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第17章
―あらあら、どうしたの、ミサキ。そんな顔して・・・。
優しく微笑む女性は土まみれになった白いワンピース風の服を着た泣き顔のミサキを見て、ミサキをぎゅっと抱きしめた。
―だって、お母さんが買ってくれたこの服、似合わないって言うんだもん。・・だから。
―そう、ケンカしたのね。
―ごめんなさい・・お母さん。
―あら、いいのよ、謝らなくても。ミサキが世界一可愛いのは、私がよく分かってるもの・・それじゃ、いつもの曲でもひこうかしら。
ミサキの母、小笠原瑠衣はそういって、ピアノにそっと腰をかけ、鍵盤に手を走らせた。ミサキの表情が一気に明るくなり、笑顔になった。
ズザ――ッ!!ゴン!
「・・・・・夢か」
小鳥のさえずりが窓辺から聞こえ、朝日がその窓から入ってくるのを見たミサキは、起き上がって思いっきり身体を伸ばした。
「・・う~ん、良い気持ち~」
「うっわ、似合わねえ~、何、そのひらひらしたパジャマ~」と、玄関前にいる勇牙がうざそうなものを見るような眼差しでパジャマ姿のミサキに声をかけた。今日は、登校日なので、勇牙はいつものようにランドセルをしょっていた。
「~~・・っ」
ブチッと、ミサキの中で何かがぶち切れた。
「気安く、人のパジャマ姿見てるんじゃないわよ!このスケベ!」
バキッ!!
次の瞬間、ミサキは勇牙を飛び蹴りしていた。
見事に勇牙の顔にクリーンヒットした様で、勇牙はしばらくふらつくとパタッと倒れてしまった。
「・・ったく」
「―へえ、日本の女のこは強いんだな」と、ふいに後ろの方から声がしたので振り向くと見知らぬ男性用のチャイナ服を着た少年が立っていた。
「?誰?」
ミサキはハッとなって、自分がパジャマ姿のままでいることに気付いた。
「きゃあああああ~」
「へえ~、そんな事があったんだ~」
勇牙からその事を聞かされたスバルは呑気そうな声で感想を述べた。
「どうりでいつもより元気が無いわけだ・・」
スバルがミサキの方に視線を向けると、誰の目にもわかるくらいミサキは暗い影を背負ったかのように暗かった。
「対して、気にする事ないと思うんだがな」
「なあなあ、勇牙、スバル、ちょっといいか?」と、噂好きの鈴木圭亮が楽しそうに勇牙達に歩み寄って来た。
「何だよ、鈴木。やけに楽しそうだな。また、新しいネタでも見つけてきたのか?」
「わかる?正に今日のネタはこの季節にピッタリ!!」
「ポーズとるなよ、ポーズを・・」
「夏と言ったらやっぱり怪談でしょ♪・・・この学校、で・る・ん・だってよ・・」
恐ろしい顔つきで鈴木がどろどろとした雰囲気を漂わせて勇牙に近づいた。
「顔、近づけんなよ、顔を」
「出るって、音楽室に出るっていう例の人魂?」
「えー、スバル、知ってたのか?」
「昨日、電話で藤原が言ってた」
「・・・藤原の奴、黙っとけって言っておいたのに」
「ラフィーナ様、ディーン王子がおつきになりました。さ、早く出迎えを」
自室でたくさんの「テラ」に竪琴の音を聞かしていたラフィーナはゆっくりと女官の方に振り向き、微笑んだ。
「・・・はい!」
その表情はどこか嬉しそうだった。
その部屋の近くの回廊では、数人の女官や護衛を連れた私服姿のディーンがラフィーナのプレゼントに用意した猫型ロボットを持って立っていた。
「ディーン様、くれぐれもあちらに失礼がないように」
「・・わかっている」
扉がゆっくりと開き、軽やかに服の裾を持って、頭を下げ、愛らしい微笑みを浮かべてラフィーナがディーンを迎えた。
「―・・ディーン殿下、お待ちしてました。お忙しい時間の中、私の為に時間を作ってくれて有難うございます」
「君がそんな事を気にしなくていい。私も丁度ラフィーナ、君と話がしたいと思ってたし。・・中に入っていいか?」
「ええ、もちろん・・!」
自動ドアが開き、ラフィーナの広々として穏やかな雰囲気があふれる部屋がディーンの前に姿を現した。
「小笠原さん、肝試し一緒に行く?」
スバルにそう声をかけられたときは天にも上る気分だった。沈んでいた気分が一気に花が咲いたかのように跳ね上がった。
「うん、行く!絶対行く!死んでも行く!!」
ミサキは、興奮のあまり顔が真っ赤になっていた。
「・・・そんな、力まなくても」
そうスバル君に誘われた時は夢にも昇る気持ちだったけど・・・。
「どした?ミサキ」
「・・・いえ、別に」
やっぱり、こうなるのよね・・・。
ミサキの他には、いつもの面々が集まり閉めきった空間を漂わすゲタ箱周辺で好き勝手にしゃべっていた。
