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はぁ・・、早く終わんないかなぁ・・・。

さっきから、ずっと思ってる。これで何度目だろ・・?

今は六時間目・・。何となくだが、一番長く感じる時間。

しかも、大ッッ嫌いな地理の授業だから、余計長く感じる。

この授業さえ終われば、さっさと帰る仕度して、学校なんておさらばさ!

―といいたいトコだけど、まだ長ぁ~い部活が残っている。



ホントめんどくさいね、学校って・・・。






放課後






キーンコーンカーンコーン・・・。


教室に授業終了の鐘が鳴り響く。やっと、授業が終わったよ・・。

教科書を閉じ、地理の先生に挨拶をする。

先生の後ろ姿を見送って、さっさと帰りの仕度をする。もちろん、友達と話しながら。






「バイバイ!」 「また明日ぁ!!」

帰りの会が終わると、部活の違う友達と別れを言って、それぞれの部活場所へと向かう。

早く部活の準備をしないと、皆に怒られるからね;






―カキーン・・・!!


ふと、校庭を見ると野球部がもう部活をしていた。

流石、男子っていうか何というか・・、部活熱心(?)なんだなぁ・・。

野球部はバッティングをしていた。マシーンが球を放ち、バッターがそれを打ち、他の部員が捕るといった形で。


今、打っている人はウチの学年では見たことがない。だから、多分先輩だと思う。



「ハィ、次ィ!! 山本、打てよ!」


え・・? 山本ってウチのクラスの山本 武ですか??

よく見てみると、ウチのクラスの山本だった。

山本はバッターボックスに立ち、外野の方をちょっと見て構えた。





ちょっとだけ・・、ちょっとだけだけど・・・、山本が凛々しく見えた。




マシーンが剛球を放つ。目で追うのが難しいくらいにスピードが速い。

(あ、あんなん打てんのォ・・・?;;;)




―ガキィィィン・・・!




え・・・?


(打ったッ、打っちゃったッ! てか、凄いな山本ぉぉ!!)

思わず感心して山本を見てしまった。他人が見たら、見惚れてるって思われそうだな;

山本の放った打球は、外野の頭を越えてワンバウンドした。

流石、今年の野球部のルーキーというか・・、やっぱ凄いんだなと感心していると、マシーンから第二球が放たれた。


相変わらずの剛速球。マシーンだから当たり前なんだけど・・。



―ガキィィィン・・・!!!



さっきよりも凄い快音が山本の振ったバットから鳴り響く。

見たところ、かなりでかい。悠々と外野の頭を通り越す。

まだ飛びそうだ。山本・・、ホントに新一年生ですか??



視線を山本に変え、すぐに打球の方向へそらすと・・・


これは・・やばい!!! 目の前に・・・、





―ゴチン!!


「痛ぁぁっ!!;;;」


ボールがあった。山本の一撃がここまで飛んできたのだ。

山本の打球は外野の頭を越え、そのまま止まることなく私の額にヒットした。

モロに当たったので、地面に倒れこんでしまった。

突然の事とはいえ、メチャメチャ恥ずかしい;;




