるガラス球の底部に居住部分があり、外壁の間には自己修復ガラスで埋められ、白銀に輝いている。
これが「セレスティス」――スターレイス達の本国である。
スターレイスの指導者ーネロ・ゴルバノヴァの愛娘であるサラ・M・エフィーラ・フィリスは女官と一緒に底部へと延びる全長70キロに及ぶ長大なシャフトを、エレベーターで降下していた。
サラはガラス越しで見える生命の存在を許さない非情な宇宙空間を見つめていた。
「―大丈夫ですよ、姫様」
その声にハッとサラは振り向いた。
フワフワと波打つ長い髪は薄紫に染められ、透き通るような白い肌によく似合っていた。
「アレク様ならきっといつもの様にここに帰ってきますわよ」
「わたくしは別に・・」
サラはぷいと女官から視線を外した。
シャフトの中で、エイジ・アルタイルは意識を取り戻した。ミスリルが艦を率いて侵攻したと報せの後、艦長の指令を受けて、司令ブースを飛び出した事までは覚えている。直後、爆発が起こり、爆風によってどこかへ叩きつけられ、意識を失ったのである。
辺りには薄い煙が立ちこめ、爆発で吹っ飛ばされた破片や血まみれの死体が足元に散らばっていた。あまりの惨状に、エイジも冷静さを取り戻すには時間が掛かった。やっと茫然自失の状態から脱すると、彼は壁に手をあてながら、司令ブースへと向かった。
「艦は・・・「リヴァイアサン」は・・・!?」
ドックに面した司令ブースへ入ろうとすると、彼はぞっと身をすくめた。そこは爆発によって完全に破壊されていた。前面のガラスは割れ、僅かに残った非常灯が動くもののない室内を照らしている。ドックの方も同様のようで、破壊されたキャットウォークが垂れ下がり、クレーン類は倒れ、繋留されていた。「リヴァイアサン」は大きく傾いていた。外見は特に大きな損傷は見当たらないが、内部はどうなっているかわからなかった。
エイジは室内に目を戻した。散らばる瓦礫の中には、兵士や士官の制服が見え、中には艦長の死体があった。
「・・なっ」
「アルタイル大尉!?」
ふいに背後から声が上がり、エイジはハッと振り向いた。サウェイ曹長が、通路から顔を出していた。
「・・無事だったのは爆発の時、艦に居たほんの数人です。工員が4人、兵士が2名です」
サウェイが先に立って歩きながら、状況を報告した。爆発の衝撃で斜めにずれたハッチから彼らは艦に乗り込んだ。
エイジの姿を見た生存者はぱっと顔を明るくしたが、これだけか――と対照的にエイジの気分は重くなった。士官は、大尉である自分しか残っていないようだ。
ともあれ、彼らはブリッジを目指した。この艦が沈んでないか、起動できるか確かめて一息着く為に。
〈――サリアベリム全土にレベル8の避難発令が発令されました。住民はすみやかに、最寄りの避難シェルターに・・・)
政府広報のアナウンスががらんとした街に響き渡っている。
アレクは奪取したモビルスーツに乗り込み、爆発するサイバ基地を後にした。
その後を追うように、奪い損ねた2機が飛び出してくる。
――兄さん・・エンディミオン・アイゼルクラント。
地球で育った、会った事も話したこともナイ双子の兄。オレがいつも話したくて、会いたかった人。でも、こんな所で・・連合軍の新型兵器なんかに関わっている筈がない。
〈よくやった、アレク!〉
残されたパーツや製造工場を破壊していた「マルス」から通信が入った。
モニターに映ったのはシゲル・バンガードだ。アレクは辛そうに応答した。
「レオンは失敗だ!むこうの2機は連合軍の士官が乗っている!」
〈何!?レオンは?〉
アレクは唇をかみ締め、首を振った。パイロットの中でも一番気が合い、穏やかで芯が強かったレオン。友達だったレオン。その彼がもういない。
