_

お泊り会









やっと、晩飯も食い終わり、皿を片付け始める。






「いや~、やっぱ上手かったよな! 俺らが作ったご飯は!!」

「なぁ~に自分で満足してんだよ? つ~か俺が殆ど作ったんだぞ。」

「まぁまぁ、いいでね~の。んな細かい事気にしないっ!!」



ちょっと引きつった顔で答えられた。何言っていいかわかんなくて、話題変えやがったな、コイツ・・・。






「ほらほら! シカちゃんも手伝って! 早くしないと時間無くなっちゃうよ?」



「何のだよ・・・?;;;」







そしたら、アイツは笑って・・・、























「もっちろ~ん、 お風呂 でしょお~~~♪」






「~~~~ッ!?////」





キバの発言に戸惑いを隠せない俺。頬が急に熱くなる。







「っっのバカ!!/// 何考えてんだよッッ!!?/////」


「いや~、普通だろ? お泊りといったら風呂だろ?」

「聞いたことね~よ!!// 俺は一緒に入るのは絶対に嫌だかんな!!//」

「え~~~~?」


俺がキバを置いて去ろうとすると、俺の服を掴み呼び止める。





「ほらほら、さっさと風呂場にLet’go~~♪」




「ふざけんなぁぁぁぁ!!////」












キバに服を掴まれズリズリ引きづられる。抵抗するも、失敗に終わる。



気がつけば、風呂場の前。マズイな、こりゃ・・・;










「ホラっ、さっさと服を脱い「死ね!!!!!///」



キバの言葉をかき消す。




「ひっでぇ~~な、シカちゃんよ~~;;;;」


酷ぇのはある意味お前だろ。

絶対ぇ、俺と一緒に風呂入ったり、寝るために俺をここに呼んだんだな・・。





「この ボケ!変態!!エロ犬!!!///  入りたきゃ、一人で入れ!!」




「・・・そこまで言うか? フツー・・・;;;」





俺の暴言を浴びせられたキバは、悲しそうに俯く。

何となくだが、微妙に涙目で涙声。


流石に言い過ぎたか・・。めんどくせ~が、暴言だけは謝っか。






「オイ・・、キバ・・?」


しょげてるキバの顔を覗き込む。






「さっきのは、言い過ぎた・・。だから、ゴメン・・。」






「・・・シカマル・・・・。」


キバがゆっくりと顔をあげる。










「―――って引っ掛かったな~~~♪」







「!? な゛ッ゛!?」





いきなりガバッっと顔を上げると、俺を力強く押し倒した。







「~でッ!!;;  ッにすんだよッ!?///」


「顔赤くしちゃってぇ~v 何されるかわかってるくせに♪」




「やっぱ、 さっきの訂正 だ!!// 絶対ぇ、謝らねぇ!!!// 
 っつか帰る!// 犯られんなら帰ってやるッ!!!//」






キバを振り払い、急いで荷物を持ち玄関まで行く。――が、












「・・・・・・待ってよ・・・。」




弱々しい力で袖を引っ張られる。何でか知らないけど、その力で俺の足は止まった。





「ホント・・・ゴメン・・・反省してっから・・行かないで・・くれよぉ・・・。」








今にも泣き出しそうな目ぇして、見つめられる。

流石に冷てぇ俺でもこの目にはかなわない。この状況でも、家出れたら凄いと思う。










「っだぁ~~、わぁったよ! 行かないから!!!」




「・・・・マジ・・!?」




イキナリ表情がぱあっとなりやがった。コイツの表情は罪だ。純粋で勝てやしねー。本当はエロいけど・・・。








「やった~~~!! じゃさ、シカマル・・ 「その代わり、一人で入らせろ。」



「・・・・・はい;;;」









ちょっと残念そうな顔。コイツ・・・、ホントは反省してないんじゃねぇのか・・?


















――ガララ・・・・。





風呂場の戸の音がした。

どうやら、シカマルが風呂から上がってきたんだなっ♪


そう思うと、自然に身体が風呂場の方へと向かっていく。










「シカちゃ・・・「な~に勝手に見てんだ、ボケ。」








湯煙の中から、冷たい言葉。

よ~く見てみると、シカマルの白くて細い身体が見えた。

いつもは頭の上で結んでる髪の毛を下ろし、水気をタオルで拭いている。







「ジロジロ見んな。エロ星人。」

「俺、とうとう宇宙人呼ばわりかよ!?;; でもさ、シカマル・・。」


「何だ・・・?」


髪をタオルで拭きつつ、冷たい目で聞いてくる。






「お前、結構 色気 あんな。」









「~~~この変態ッッ!!!///」





―ゴチッ!!!!!



