夏希ヒョウの世界へようこそ

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2020年10月06日
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カテゴリ: 健康&料理
《5分でわかる》ベストセラー健康法(夕刊フジ)より。

歯のインプラント治療と聞くと、興味はあるが及び腰……という人は多い。高額治療費や治療技術への不安など、心配になる要素は少なくない。
「かめる幸せをとり戻す」(朝日新聞出版)700円+税

●「治療費が高い」という不安には、全額が自己負担となるので割高感はあるが、10年単位で長持ちする上に、他の天然歯へのダメージを及ぼさないというメリットがあり、トータルで考えればコストパフォーマンスに優れていると指摘。
●インプラントは自由診療なので、患者の状況によって治療費は細かく変わってくることを説明する。
●「治療後に痛む」という話は、実際のところどうなのか?
術中は局部麻酔を使うので痛みを感じることはない。麻酔が覚めた後に痛みはあるが、痛み止めの薬で多くはしのげる。
……この本でインプラント治療を理解し、不安を解消してから治療に進むべき。

◆インプラント治療で歯科医院を選ぶポイント◆
1、掃除が行き届いていて清潔である。
2、手術室などの設備が整っている。
3、念入りな検査をする。
4、インプラント以外の「口全体」の検査を行い、口全体の治療のスケジュールを立てる。
5、全身状態を考慮した治療計画を立てる。
6、メリットだけでなくデメリットに言及した丁寧な説明をする。
7、治療にかかる費用や期間などを分かりやすく説明する。

以上が新聞記事ですが、私は個人的に『何の説明もなく、勝手に4本の前歯を歯茎の奥まで削られた』という苦い過去があります。25年くらい前の、恥を忍んでお知らせすると同時に、医者選びについて勝手ながら自分の意見を書きます。

新宿にある《新大久保歯科いいん(仮名)》の女医S氏に、いきなりやられました。
2時間半くらい口を開けっ放しだった私は、心中(何の治療をやっているのだろう?)という思いだったのですが、いったん終わって舌で歯をなぞってみたらビックリ❢❢(歯がない)
疑心暗鬼の私に彼女は「ちゃんと説明しました」と弁明しましたが、それは半年以上前の初診で「前歯は被せないといけない」という一言。
「被せる」とは、素人の私にいわせれば「虫歯を治療して、上から銀歯を被せる」という認識に過ぎなかったのですが、医者の専門用語では「差し歯にすること」
差し歯にすることで、より多くの治療費がとれ、しかも私がボクサーであることを見越して(ゆくゆくはインプラントや入れ歯にする)、その治療は断行されたと邪推しています。
◆インプラント治療で歯科医院を選ぶポイント◆で 前述したように、「デメリットに言及した丁寧な説明をする」ことが医者の本来あるべき姿だと思います。

当時プロボクサーとしてジムに通っていた私は、当然納得できるはずはありません。差し歯など、練習のスパーリングでも強いパンチを被弾したら一発で折れてしまいます。しかも私はミドル級で試合をしていたこともあって、当然相手も大きくパンチ力も軽量級とは違います。たとえ軽量級でも、プロのパンチなら数発でアウト。もちろん女医は、私がボクサーであることを知っていました。

削る治療をした女医が、私に対して面白くない感情を抱いていた理由は、痛みを感じて治療していた奥歯が治まったため、半年間通院しなかったから。
その日は治療前から、「どうして来なかったんですか?」と腹立たしい口調で私に問いかけました。
その後、治療していた奥歯ではなく、(私にしてみれば痛みはない)まったく無関係の前歯をいきなり歯茎の奥まで削られてしまったのです。
そして、「差し歯にする」と。
女医によると、「歯牙の中が腐食している」(腐食といったか記憶が定かではありませんが、とにかく歯自体がダメになっている、といったニュアンス)
それは私のボクシング生活で「打たれた結果」だと思いますが、女医の診察が不適当なことは後で供述します。