「シゲル、あの機体ーウインズはお前が捕獲しろ!オレはライディーンの方を追う!」
〈お、おい、アレク・・〉
アレクはそのまま、スバルの後を追った。
―確かめなければ。
着地した途端、機体が大きく動き、セツナは倒れないようにシートの背にしがみついた。この女性兵士は、ミサトは怪我を押して懸命にあちこちのレバーやスロットルを調整している。それでも、モビルスーツの動きはかなりぎこちない。
モニターには外部カメラを通した映像が刻々と映し出されている。セツナはそれを見て唖然となった。通いなれた道筋、日常の風景が無残にも破壊されていた。街路には、消火システムが追いついていないのか、あちこちから黒煙が上がっている。画面の隅に動く人影を見て、セツナはさらにぎょっとして身を乗り出した。
「ヒビキ!?ラフィール!・・・カノン・・・!」
瓦礫の間を急いで走っているのは、学校の仲間たちだ。彼らもシェルターに間に合わなかったのか。
その時、無骨な印象を受ける中年の男性が車から降りてヒビキとラフィールに走り寄ってきた瞬間、「マルス」がマシンガンを発砲し、放たれた75ミリ弾が足元にクレーターを穿った。その衝撃で、その男性は被弾してしまい、鮮血を飛び散らかせてその場に息をついてしまった。ラフィールの悲鳴が鳴り響いた。やっとバランスを保っていた機体が、再び大きく揺らいだ。
「うわっ!」
勢い余って、セツナはミサトに突っ込んでしまった。
「下がって!死にたいの!?」
「す、すみませんっ」
セツナが慌てて身を起こすと、サーベルを振りかぶってモニター一杯に迫る「マルス」の姿が入り、思わず悲鳴をあげた。
ミサトも声を上げながら、とっさにコンソールのボタンを押し込んだ。
サーベルが頭上に振り下ろされようとした時、セツナは息を呑んだ。
―やられる!
そう思ったセツナの目の前で「マルス」の動きが止まった。衝撃と共に、彼の「マルス」は白い両腕でサーベルを受けとめていた。
「マルスのサーベルなど、ウインズには通用しない!」
「―ウインズ・・?」
ウインズの腰に装備されている武器・レーザーブレードで、「マルス」のそのサーベルを破壊させた。
が、「マルス」のパイロットはそれにひるまず、ウインズへと再び迫った。ミサトがトリガーボタンを押し、ウインズの頭部に設置されたバルカンが、75ミリ弾をばら撒いたが、まるきり当らない。
「――これは・・」
一撃をくらって、ウインズはよろめき、背後の教会にめり込む様にして止める「マルス」は続けざまに、コクピットめがけて新しく装着したサーベルを振り下ろしてきた。操縦者であるミサトは息をのみ、その一撃を避けようと懸命にレバーを操った。その時、モニターの中を見ると、排煙の中を逃げるヒビキ達の姿が見えた。
壊れた人形のように足をじたばたと動かし、わけがわからない言葉を発するラフィールの肩を抱えて走ろうとするカノンの姿がそこにあった。
セツナはミサトをおしのけ、割り込むように座った。
「まだ近くに人がいるんだ!こんなもの扱ってるなら何とかして下さいよ!」
セツナは素早く計器を操作し、目の前に迫ってくるサーベルを睨みつけ、レバーを引いた。
くっと身を沈めた機体が、「マルス」のサーベルをかいくぐり、そのまま飛びげりをかました。「マルス」の巨体が吹っ飛ぶのを、地上でヒビキ達が目を丸くして見ている。それを確認したセツナは密かに安堵の息をついた。
「―君!」
ミサトが咎めるように叫んだ。だが、セツナは目をやらず、慣れたような手つきで計器をチェックし、シートの横からキーボードを引き出し、凄まじい勢いでプログラムを次々と書き換えて行く。その間にも「マルス」のサーベルが迫ったが、セツナは顔を上げ、片手でトリガーとレバーを操作した。バルガンが発射され、今度は直撃した。