「ってぇ!!!;;;」




俺の後頭部にシカマルの拳が振り下ろされた。

ボ~ッとしてるシカマルには想像つかないほどの威力だった。





「・・・・俺ァホントの事言ったまでだ!」



「・・・ッ!?/// まだ懲りねぇのか、お前はァ!!///」






そう言って、二発目となる拳を振り上げる。

ヤベぇ・・、超怖ぇ・・・・!;;







―が・・・、









「・・・やっ・・////」





「・・・あ・・・・。」









何と、シカマルの腰に巻いてあったタオルがずり落ちたのだ。


シカマルの動きに耐えられず、落ちてしまったのだろう。





なので、今シカマルは全裸。俺にとっちゃ、超嬉しいハプニングなんだけど・・。









「・・・・ォィッ・・////」


「な・・・、何だよ・・・?」




シカマルは下半身を隠そうと、とっさにしゃがみ込んだ。

恥ずかしさのあまり、もの凄く小さな声になっている。






「さっきの・・・みっ、見たか・・・?////」



「い・・・、いや・・・//」








いつもなら「もっちろ~~ん♪」とか言ってると思うが、今そんな事言ったら、何されるか分からない。

さっきの鉄拳に蹴りがプラスとかされたらたまらない。ましてや、影首縛りとかされたら命が無い。








「・・・・ホントか・・?///」

疑っているシカマルの目。やっと声が元に戻る。



「みっ、見てねぇって・・・!//」





そう言って、シカマルの方へ振り返る。

断じて、俺の言葉を信じようとするもんかというシカマルの瞳に俺の姿が映る。







その時だった。






―ボタッ・・・。









何かが垂れた。俺とシカマルは目を凝らしてそれを見る。








「~~~~ッ!!//// やっぱ見たんじゃねぇかぁぁ~~!!////」



「ぎゃあぁぁあぁ!!;;」




垂れたもの。それは、俺の鼻血だった。

身体の方は素直に真実を示してしまったのだ。















「・・もう・・、二度と除くなよ・・・!」




「ふぁ~い・・・;」






シカマルにこっ酷く怒られ、正座したまま謝った。










「じゃあ、もう今日は寝んぞ。」



自分は先に布団にねっころがり、「電気消せよ。」と命令してきた。

いつもなら、「ヤダよ、シカマル消せよ。」と言いたいトコだが、今の俺の立場じゃそれは出来なかった。






「ハイハイ・・・。」



気だるく返事を返し、電気にぶら下がってる紐をカチカチと二回ほど引いた。






「消しましたよ~、電気・・・。」





シカマルのほうを振り返ると、本人はもう瞼を閉じていた。







「・・・・もう寝ちまったんか・・?」






まさかと思い、軽くシカマルの頭を撫でても、起きる気配はない。






「あ~ぁ・・・。」




これから、色んなことを計画してたのに・・。


寝るの早すぎだろ。絶対、修学旅行で話に入んないで、すぐ寝るタイプだ。






俺に背を向けているシカマルをチラッと見ると、ちょうど寝返りをうった。





「っ・・んん・・。」


「・・・・・ちょ・・////」





シカマルの口から発されたやらしい言葉に赤面する。

やっべ・・、俺、今日寝れないじゃんよ・・;








シカマルの顔を覗き込むと、スースーとたてる寝息が俺の心を揺さぶった。



どうしよ、俺、襲っちゃうかも・・;けど、そんな事したら、絶対シカマル怒るし・・。



普段はあまり頭をフル回転させ、う~んと唸ってる俺の隣でシカマルは爆睡している。

ちょっと口をあけ、あまりにも無防備な体勢だ。

ちょっとは気を使ってほしい。








「・・・・! そうだ!」



俺の頭の中で1つのアイディアが浮かんだ。

そうなれば、早速実行するタイプの俺。考えた瞬間、もう身体が動いてた。









「これなら、あんまり怒られないだろ~。」




俺は、シカマルにぴったりくっつき、その身体を優しく抱きしめた。


それに気づかない様子のシカマルは、同じリズムで呼吸をしている。



まだ幼さが残るその寝顔に俺は軽くキスをした。




「・・・・・ん・・。」



いつもなら、真っ赤にしてる顔は、今は気持ち良さそうにしている。







「おやすみ・・・・。」





そう言って、俺も目を閉じた。















●おまけ●




牙:「シカマルってさ、結構強いのな。」

鹿:「まぁな。」

牙:「多由也殴る時もそれくらい出せば良かったのに。」

鹿:「うるせぇ。別にいいだろ。」

牙:「あ!もしかして、ホントはシカマルってジェントルマン!?」

鹿:「うるせぇっ/// お前、殴んぞっ//」

牙:「俺にも優しくしろよ・・;;」











○後書き○


長かったですが、これで終わりです。

全部呼んでくれた方、ホント感謝してます(礼

シカマルは、絶対色が白くて、腰がくびれてるとおm(殴

スイマセン; 話の途中で微妙にエロい部分があってスイマセン;

苦手な方、ホントすいませんでした;;

しかし、キバは反省しているのでしょうか・・?

3回くらいシカマルに謝ったよね・・?


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: