★SHOOTING STAR★

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「ねェさ―――ん!!」
「うるせェぞコン!黙っとけ!」

日曜日の朝っぱら。
コンと一護の叫び声がこだました。

これを遊子や夏梨が聞いたらソッコー駆けつけてきただろうが都合よく昨日から
ちょっとした旅行へ出かけている。


そして いつものようにコンと一護は遊んで(絡んで?)いた。
だがいつもと変わったところが1つ あった。


ルキアがいない。


         ■ しらたまあんみつ ■


「オイ一護!!お前ねェさんをドコにやった!」
「知るかよ!アイツが勝手に出て行ったんだよ!」

「ねェさ―――――んッッ!!」

「ああもうるせェな!!」

「うるさい!?一護!お前にそんな事言う権利ねェだろ!
お前のせいで姐さんは出て行ったんだから!」

「・・・・・・・・。」



それは昨日にさかのぼる。

「本当か!?それは本当なのだな一護!」
「しつこいな!あんまり言うと連れていかねぇぞ!」

ついこの間。
一護の通っている学校からもう少し遠くに行ったところに 新しく餡蜜屋が出来た。

そう。ルキアの大好物。
『白玉餡蜜』もメニューに含まれていた。
一護はルキアがそれを好きだと知っていたので、連れて行ってやろうと思ったのだ。

「まぁ今日はヒマだったしな。」
「恩に着るぞ!」
「別に着なくてもいい。」

昼過ぎ。

「よし。じゃ行くか」
「楽しみだな!」
「オレは別に楽しみじゃねぇけど。」

一つの鐘がなった。

「誰か来た様だぞ一護。」

「ん?ああそうだな。誰だ?」

一護がドアへ駆け寄る。
そこには見慣れたクラスメートの姿があった。

ケイゴ。水色。チャド。たつき。そして織姫がいた。
いつもの5人だ。

『おーい一護ッ!いるか―――?』

聞きなれた声。ケイゴだ。

「おいルキア!ちょっとお前隠れてろ!」
「ぬ?何故私が隠れる必要があるのだ?」
「バカ!お前がそこにいちゃまた変なウワサがたつだろうが!」

「そんなの私に関係無い。」

「いいから隠れてろ!!」

嫌々そうにため息をつき、ルキアは一護の部屋へと階段を登っていった。



一護はルキアが部屋に戻ったのを見届けて、ドアを開けた。

「あっ黒崎くん!こっこんにちは!」
「おう。んで、何の用だ?」
「イキナリぶっつけに聞くなお前も・・・。」

ケイゴが肩を落として答えた。

「今日一護が家に誰もいないっていうから、ボクらが遊びに来てあげたんだよ。」

そう言ったのは水色。

「はァ!?なんでお前がそんなうちの事情を知ってんだよ。」
「私が言ったの。」

「たつき!お前余計な事しやがって・・・。」

「何か言った?」

「いや別に・・・・・・・。」

今日はルキアと出かける予定だ。
だがこうして家に来られるのは予想外の展開だった。下手に断っては怪しまれるし、だからと言って一緒に行く事になればルキアが一護の家にいる事に不審を抱かれるかもしれない。


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