「マルス」のパイロットはモードを変え、マシンガンを構えようとした。その動きを見て、セツナはペダルを踏み、即座に反応し、ウインズを高くジャンプさせた。シゲルはさっきまでの稚拙な動きが嘘のように感じられた。
そして、追うことにした。
セツナは、人が少なそうな鉱山部を目指しながら他に武器がないか検索してみた。
「・・そんな、これだけしか!?・・しょうがない、これを使って見るか」
セツナはレーザーブレードを再び手に取り、マシンガンを乱射しながら追ってくる「マルス」に向かって飛びかかった。
「・・お前らなんか」
射線を軽くかいくぐり、一気に「マルス」に迫った。
「お前らなんかここから出ていけ~っ!」
セツナの操るウインズのスピードと運動性に、逃げる間もなく、レーザーブレードの切っ先が、「マルス」の首につきたてられた。「マルス」は動きを止め、バランスを崩して倒れこんだ。
セツナの後ろで一部始終を見ていたミサトは唖然としてモニターを見つめ、次に驚愕と何かに気付いたような視線でセツナを見た。
〈シゲル・バンガードよりエマージェンジー!機体を失ったようです!〉
コクピットに入った通信にアレクは眉をひそめたが、キッと目の前にいるライディーンを見つめなおした。
ライディーンは、アレクが操るグラディアスガンダムにむかって右腕に装着されたガトリングガンを正面から突き立てるようにして、向けていた。
「・・・ったく、何なんだよ」
何だか知らないが、さっきから決定的な攻撃をしてこない。戦闘中だというのに、向こうのパイロットは何を考えている?
スバルは少々うっとしくなっていた。一緒にこの機体に同乗しているルカはぎゅっとスバルの肩にしがみついている。
〈エンディミオン・・・エンディミオン・アイゼルクラント!〉
無線から入ってきた声に、はっとスバルは顔を上げた。
「・・・・・・え?」
この声はまさかさっき遭遇したミスリル兵――!?それに気のせいだろうか・・声の感じは多少違うが、雰囲気的に自分とエライ似通っている―・・。
それにその名前は、とうに捨てた自分の本名ではないか。
「なぜ、貴様がオレの名前を知ってる!?何者だ!?」
スバルはアレクに向かって叫んだ。モニターの中に、アレクの姿が映った。
「!!―お前!?」
――ドォン・・・・!
凄まじい轟音と共に、もうもうと立ちこめる土煙をかきわけるように現れたのは、白銀に輝く巨大な戦艦だった。
アレクとスバル、セツナは呆然とモニターを見つめる。
「戦艦・・・こんな所に・・・!?」
自分達が住んでいたサリアベリムの上に、全長346メートルはあろうかという戦艦が浮かんでいた。これまで見たことのない外観、その規模の大きさに、セツナはしばし目を奪われる。
「リヴァイアサン・・!」
「!!」
スバルのその言葉をセツナは見逃さなかった。
戦艦はミスリルのモビルスーツに気付いたらしく、艦尾から数発のミサイルが発射され、グラディアスを襲った。グラディアスは追尾してくるミサイルを撃ち落し、回り込み逃げる。その動きに対応できずに、ミサイルは建物に次々と当たり、爆発が起こった。その瞬間、しばし揺れた。
「・・・あいつ・・・!!」
オレ達が住むサリアベリムの建物を、誰かが住んでいる場所を、帰る場所を・・・っ。
セツナは怒りに駆られた。セツナは、数ある武器の中からブーメラン・ブレードを取り出し、ブーメラン・ブレードに高熱な光を放つ刃を背中のパックから取り出し、グラディアスに放った。
「!!」
グラディアスは空に高く飛来し、避けた。
ブーメラン・ブレードはひっくり返るようにして、グラディアスの背後に回ったがそれもひらりと避けられ、オフィスビルへと当たり、ビルを真っ二つにした。
