チロの夢
チロの夢を見た。
実家でお空へ行ってしまったチロの手を握って、
名前を呼んでいると、チロが息を取り戻した。
妹が、お尻の詰め物をとってくれた。
簡単にとれた。
そしたら、チロが元気になった。
いつもと変わらないチロ。
それから、チロはなぜか人間になっていた。
チロは一生懸命走っていた。
私と走っていた。
詳しい事は思い出せないけど、
チロが夢に出てきたということ。
それが嬉しかった。
今日はチロを思い出して、道で泣かなかった。
それよりも、どんな夢だったか思い出したくて
夢のことばかり考えていた。
かおりちゃんとかおりちゃんのワンちゃんのことも考えていた。
同じ命日。
何度思ってみても、すごい偶然で、
考えずにはいられなくなる。
チロ、すごいよ。
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