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歯科

(6)

2009年09月09日

寂しい独り身だからしゃーないっちゃあしゃーないんですが、ひとりで外をうろつくと、ついつい入ってしまうのが『立ち食いうどん』であります。
もともと麺類大好きな私なので、カウンターで気楽に食べられる立ち食いのお店はお気に入りです。
普通の店だと、
『お一人様ですか？』
とまずは聞かれ、
『ハイ、そうですけど』
と答えると、声高々に
『お一人様、ご案内～！』
と叫ばれます。

とまあ、こういう具合に気分を害することが多いのですが、立ち食いだと全然平気。
カレシがいてもたまには一人でどこかに行きたいでしょ？と思ったりしますが、大半の女性ってそうじゃないみたいですね。
私が一人で食事をしにいく、と言うとビックリしていました。
でも、喫茶店には入りません。
なぜかっていうと、私はタバコを吸わないから。
あのモウモウと煙る中でお茶するぐらい不味いモンはないです。
大阪の場合は分煙ったって通路で仕切られてるとか、完全分煙の店なんて少数ですからね、嫌煙者には肩身の狭い土地ですわ。

しかし、そんなタバコ大嫌いな私が煙が平気になる瞬間があるんですけど、これがお酒の入ったときなんですねー。
居酒屋に入る時、うえーっ、ゲホゲホってむせるんですけど、ビールが入ってテンションあがってくると、隣で吸われても気にならなくなるんです。
もうその頃には、服にもカラダにもヤニの臭いがこびりついてるんですけどね。
そしてノドにも。

それでもやっぱり、お酒と食事はクリーンな空気の中で美味しくいただきたいって思っていますけれど。

昨日は阪神百貨店地下の食堂街でラーメンの立ち食いです。
たぶんこれからご出勤と思われるきれいなおねえさんを同伴したオッサンが、私の隣でイカヤキ食べてましたけど、おねえさんはオッサンに『うまいで、これ食えや』と何度言われてもかたくなに拒否してました。
『こんなところで立ち食いなんてしたくないわ』
と。

でもこんなところで立ち食いする老若男女がどれほど多いことか。

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