「しっかし、よく許してくれたな、お前の両親。教育に厳しいんじゃなかったけ?」
スバルはその中からノースリーブ姿のリュウトの姿を見つけて、話し始めた。
「スバル、・・ああ、その事か。実はね、僕午後のレッスンさぼってこっちに来たんだ」
「ええ!?大丈夫かよ!?」
「多分、大丈夫じゃないだろうね。怒られると思う」
「リュウト」
「それに、あの人達が心配するのは僕自身じゃないから・・」
「・・?どういう意味・・」
「じゃ、くじ引きで2人1組を決めるから皆、ここから引いて~」と、鈴木がくじが入った箱を持って楽しげに皆に声をかけた。
「スバル君と組むのは私だからね」
「あら、やだ、勝手に決めないでヨ。私とで決まってるじゃない」
「私と」
「いや、私と」
それを聞いた瞬間、一気にミサキを含む女子はドロドロとした、燃えあがる熱気のようなものが周りにあがった。それを見た同じクラスの男子は、呆れたような、怖いものを見たような微妙な表情を浮かべた。
「さあ、こちらへ。今、お菓子かなんかを持ってきますので」
ラフィーナは部屋の中にある個人専用のテラスへと招き入れた。
「・・・何か、手伝った方がいいか?」
「いいえ、ディーン様はゆっくりしてて下さい」
「そ、そうか・・」
ディーンの白い頬が微かに赤くなった。
・・この彼女と許婚と父上から言われたのはいつのことだったか。
我々、セリュ―ジョンは代々遺伝子的にどこか欠如してるものやまた超越しているものが出てきたせいで、また旅を何年もやっているせいでか、何処かで病気となり、あまり次の世に自分の子供を残すのが難しくなっていると聞いている。
だから、もっとも優越な遺伝子と血族の血をひくものと特に王族は婚約を決めていけないという。
それも、この地球を手に入れたい原因で、それで戦いをしてるという事はわかる。
それはわかる。子供の私にもわかるのだが。
―・・最近の父上は、前に比べると、何と言うか、はっきり言えないが変わってしまった。攻撃っぽくなったというか・・。
「ディーン様、どうかなされました?」
「・・あ、いや。・・すまない、考え事してた」
その頃、厳正なるくじ引きの元、ペアも決まり、3階の一番奥にある音楽室まで出席表に皆サインする事となった。
勇牙は、クラスメイトの一人でミサキの友人である智塚めぐみと、スバルはミサキと、リュウトは藤本未来と組む事になった。
「きゃああ~」
「うわあああ~」
「もう帰る~」
列に並んでいた勇牙達は泣き顔でこちらに戻ってくるクラスメイト達の姿を目撃した。
「何、そんなに怖いのか・・?」
「さあ・・、あ、勇牙君はどう思う?」
リュウトが振り返ると、そこにはガチガチと震え、わかりやすいくらい怯えている表情の勇牙がいた。
「―・・勇牙、あんたお化け苦手だったけ、確か」
「そ、そそ、そんな事ないっすよ」
「大丈夫だよ、勇牙」と、スバルが優しく笑顔のまま勇牙の肩を持った。
「スバル・・」
「今日はそんなに邪悪な霊はいないから。・・まあ、いつもよりましかな」
「・・・・」
勇牙、沈黙。
「スバル、それ逆効果だよ・・」
リュウトがぼそっと突っ込んだ。
「ミサキ~、オレやっぱ帰る~!建前でここまで来ちゃたけど怖いよ~」
「・・ったく、こーゆう時だけ甘えるんだから」
その時、何処から入ってきたのか猫が甘える様にリュウトの足に自分の頭を摺り寄せた。
「あ、猫」
「可愛いわね」
「~~・・・っ!!?」←声にもならない声・・・。
リュウトの表情が一気に一変し、恐怖で顔が歪められた。
「・・リュ、リュウト?」
どうした、と言った所でリュウトはその場に気を失って倒れこんだ。
「・・もしかして、リュウト君猫嫌い?」
「・・だな」
「11番、スバル+ミサキペア~、次ですよ。10番の人からサインペンと懐中電灯貰って下さい~」
「あ、はい」
「ミサキ、置いていくなよ~」と、勇牙がミサキに怯えた様子で甘えてきた。
「かぁ―、うっとしい~!!」
ミサキは思わず勇牙に蹴りをかましたくなった。
「ミサキ~」
「わかったわよ!一緒に行ってあげるから、まとわりつかないでよ!!」
思いつきや何かで言葉を口走ると、後で後悔するというのは本当のようだった。
白い布を被った最初の脅かし役が出てきた時には、
「ぎゃあああ!」と鼓膜が破れるばかりの喚き声で勇牙は叫び、2階に上るため階段を登っていく最中はワッと突然出てきたフランケンシュタインのお面が出てきた時には、勇牙は恐怖のあまり、思わず腹にキックを入れた程だった。
「・・あ~あ、私って不幸・・」