「オイ!やべーよ、山本! 当たっちゃったじゃねーか。」

「しかも、女子だぜ!? ちゃんと謝っとけよ!!」

とか何とかやりとりしながら、野球部の人たちが近づいてくるのがわかった。

足音と声がだんだん大きくなってくる。



「ったぁ~・・;;;」

額をさすりながらゆっくり起き上がると、目の前に野球部員たちがいた。

「ホラ、山本! ちゃんと謝れよ。」

「わかってますって・・。」

苦笑いをしながら、山本が私の方へ歩み寄ってきた。


「えっと・・、麻奈・・当てちまって悪かったな; その・・大丈夫か?」

「ん・・、えと大丈夫だよ、多分・・。」

まだ痛みがひいてない額をさすりながら言った。

「多分ってなぁ;;」

「あ!先輩たちは部活やってていいっすよ!」と山本は振り向いて先輩たちに言い、またこっちを向いた。

「麻奈・・、だい・・、「あぁああぁ~!!;;」

山本の言葉を私は叫び声でかき消してしまった。何故なら・・、

「!?;; どしたっ、麻奈?;」

「たんっ・・こぶがぁ・・;;」

「は??;;」

「たんこぶが出来てる~!!;;」

私の額には大きな大きなたんこぶがあった。

さっきの直撃弾でたんこぶが出来てしまったらしい。



「う、うわっ、本当だ; でけぇの出来てる・・。大丈夫か?;;」

山本が私の顔を覗き込みながら言う。その為、私の顔と山本の顔の間が狭くなる。

「大丈夫・・・じゃない;;//」

「大丈夫じゃないんか;;」

こぶの痛さと別のものも含めてだけどね。




「しゃーねぇ・・、保健室にまで連れてきますか。」



「は・・・?;//」



いきなり山本は私の身体を抱き上げてきた。

こここ、これはもも、もしかしておおおお、お姫様抱っこというものではぁあぁ~~??////


「なッ、ななな何してんのォ~~??///」

「何って見りゃわかんだろ??」

「そうじゃなくてぇ~ッ!///」

「じゃあ何・・・?」

これって素で言ってんの? だったとしたら、山本って意外と天然・・;

「何でこんなことしてんのぉおぉ~??///」

「だって、オメー脚擦りむいてんじゃんよ。」

「あ・・・。」

膝を見ると、赤い血が一筋垂れていた。額の痛さでずっと気づかなかったみたいだ。

多分、さっき倒れた拍子に擦りむいたんだろうな。

てか、言われるまで気づかなかった私って一体・・?;;;

「部活があるから・・・///」

「その格好で行けるか??」

「山本、部活は・・?」

「『ボール当てたから謝ってました。』って言や大丈夫だろ。」

「うぅっ・・、あ、歩けるってばッッ!!///」

この場を何とか逃げ去ろうと、言い訳を考えたり、必死に抵抗する。

「あ!! 暴れんじゃねーよ!!;」

山本の力に敵うわけが無く、失敗に終わる。


(はぁ・・・; めんどくさい事になったなぁ・・;;;)

大きなため息をつくと、山本をちょっと睨んだ。

「怖っ; 睨むんじゃねーよ!;;」

「じゃあ、放しなさいよぉ!」

「・・嫌だね・・・。」

「なっ・・何で・・・!?」

私が強く問うと、ちょっと山本は私から目線を逸らした。



その顔は少し・・紅く染まっていた。



「お前が・・好きだからだよ・・。」






「・・・・はぁっ!?」

一瞬、私の思考が止まった。山本の言ってる事が理解できなかった。


「だから・・、麻奈のコトが好きなんだって・・・。」

「・・・それはホントのコトですか・・?//」

突然の言葉に自分でも訳の解らない質問をする。

「ったりめーだろ? 冗談でこんな恥ずかしいコト言える訳ねーだろが。」

ごもっともな答えですね、と思う。というか、此処・・学校ですよ・・?部活中ですよ?


顔を伏せてると、顔が熱くなっているのが解った。多分、今私の顔はメチャメチャ紅いんだろぉな。

そんな私の顔を山本は覗き込んでくるものだから、余計恥ずかしくなってくる。



「あんまこっち見ないでよ・・・////」

「無理。」

「即答だ;;;」

苦笑いして顔を横に向けると、私の唇に温かくて柔らかいモノが乗っかった。




―それは・・明らかに・・・





―山本のモノだった。






「ん・・・///」


やっと唇を解放された。もう何が何だかわからなくなってきたようで、頭が全然働かない。


「そういや・・・、まだ聞いてなかったな・・。」

「はっ!? 何を・・・??」


「お前の返事。」


あ~・・、確かまだ言ってなかったっけか? てか、そんなコト覚えて無くてよかったのに・・・。





「・・・私もだよ///」

「ん・・、そうか。」


山本の顔を見ずに言った。ホントは私も山本のことを好きかどうかもわかんないんだけど、

さっきまでの行為をあんまり嫌がらないってことは好きなんだろうな、多分。



「じゃ・・、保健室に行くか。桜・・。」

「うん・・・!//」

力強く頷いた。名前で呼ばれて嬉しかったから・・・。


こうして、私たちはこのまま保健室へと行きました。




●後書き●

麻菜 桜様リクより、山本で甘!! めちゃんこ頑張りました。

てか、山本の口調これであってるのかな~??;;(不安/ぇ

あってなかったらスイマセン;; それと、勝手に嫌いな教科、地理にしっちゃってスイマセン;

あっしが嫌いなんです、地理。方向音痴だし・・、何かムズイ;;;

てか、こんな奴等がいたら、アレですね、ちょいムカつきますね(言うな

ただのバカップル(?)やんかっ(だから言うな でも、ああいうコトされたら嬉しいんだろうな;(待て

甘になってるでしょーか?? こんな感じでいいっすかね??;;

それでは、最後まで読んでくれてあがとうございましたvv


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