「この感覚・・・、まさかあれに乗っているパイロットもスターレイスか!?」
アレクは叫ぶような声で、驚きの声を上げた。
そこへ、もう一機のマルスが飛び込んできた。通信がアレクの方にも入ってきた。
〈アレク、艦に戻れ!・・一時、退却だ!〉
「し、しかし・・」
〈早く・・!隊長命令だ!!〉
「・・・わかった!」
「――ミサト少尉!」
ミサトはセツナ達に案内させ、痛む頭を押さえながらリヴァイアサンに到着させると、エイジ・アルタイルが駆け寄ってきた。
「エイジ大尉!!」
「無事だったんだな、・・よかった。ん?」
エイジがふと、セツナとスバル、ルカに目をやった。
「あ・・、彼らは」
エイジはズカズカとスバルの前に歩み寄った。
「――・・スバル・エスティマ?」
スバルの瞳が微かに微動し、軍人独特の敬礼のポーズをとった。
「連合軍第7機動総司令官アステア殿直属、スバル・エスティマ少尉です、今日より貴方の下で働くこととなりました。よいご指南をお願いします」
・・オレと同い年くらいなのに・・あいつ、軍人として戦ってるのか!?
セツナは密かに驚いた。
「・・こんな子供を戦場に出すとは・・、新しいあいつの駒って事か」
エイジは笑顔を浮かべながらもどこか皮肉が言葉の中に入っていた。
「は?」
「・・いや、こちらの事だ」
「エイジ大尉、あの・・、艦長や他の士官は?」
「――死んだよ・・主だったメンバーわね。だから、・・まあ、一応オレがここの代理の艦長って所かな」
「え・・・・!?」
ミサトは衝撃に凍りついた。
艦長が――?
エイジはそんなミサトの肩を叩いて、静かに笑って、
「とりあえず、移動するぞ・・いつまでも、こんな所に居ちゃいざというときすぐ対応できないからな。君がサポートしてくれ」
「・・・私が?」
「ああ、君以外いないからね。それに生き残ったサリアベリムの避難民の受け入れもしなきゃいけないし」
「まだ戦闘中なんですよ!避難民の受け入れなど・・・・」
「逃げる他のフネが壊れてるんだから仕方ないだろ。それに揉める時間がもったいない」
エイジが近くに居たルカの頭を優しく撫でながら言った。
「・・それはそうですが・・」
「じゃあ、行くとしますか」
「あ、あの・・、オレは」
どうすれば、と言おうとするとエイジの方からセツナの方に歩み寄った。
「へえ、はじめてみた」
「な、何ですか?」
突然、目の前に立ちはだかった背の高い軍人に、セツナは思わず身を引いた。エイジは親しげな笑みを浮かべてさらっと言った。
「君、スターレイスだろ?」
エイジの言葉にその場の空気が凍りついた。
「・・・えっ」
そこへ、艦橋から降りてきたリーノアとラフィールが顔を強張らせた。
――あの子がスターレイス!?
「・・セツナ?」
ラフィールがゆっくりと顔を上げた。
エイジとミサトの背後に控えていた兵士達が、銃を構え、その銃口をセツナに向けた。
「ちっ、違います!!オレはただの学生です!スターレイスなんかじゃありません!・・何で、オレが・・」
「――いや、お前は間違いなくスターレイスだよ」
スバルがセツナを見てそういった。
「何を根拠に・・・」
「―――お前、能力持ってるだろ?」
「能力って・・・、別にオレは・・」
セツナはそう言いながら否定できないでいた。
「能力を持つ人類は宇宙に住むスターレイスだけ・・、同類がそう言ってるんだからお前はスターレイスなんだよ」
「・・じゃあ、・・お前」
「――そうだよ、オレはスターレイスだよ。・・「同胞」を倒すためにこの戦に参加したんだ」
その時のスバルの瞳はひどく冷えきっていた。
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