無事に3階までつけるのかしら。
その時、何処からか優しい音色を奏でるピアノの音が静かに鳴り響いてきた。
「・・・!この曲」
「?どうしたんだよ、ミサキ」
「行くわよ、勇牙!」
ミサキは勇牙の手を引っ張ると、その音がする方へと走り出した。
「お、おい、ミサキ、どうしたんだよ?」
一方、スタートしたばかりのスバルは怖がる智塚めぐみをエスコートしながら、暗闇の中を懐中電灯で光らせながらスタスタと歩いていた。
「・・皇君、暗いの怖くないの?」
彼女は少し恥ずかしそうだった。
「怖くないと言えば、嘘になるけど・・。まあ、平気かな」
「・・へえ、強いんだ」
「智塚さん、次の所で曲がるから気をつけて」
「う、うん・・」
ミサキが力強く音楽室の扉を開けると、そこには白いワンピースを着たふんわりとした優しい雰囲気の少女がピアノの前に座っていた。
彼女は鍵盤に走らせていた細い手を止め、ゆっくりと振り向いた。
「―貴方、誰?」
少女の空色の瞳がミサキの姿を捉えた。
「・・え、私?」
ミサキは天使のような微笑を浮かべた少女にどう対応していいのかわからず、思わず慌ててしまった。
「ミサキ、小笠原ミサキ」
「何、慌ててるんだよ」
少女はゆっくりとミサキに近づくと、勇牙とミサキにそれぞれ色違いの水晶の欠片を渡した。
「私、ルナ。これ、私からの贈り物」
「あ、有難う」
「・・なあ、君うちの学校の生徒じゃないよな?・・こんな時間に何してるんだ?」
「えっとね、初めてここに来ていいって言われたから見学しに来たの。ここ、楽しそうだし」
「・・はあ?」
勇牙は首を傾げた。
「・・ねえ、貴方・・えっと、ルナだっけ?ちょっと聞きたい事あるんだけどいいかな?」
「何?」
「さっきの曲、「真夏の夜の夢」、何処で覚えたの?随分、上手かったけど」
「さあ?小さい頃から覚えてたからわからない」
ルナはただニコニコと穏やかに笑いながら、何故か勇牙の頬をぺたぺた触りながら、楽しそうにしていた。
・・可愛いのに変な子だな。
突如、その時、ルナのつけていた腕時計がなり始めた。
「・・あ、私、帰らないと」
「・・え」
ルナはゆっくりと離れていった。
「それじゃあね、ミサキ、ユウガ」
「!?何で、オレの名前・・」
ルナは扉を開け、ミサキ達にお辞儀をするとそのまま立ち去っていってしまった。
「――・・何だ、あの女のこ」
「不思議な子ね」
残された勇牙とミサキは呆然となっていた。
と、そこへまた扉が開いた。
「あれ?勇牙、小笠原さん。皆の所に帰ってなかったの?」
「・・スバル君」
「もしかして、2人で仲良く密談?」
「「いや、それはないから」」
勇牙とミサキは2人同じに即答した。
「そういえば、スバル、お前外人の女の子とすれ違わなかった?いかにも美少女って感じの」
「いや、誰とも会わなかったけど。な、智塚さん?」
「う、うん。ポルターガイストとか黒くて大きくて可愛いワンちゃんとかならあったけど」
「・・随分、ミステリアスな体験してるな」
黒くて大きいワンちゃんって、もしや・・・。いや、考えるのやめよう。
スバルがルナと会わなかったって事は・・。
ま、まさか・・。
その考えに達した時に勇牙の表情からどんどん血の気がなくなった。
「?勇牙?何、いきなり固まってるんだよ」
スバルがツンツンと勇牙に触ると勇牙はカチンコチンに固まっていた。
・・久しぶりに聞いたけど、やっぱり母さんの方が上手いな。
ミサキの脳裏にやさしい母との思いでがよみがえった。
《・・ミサキ・・》
「・・あれ、なんか良いことあったの?すごく言い笑顔だけど」
「・・ううん、別に♪」
「ディーン、・・久しぶりにラフィーナに会ったそうだが、変わりないか?」
白いカーテンに包まれた天蓋つきのベッドから皇帝・リシフェルがそうディーンに言った。
「・・はい、父上」
「そうか・・。なら、いい。下がれ」
「・・・あの、父上、なぜ和平から急に戦闘へと映る気になられたんですか?」
ディーンは恐る恐る聞いてみた。
バシャァァァン!
カーテンが開かれ、ディーンは水を思いっきりかけられた!
「・・お前が口出しするな!お前はただ、ただ一人しかいない私の後継者としての教育を受けていればいいんだ!」
ディーンの瞳が呆然と開かれた。
「・・・すみません、父上。・・出過ぎた真似をしました」
「・・わかったなら、いい」
その様子を偶然見たエンディミオンは皇帝のヒステリーぶりに少し首を傾けた。
「・・・・」
―陛下。
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