当然納得できるはずもない私は、前述した問答を終え、帰宅してから怒りの感情がわき起こって翌日に霞が関の弁護士会館に事情を話すると、銀座にある「中嶋法律事務所」を紹介されました。
それから「内容証明」を相手に送り(宣戦布告)、裁判手続き開始。

そして裁判当日ーー。
裁判長の前で、お互い宣誓書を読み上げました。
「真実だけを供述して、虚偽はいわないことを誓います」みたいな。
しかし女医から発せられた答弁は、信じられないウソばかり。というかウソだけ。
たとえば「説明はちゃんとしました」から始まって、「私は患者さんに詳しく説明することで良い評価を得ています。模型を使ったり、絵を書いて納得してもらってから治療をしています」など。
この人種は、自己保身のためならどんなウソでも平気でいうと実感した瞬間でもありました。
しかし、一審では「治療の過程で差し歯にすることは当然であり、何の不備があるのか?」と敗訴。
(裁判長の名前は資料を見ないと分かりませんが、この裁判長は何も分かっていない)
その後、上告して示談にまでこぎ着けました。これはイーブン(引き分け)で、歯科医院のバック(保険会社)から示談金を受け取りましたが、その額50万。
弁護士費用はもちろん、上告したので余計に裁判費用がかかり、トータルではマイナス。
それでも内科や外科と違って、歯科の場合は命と直結している場合ではないので、原告(患者)が勝訴どころか示談にまでも勝ち取った判例さえなく、つまりそれは勝ちに近い判決。
これは、私の怨念はもとより、弁護士の先生の力もあっての結果。

その後、明治通りと大久保通りの交差点の近くの歯科医に行きましたが、このときも通院の間隔が3ヶ月ほど空いたことが女医の不満を買ったようで、治療前にレントゲンを撮って(そんなにマメに撮る必要はあるのか?)、治療後にもレントゲンを撮ろうとしたので私は断って帰宅しました。(再来なし)
このときも不信感を覚えましたが、ここに限らず歯科医院はだいたい痛み止め(や化膿止め)は言うに及ばず、その薬が胃に及ぼすかもしれない悪影響を考慮して、ご丁寧に胃薬まで処方します。当然、治療費はかさむ。だいたい、ここの歯科医院で毎回4千円弱くらいの治療費。

そして三度、歯科医院を替えました。歌舞伎町にある「N」歯科医院。(現在は廃院)
この医師にいわせると、「極力、歯を削ることはやってはいけない。横の歯を診ると、それは必要ないし、削ったとしても根元は残しておかないと」という診断。
ここの歯科医は、通常の診察代は2千円が相場で、薬をもらうことはほとんどありませんでした。
それでも入れ歯にする際、それ以前の仮歯の段階で、10万円の治療費。
(これは、その後の入れ歯も併せての代金というが、当然入れ歯がゼロ円ではないだろう)


そんなこんなで……次は国際医療Sの歯科へ。
今までの治療経過を○岡先生に吐露すると、「前歯でかなり苦労しておられますね。入れ歯は日本歯科大学病院(飯田橋)が良いですから、無料で紹介状を書きます」(神対応)
私がそのとき思ったのが、「町の歯科医院より大学病院や総合病院の歯科のほうが良いのでは?」
それもそのはず、実際に行ってみるとまず料金が1/3以下。大学病院だから助手は生徒だが、治療に当たる先生は歯科医だし、説明も丁寧。
(もちろん、ちゃんとした個人の歯科医院もあるはずです)
ちなみに、上歯の入れ歯は5千円以下。(自分の歯は3本で、それ以外は入れ歯です。 そりゃ、大学病院や総合病院は規模や資本力が違う)

私は33才くらいでいったんボクシングを止めましたが、54才からまた格闘技ジムでボクシング練習を再開しました。本気で殴り合うスパーリングはやっていませんが、軽く当てる「マス・スパー」はやっています。そのときは入れ歯を外してマウスピースをつけています。

​​ 新大久保歯科いいんの女医がやったことは、傷害に値するし、裁判で示談まで持ち込んでも、当然ながら謝意はなし。





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最終更新日  2021年03月08日 22時15分15秒
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